グランドスタッフの給与・年収は?初任給や支給される手当まとめ

グランドスタッフの給与・年収は?初任給や支給される手当まとめ

空港内の業務を担当するグランドスタッフは、航空会社や空港サービスに就職し、空港内のスタッフとして業務にあたります。グランドスタッフはどのようなキャリアを積み、どの程度の年収を得られるのでしょうか。グランドスタッフの給与・年収についてまとめました。

グランドスタッフの初任給

新卒は契約社員・アルバイト採用

航空会社の地上職と呼ばれるグランドスタッフ。空の旅の入り口と出口を守る彼らの働く姿は華やかであり、学生が選ぶ人気就職先の一つに挙げられることも多くあります。

そんなグランドスタッフへの就職は、新卒の場合には契約社員・アルバイトからスタートします。時給契約となり、時給1,000円程度からのスタートとなることが多いようです。

見た目以上にハードな仕事

グランドスタッフは航空会社の制服に身を包み、空の旅の案内をするという華やかなイメージがある職業ですが、その実態は見た目以上にハードな内容です。

空港は日が昇る前から深夜まで営業しているため、その時間に合わせてシフト制で勤務することになります。早い時は朝2~3時に起床し、5時前から勤務開始。遅い時は日付が変わってからようやく退勤となるほど、拘束時間が不規則にならざるを得ません。

また一日中立ち続けることが求められる上、多くの旅客の要望を聞く必要があるため、精神的にも肉体的にも消耗が激しくなります。就職前に抱いていたイメージと現実のギャップに耐え切れず、数年以内に退職するスタッフが多いようです。

そのためか、数年間契約社員として過ごして経験を積んだ後、正社員として雇用するという流れが業界全体で一般化しているようです。

外国語ができると優遇

グランドスタッフになるための条件には高い学歴は求められないことが一般的です。大学院・大学卒・高卒すべて一律の条件からスタートする会社もあります。

学歴は重視されませんが、その代わりに語学力を要求されることが多くあり、一般的には英語力を求められます。また海外からの旅客の相手をすることも多いため、中国語やスペイン語など、第2外国語を話せる人材は優遇される傾向があります。

また、海外の航空会社を拠点とするLCCのグランドスタッフの場合は、英語よりもその拠点国の言語が優先されることがあります。LCCは多くの国に広がっているため、何らかの外国語ができることが、就職先の選択肢を広げてくれるでしょう。

グランドスタッフの給与

時給1,000~1,500円からスタート

グランドスタッフは、新卒・未経験の場合には契約社員・アルバイトからスタートすることが一般的です。時給契約となり、時給1,000~1,500円からスタートします。

航空関連の職業では、基本給のほかに資格や役職など豊富な種類の手当がつくことが一般的ですが、正社員になるまでは、法的に支給が義務付けられている時間外手当や早朝・深夜手当以外の恩恵を受けることはあまり期待できないでしょう。

グランドスタッフとなってから3年程度までは、18万円~22万円程度の月給となるでしょう。

3~4年で正社員化

3年キャリアを積むことで、正社員登用の道がひらけます。その際、基本給は20万円~22万円前後となりますが、諸手当が付くようになるため、給与の総額はぐっと引きあがります。

諸手当には超過勤務手当や早朝・深夜手当のほか、住宅手当、シフト勤務手当、資格手当、役職手当などがあるようです。

既卒は正社員登用あり

新卒は契約社員・アルバイトからスタートしますが、既卒者の中途採用の場合には正社員登用から始まることもあります。

それまでの経験や語学力などの能力を判断されて待遇が決まりますが、その場合も20万円~22万円程度で雇用されるようです。

グランドスタッフの年収

数年間は低い

グランドスタッフの年収は、キャリア序盤の数年間は賞与や手当がないため、非常に低い額となることが一般的です。

基本給+時間外などの手当×12か月分となるため、年収としては250万円~350万円前後となるでしょう。不規則な勤務形態の上薄給が数年続くため、経済的・体力的それぞれを理由とした退職者が多いようです。

グランドスタッフのキャリアパス

グランドスタッフは航空会社や空港サービスを行う会社に雇用される職業のため、フリーランスのグランドスタッフは存在しません。グランドスタッフとして高い収入を得るためには、キャリアを積んで昇進していく必要があります。

グランドスタッフのキャリアパスは会社によってある程度の差はありますが、現場から管理職に向けて昇進していくことが一般的です。

最初は訓練から

グランドスタッフとして入社した直後は、基礎訓練の期間にあてられます。

航空業界の基礎知識、グランドスタッフとして必要なカウンター業務・搭乗および到着時の業務に関する基礎訓練を行います。

数か月ほど訓練を行った上で見極めを行い、合格すればいよいよ接客業務へ移行します。

搭乗口業務・到着業務で接客開始

最初に行う業務は、航空機の機内へお客様を案内する搭乗口業務と、到着した飛行機から降りたお客様へ手荷物の返却を行う到着業務となります。

搭乗口業務は予定されている旅客が全員搭乗したかを確認する必要があり、担当する飛行機が無事に出発できるかを握る大きな役割です。非常に責任が重い仕事であるため、新人といえどもミスは許されません。

到着業務は、飛行機の到着先で旅客が無事に飛行機から降りるための業務です。荷物の返却や、機内でのトラブルの解決を引き継ぎ対応することが求められます。

時には機内で荷物が破損する、乗客の体調が悪くなるといったトラブルが発生することがあります。トラブルの種類はさまざまであり、それらの対応をCAから引継ぎ、問題の解決のための処理を行います。

搭乗口業務、到着業務ともに重いプレッシャーがかかる業務ですが、これらを通じてグランドスタッフとしての経験を積んでいきます。この前後で正社員となり、年収は300万円~400万円が期待できるようになるでしょう。

カウンター業務

グランドスタッフと聞いて、最もイメージが強い業務はカウンター業務でしょう。

航空機に乗るための手続きを行うカウンター業務は、最も多くの乗客と接する必要があります。さまざまな国、年代、立場の人々と接する仕事のため、高いコミュニケーション能力が求められる立場です。

搭乗手続きでチェックすべきポイントを見逃すことで大きな事件につながることもあるため、大変重要なポジションであるといえます。

グランドスタッフのチームリーダー

数年間のキャリアを積むと、多くのグランドスタッフを束ねるチームリーダーに任命されます。これまでの現場仕事とは一変し、従業員の管理に回るため異なるスキルが求められます。

数人規模の小さなチームからスタートすることが一般的ですが、会社や空港の規模によっては十数名といった規模の人員統括が求められることもあります。

管理職へ

最終的にはグランドスタッフの部門全体を統括する管理職という道があります。ここまでくるとグランドスタッフとしての役割よりも、その会社の旅客サービスの責任者といってよいポジションとして扱われるでしょう。

空港で関わる他の会社や他の部門との調整も仕事の一つとなるため、高いマネジメント力が要求されます。ここまでくれば年収は600万円以上が望めるようになり、十分な収入を得ることが期待できるでしょう。

男性のグランドスタッフは必要?

グランドスタッフは女性のイメージが強い職業ですが、男性のスタッフも多く活躍しています。

カウンター業務においては数十キロにおよぶ荷物を預かることもあり、女性スタッフでは持ち上げることすら難しいことがあります。また体の不自由なお客様の移動の手伝いをするなど、腕力が求められるケースも少なくありません。

華やかに見えるグランドスタッフの仕事ですが、大変体力を求められる業務もあるため、男性スタッフの活躍が期待されています。

グランドスタッフの給料・年収まとめ

スタート時点は安い

グランドスタッフは契約社員・アルバイトからスタートすることが多く、スタート直後の年収は非常に低い水準です。数年たってようやく正社員となり、300万円~400万円の収入を得られるようになります。

キャリアパスは明確

グランドスタッフは航空会社や空港サービスの会社に就職するため、社員としての昇進にともない年収が上がっていきます。最終的な管理職になれば高い年収を得られますが、そこまで行くには15年以上のキャリアが求められるでしょう。

グランドスタッフの参考情報

平均年収250万円~350万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種旅行・ホテル

統計情報 出典元:

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