漫画家の資格試験とは?基礎固めするなら漫画家アシスタント検定、漫画キャラクター検定を取得しよう

漫画家の資格試験とは?基礎固めするなら漫画家アシスタント検定、漫画キャラクター検定を取得しよう

漫画家として働くうえで、最低限の画力を保証されていると自信に繋がるものです。今回はこの記事で、漫画家に関連する漫画能力検定と鉛筆デッサンマスター認定試験についての試験の情報や専門学校の情報をご紹介します。

漫画家の資格、漫画能力検定とは?

漫画やキャラクターを描き評価してもらう資格

漫画能力検定は漫画愛好者の漫画を描く力をプロの目で客観的に評価する資格です。検定は年に3回開催されており、特定非営利活動法人の日本漫画能力検定協会が主催と運営をしています。

この資格を取得したからといって漫画家としての活動ができるわけではありませんが、この資格を取得しようと努力することで漫画を描くうえでの基本的な技術を身に付け磨くことができるはずです。

試験内容は2種類

漫画能力検定は、「漫画キャラクター検定」と「漫画家アシスタント検定」の2種類が実施されています。「漫画能力検定」とは、この2つの検定の総称を指します。ここからは、それぞれの検定試験の内容を解説します。

漫画キャラクター検定

漫画キャラクター検定は、問題に書かれたストーリーと条件から、受験者がイメージしたキャラクターを描き上げる検定です。例えば、漫画キャラクター検定2級では、指定された設定とストーリーに合わせて、2体の全身キャラクターで指定された表情やアクションを描く試験内容です。漫画キャラクター検定の合格に向けて努力することで、キャラクターをより魅力的に描く力がつくようになります。

この検定は、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級の6段階の難易度設定がされています。4級は小・中・高校生を、1級は漫画専門科生・漫画愛好家を想定して作られていますが、誰でも全ての級を受験することは可能です。

漫画家アシスタント検定

漫画家アシスタント検定は、コマごとに指定された効果や背景を描き込み課題を完成させる検定です。漫画家のアシスタントの仕事内容そのもののような試験内容となっています。例えば、漫画家のアシスタント検定2級では、集中線、ベタフラッシュ、かけ網、つやベタ、ホワイト処理、トーン削り、小物、背景の見本を参考にした背景おこしといったアシスタントとして基本的な技能を用いて描く試験内容です。

この検定の合格に向けて努力することで、漫画家のアシスタントとして活躍するための様々な指示を、決められた時間内に描き上げ、漫画作成に必要な技能を身に付けることができます。

この検定は1級、2級、3級の3段階の難易度設定がされています。どの難易度でも漫画専門科生・漫画愛好家・漫画家アシスタント志望者を想定して作られていますが、誰でも全ての級を受験することは可能です。

漫画家の資格の難易度・合格率

合格率や配点は非公表だが易しいとされている

漫画能力検定の合格率は公表されていません。

ただ、漫画能力検定の公式ホームページには例題や解答例、模範解答や採点基準が掲載されていたり、漫画能力検定の問題集が出版されていたりするため、試験の対策は立てやすいといえます。

合格発表は試験の実施から1か月後、ホームページで確認することができます。

客観的に自分の技能を評価されたい場合に適する

漫画能力検定は、一般的な資格試験のように知識を評価されるものではなく、漫画を描くうえでの技能を評価される試験です。客観的に自分の技能を評価されたいために受験するのもおすすめです。

その他の漫画家関連資格

鉛筆デッサンマスター認定試験

漫画能力検定以外に、漫画家に関連する資格としては、鉛筆デッサンマスター認定試験が挙げられます。

鉛筆デッサンマスター認定試験は、デッサンの理論や技術を理解し、様々な対象を描く技法をマスターした人が合格できます。受験資格は特になく、受験方法も在宅受験であるため、簡単に受験をすることができます。

合格基準は70%以上の評価で、平成26年度の合格率は39.1%です。合格率から少し難しいと感じる人もいるかもしれませんが、鉛筆デッサンマスター認定試験に合格しようと努力することで、デッサン能力が向上し、漫画の絵のクオリティアップに繋がります。

漫画家の資格が取れる学校

漫画の専門学校やスクール、通信講座はたくさん存在する

漫画家を目指す人に向けた専門学校やスクール、通信講座などはたくさん存在しています。関東地方の漫画の専門学校に限っても、20校以上も存在しています。ここからは、おすすめの専門学校を3校ご紹介します。

ヒューマンアカデミー マンガ専攻

全国に16校を展開しており、どのエリアからでも通いやすく、ヒューマンアカデミーは漫画専門学校の中でも大手といえます。

卒業生にはプロの漫画家として活躍する人も多く、業界内での注目度も高いため、出版社から直接企業課題のオファーが来ることもあるそうです。受講生に評判なのはマンガ合宿で、120誌以上の現役の編集者が一同に会するため、業界との繋がりを得ることができます。

漫画家だけでなくゲームデザインやイラスト、アニメ業界やデザイン会社との繋がりも太かったり、出版社やゲーム業界、アニメ業界やデザイン会社など多種多様な業界へのインターンシップに参加することでその会社からの採用をもらえたりするため、進む道に困ることはまれです。

代々木アニメーション学院 マンガ科

日本初の漫画専門学校として誕生して以来、代々木アニメーション学院は業界の第一線で活躍する漫画家を多数輩出しています。

代々木アニメーション学院は、最新のカリキュラムと指導法を追求しており、漫画の基礎だけでなく、時代や読者の需要を把握する能力まで育成しようとしています。ヒット作品を生み出す視点も大切にしながら、ひとりひとりのデビューに向けてバックアップする体制が整っています。

具体例としては、2年生になると狙いの出版社や新人賞に向けた作品制作が始まり、講師の指導を仰ぎながら、効率よく求められる作品を作ることができます。

日本工学院 マンガ・アニメーション科

日本工学院は、スタジオジブリや手塚プロダクションなどといったアニメ業界を支える企業にも多くの卒業生を輩出している専門学校です。漫画家、アニメーター、編集者、アニメ監督、キャラクターデザイナーなどといった幅広い職種をターゲットとした3コース8専攻を設置しています。

日本工学院の一番の特徴は4年制があり、企業とのコラボレーション実習やインターンシップなどを重ね、現場で活躍できるプロスキルを習得できることです。4年生コースを卒業すると、高度専門士の称号を与えられることになり、就職活動でより有利に働きます。

大手出版社の編集部が来校して生徒一人ひとりの作品を講評する出張編集部で、プロの編集者から直接意見をもらったり作品投稿時のノウハウを教えてもらえたりすることもでき、キャリアコンサルタントの資格を持つ職員による手厚い就職支援もあり、将来の道に困りにくい点も良いところです。

資格を必ずしも必要とはしないが、必要な技術が身に付く

もちろん、漫画家になるためには、必ずしも漫画能力検定や鉛筆デッサンマスター認定試験を取得しなくてはならないわけではありませんし、専門学校やスクールや通信講座も行かなくてはならないわけではありません。

ただ、人によって美的センスは大きく異なるため、自分の画力に自信を持てない人には、漫画能力検定や鉛筆デッサンマスター認定試験の合格によって、客観的に自分の画力を評価されていることに自信を持つことができるはずです。

漫画家の資格まとめ

漫画家に資格は絶対条件ではないが、基礎力を測るには良い

プロの漫画家になるために、漫画能力検定や鉛筆デッサンマスター認定試験などといった資格は、絶対に必要なわけではありません。しかし、自分の漫画家としての基礎的な画力に不安がある場合は、資格試験を有効活用して基礎力を測定し、自信としましょう。

漫画家を目指すには、専門学校やスクール、通信講座などで基礎力をつけ、資格試験で腕試しをすることが近道といえるかもしれません。

漫画家の参考情報

平均年収280万円~7000万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種マンガ・アニメ・ゲーム

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