神職の資格・試験とは?階位(神職資格)試験の概要と合格の秘訣

神職の資格・試験とは?階位(神職資格)試験の概要と合格の秘訣

神社を守り次に受け継いでいく神職として働く上で、資格に合格していなければその業務に就くことは出来ません。今回はこの記事で神職に関連する代表的な資格の階位についての試験の情報をご紹介します。

神職の資格、階位とは?

神職の仕事をするための資格

神職の仕事をするためには、階位という民間資格を取得する必要があります。現在では事実上神社本庁が発給している神職資格が神道界では基本になっています。

神職になるには神社本庁の階位を取得することになります。教派神道の団体で各自発給している資格もありますが、神道の勉強や必要な祭の形式などを身につけるために神道系の学校に行くと神社本庁の資格を取得できます。

階位の取得にはいくつか方法がある

神職の仕事をする為の階位にはいくつか取得の方法があります。一つは試験を受ける事で階位を与えられて神職としての仕事が出来ますが、試験は階位検定講習会を受講して試験に合格する事が必要です。受講して、検定に合格すると階位が取得できます。

他にも神職資格課程を有する大学を卒業する方法もあり、國學院大學と皇學館大学の2ヶ所に階位取得を目指すことができる専門学科があります。4年間大学で学び、所定の単位を取得することで取得することが出来ます。神社運営の神職養成所を修了することでも階位は取得することが出来ます。

全国に6か所ある神職養成所の過程を修了してから階位検定試験に合格すると階位が得られるようになっています。神職養成所は神社本庁かたの推薦状が必要で、社家以外の人は難しい方法であると言えます。

神職の資格を得られる階位試験の難易度・合格率

3つの試験で構成されている専門的な知識を増やす

神職になる為に必要な階位の試験は小論文と筆記試験と口述試験に分かれています。各科目100点満で一度合格した科目は5年間有効とされています。

試験の種類も豊富なことに加えて、幅広い範囲から出題されるので学んだことを活かす事が大切です。合格率は公表されていません。

階位

合格率 公表されていない
受験資格 階位検定講習会を受講したもの
受験費用 1,380円
出題範囲
  • 神道概論
  • 神道史
  • 祭祀概論
  • 神道神学
  • 神道古典
  • 神道教化作法
  • 神社関係法規
  • 宗教学概論
  • 世界宗教史
  • 日本宗教史
  • 国史学
  • 哲学
  • 心理学
  • 倫理学

階位検定試験の指定参考書で学ぶ

神職になる為に必要な階位を取得するためには日常的とはかけ離れたことを学ぶ必要があります。何を教材して学習してよいか分からないと思いがちですが、階位検定試験の指定参考書があるので幅広く神職になる為に必要なことが記載されています。

その他の神職に関連する資格

階位の取得以外にも神職に関連する資格は様々

階位検定資格以外にも神職に関連する資格はいくつかあります。階位は神職の仕事をする上で必要なものですが、他にも取得すると便利な資格があるのです。

  • マイクロソフトオフィススペシャリスト
  • 日商PC検定
  • 表計算処理技能認定試験
  • パソコン技能検定Ⅱ種試験
  • 運転免許

一覧にあるマイクロソフトオフィススペシャリストや表計算処理技能認定試験は神職の仕事をする上で必要なパソコン業務に役立ちます。神職は神社を運営する立場でもあるので事務作業が欠かせないものです。ワードやエクセルの作業に加えて、パソコン検定技能Ⅱ種試験を取得していると重宝されることでしょう。

加えて、運転免許も神職の仕事では必要な資格です。必須ではありませんが、神職の仕事の一つに祈祷があります。祈祷は地域の行事や外部に出かける必要があり現地で行うものなので、荷物が多い神職は車移動が一般的です。

神職の資格が取れる学校

國學院大學

國學院大學は、神職を目指す人の為に神道文化学部が用意されている学校です。

神道文化コースと宗教文化コースの2つに分かれていて、それぞれ相応しい授業科目を1年次から配置しています。1年から神道についてガッツリ触れることが出来て、神職について学ぶ事が出来ます。

神道文化コースでは祭りの伝統や神社史などの神道に関する分野を学ぶことで、神職を目指すための教養を身に着けることが出来ます。日本における他宗教や世界の宗教文化を学び、幅広い知識を吸収できる環境が魅力です。

神職として働く卒業生が多く就職サポートも充実

國學院大學では卒業生の約60%が神職の仕事をしている実績もある事が魅力の一つ。神職にとどまらず一般企業でも活躍していますが、神職の仕事に必要な対策講座の開催なども積極的に行っているので、支援のバックアップも万全と言えます。

時間を有効的に使い学べるフレックス制

國學院大學では学業と生活の両立がし易い昼夜開講制のフレックスを採用しています。昼間の授業時間帯と夜間の授業時間帯を設定していずれの時間帯でも同じカリキュラムに基づいて授業を行っています。

1日の授業を7時限に分けて1時限から5時限までは昼間時間帯、5時限から7時限を夜間時間帯にしています。都合の良い曜日と時限から希望する科目を選択して受講することが出来ます。時間を効率的に自分の好みで学習できるのは大きな強みと言えるでしょう。

皇學館大学

皇學館大学では、神職養成部があり神職を目指す学生に階位の取得を確実にする為に日常生活から神職の心構えまで個別指導を実施しています。神職の資格である階位が取得できなければ仕事をすることが出来ません。学年ごとで神職の仕事をする為の意識を高めていくプロセスと支援を行っています。

1年次では神務実習がメインで、白衣で神社において実際の体験をすることが出来ます。実習が多いので神職になる為の基礎的な力を身に着ける支援をしています。2年次には神職課程の講義があり、着実に履修することで神社への理解を深める学習が多いです。

神社への参拝の実習で神社奉仕体験をすることから神社への奉職や神職になる意志を高めます。1年次から4年次まで、神職になる為に必要なことを学ぶことが出来る大きな魅力があります。

就職サポートも万全で神職を目指せる

皇學館大学では、就職サポートも万全で3年次になると個人面接を行い神職になる為の方向付けを行います。神職過程修了者を対象にして就職指導として現任神職講話を実施しています。

具体的に神職を目指す神社を選択するためにそれぞれ志望する神社の研究や参拝、神社のパンフレットや求人票を参考にして専願神社の決定をサポートします。内定後も神社就職内定者指導を実施していて入社後も対応もしっかりと支援してくれる魅力があります。

神社ならではの体験で仕事に携われる

皇學館大学ならではの体験として神社奉仕があり、夏休みや年末年始で神社に参拝者に接し、神社の仕事に携わる事が出来る体験があります。夏休みには熱田神宮と伊弉諾神宮、富士山本宮浅間大社などで奉仕を行い、年末には新年を迎える準備や初詣の参拝者に接して神社の仕事を体験することが出来ます。

事前に神社に行く上での注意事項や心構えについて指導も行っているので学生は安心して神社奉仕体験が出来るのです。実際にこれから働くであろう神社での体験が出来ることは、神職として大きな財産になる事は間違いありません。

神職の資格・試験まとめ

神職になるなら階位の試験合格を目指そう

神職の仕事自体は、特別な資格に合格しなければ業務に就くことが出来ません。階位は神職の仕事をする上では必要な資格で、取得する方法はいくつかあります。

神職に関する資格試験は、階位以外にもいくつもの試験が行われています。まずは階位の取得を目指し、自身の理想とする神職像に役立ちそうな資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

神職・神主の参考情報

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  • 階位(神職資格)
資格区分 民間資格
職種葬祭・宗教

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