生産技術の給与・年収は?初任給や支給される手当まとめ

生産技術の給与・年収は?初任給や支給される手当まとめ

生産技術の給与・年収、大手企業と中小企業の給与の傾向などについてご紹介します。製造業の現場では欠かせない生産技術という仕事について、昇進や出世はできるのか、その現状や将来性についても詳しくご紹介していきます。

生産技術の初任給

GDP(国内総生産)の2割近くを担っているといわれる製造業ですが、そんなモノづくりの現場の要を担うとされるのが「生産技術」という仕事です。ここでは生産技術の初任給について紹介していきます。

生産技術の初任給

生産技術の初任給は、一般的な大学卒業の場合で20万円程度といわれています。

生産技術は経験がものをいう仕事でもあるだけに、はじめの頃は成果による給与や年収の差が出にくいのですが、外資系企業で生産技術として働く場合は30代で管理職となる人もいて、高収入を得ているケースもあります。

生産技術はさまざまな業界で活躍していますが、医薬品業界は給与が高くなる傾向にあるようです。はじめの頃は小さな生産ラインの生産技術として経験を積んでいきますが、次第に大きな生産ラインを任せてもらえるようになり、その後は管理職などへキャリアアップして、給与もアップしていくというのが一般的な流れです。

資格取得で給与アップ

はじめの頃は成果による給与の差が出にくいとお伝えしましたが、関連資格を取得すれば「資格手当」が付き、給与をアップさせることができます。「生産技術者マネジメント」の資格は、ソニーやパナソニック、トヨタ自動車や富士フィルムなどの有名企業でも推奨されていて、毎年多くの生産技術の仕事をしている方が受験しています。

生産技術の仕事ではCADというソフトが使用されますが、「CAD利用技術者試験」の資格取得も給与アップにつながります。「生産技術者マネジメント」の資格は誰でも受験することができるので、積極的に資格取得を目指すといいでしょう。

生産技術の平均給与

生産技術の給与は一般的な会社員とさほど変わらないとされています。中には高収入を得ている人もいますが、勤務する会社の規模によって、生産技術の給与も大きく変わってきます。ここでは生産技術の平均給与や、給与以外の手当などについて紹介していきます。

生産技術の平均給与は25万円から35万円

生産技術の平均給与は25万円~35万円程度といわれています。これは一般的な会社員と変わらないともいえますが、なんらかの役職に就けば、それ以上の給与を期待することもできるでしょう。

生産技術という仕事は、モノづくりを行なう製造業の業界において欠かせない重要なポジションを担っています。多くのメーカーにおいても生産技術は欠かせない存在と認識されていて、さまざまな経験をすることから「出世しやすい職種」ともいわれています。

生産技術の職に就くすべての人が出世できるというわけではありませんが、設計から生産体制ができあがるまでの一連の流れに関わる中で、さまざまな知識を学んでいきます。それらの知識や技術を蓄えていくことで、上のポジションへのキャリアアップ、そして年収アップを期待することもできるでしょう。

残業手当を期待できる?

生産技術の給与は、会社内の他の職種と比べて高めになる傾向があります。その理由の一つに残業が多いことが挙げられます。

生産ラインの工程で不具合があった場合、すぐに生産ラインをストップして修理するということはできません。設備の修理や改善対策は、工場が稼働していない休日に出勤して対応に当たることがほとんどで、どうしても休日出勤が増えがちになります。

また、生産ラインの不具合の原因究明、トラブル対応や各部署との関わりもあり、業務量の多さから残業も多くなりがちです。ですから生産技術となるうえで、残業や休日出勤が給与に反映されるかどうかは大きな判断材料になるでしょう。

生産技術のキャリアパス

生産技術は出世しやすい職種ともいわれていますが、それは社内でいろいろな経験をし、出世につながるキャリアパスを積み重ねることができるからです。

仕事を長く続けていれば、いずれは生産現場を管理・指導する立場になりますが、本人の希望や適性によっては品質管理や品質保証、生産管理や研究開発といった技術系の職種へ異動することもあります。技術系の部署への異動が給与アップにつながることは少ないですが、研究開発に関しては給与アップを望むことができるでしょう。

生産現場で働き続けて工場長クラスとなることができれば、大きな給与アップが望めます。また、海外工場の管理責任者や、高収益企業の生産技術となることができれば、年収1,000万円以上という数字も不可能ではなくなります。

マネジメントスキルが磨かれる

会社内でのキャリアパスにもつながりますが、生産技術の仕事では「コスト」「時間」「品質」と数字を意識する機会が多く、その数字を達成するためのマネジメントスキルが磨かれていきます。

また、品質向上のための対策では、思いついたアイデアを具現化していく力も身に付きますし、社内での人脈を広げることもでき、それらを「キャリアパス」として積み上げていくこともできます。キャリアパスを積み上げていき、順調に昇進していけば、高収入を得ることも可能となります。

生産技術の平均年収

生産技術の平均年収は300万円~500万円程度とされています。年収の幅が広いのは、大手企業に勤める人と、中小企業に勤める人とで年収の額が大きく変わってくるからです。ここでは大手企業と中小企業の違いや、生産技術の転職について紹介していきます。

海外にも生産拠点を構える大手企業

大手企業では生産性を高めることが重要なテーマでもあり、大手メーカーなどは生産技術を極めるために研究所を置く企業も増えているそうです。大手メーカーは全国や海外に生産拠点を置くこともあり、世界を股にかけて活躍するチャンスもあります。

大手企業なら生産技術を配置する人数も多く、異なる部署ごとに生産技術を置くところもあるでしょう。このように多くの部署がある大手企業では、キャリアパスを重ねた後の昇進先の選択肢が広がることも考えられ、給与の高い部署を選ぶことができるかもしれません。

大手企業の魅力の一つに給与が高いことが挙げられます。大手企業は多くの利益を得ているからこそ全国や海外に生産拠点を置くことができ、それを社員の給与へ還元することができるのです。また、大手企業なら福利厚生など、給与以外の面でも期待することができるでしょう。

仕事の幅が広い中小企業

中小企業の中には自社独自の技術を高め、自社製品で市場の多くを占めている企業もありますが、中小企業の多くは、多種多様な製品作りということで薄利多売の傾向もあり、大手企業に比べると年収は低くなります。

しかし、中小企業の中には大手企業が作る製品の「部品」となるものを製造する企業もあり、中小企業は多種多様な製品を作り出し、大手企業を支えているという意味ではやりがいのある仕事ともいえるでしょう。

異業種への転職について

生産技術は専門性のある仕事なので、異業種の生産技術へ転職するケースが多く見られます。業種の異なる業界へ転職したとしても、生産技術の仕事の流れや役割については理解しているので、それまでに積み上げた経験を転職先で活かすことができます。

待遇や給与アップなど、キャリアアップを狙った転職も見られますが、異業種への転職と比べるとその数は少なく、よほど能力が高く、優れた人材でなければキャリアアップ目的の転職は難しいかもしれません。

生産技術の給与・年収まとめ

世界を股にかけて活躍するチャンスがある

生産技術の給与・年収は一般的な会社員と変わらないといわれていますが、給与面に不安があれば大手企業に就職したり、残業や休日出勤など手当が多い会社に就職したりすることで、不安を解消できるかもしれません。生産技術者マネジメントやCAD利用技術者試験の資格を持っていれば給与アップも期待できるでしょう。

海外に生産拠点を置き、世界を股にかけて活躍できるような大手企業に就職することができれば、その結果として高収入を得ることも十分に可能となるのです。

統計情報 出典元:

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