仏師の資格・試験とは?仏師として活動するための技術や知識が身につく仏師養成講座が人気

仏師の資格・試験とは?仏師として活動するための技術や知識が身につく仏師養成講座が人気

仏師は基本的に必須となる資格などはない世界ですが、その技術は長い年月をかけて受け継がれ、磨かれてきたものです。本記事では、プロの仏師から仏像彫刻について学ぶことができる仏師養成講座などついてご紹介していきます。

仏師の資格について

仏師の仕事に就くために必要となる資格や試験などはありません。普通は仏師のもとへ弟子入りして技術を学んでいくという形になりますが、仏像彫刻専門の学校へ通ったり、美術・工芸関連の大学へ通ったりして仏像彫刻の技術を学んでいく人もいます。

仏像彫刻は千数百年にわたって続いてきた仕事ですが、技術さえあれば誰でも仏師の仕事に就くことができるともいえます。

その技術は仏師養成講座を受講することで学ぶことができますが、ここでは独立して活動していけるだけの技術や知識を学ぶことができる「関侊雲仏像彫刻・木彫刻学院」の仏師養成講座について紹介していきます。

関侊雲仏像彫刻・木彫刻学院とは?

最近は、テレビや雑誌などで仏像彫刻について触れられることもあり、仏像彫刻について関心が高まってきています。各地で開催されている仏像彫刻教室も、その関心の高まりを示すものだといえるでしょう。

「関侊雲仏像彫刻・木彫刻学院」は、前身の「侊心会仏像彫刻・木彫刻教室」から発展した学校で、その木彫刻教室では1,000名以上もの人々に仏像彫刻の技術を教えてきたそうです。

仏像彫刻は千数百年もの歴史の中で師匠から弟子へと受け継がれてきましたが、その貴重な技を次の世代へ伝えたいと2010年に仏師養成講座を開講しています。

仏師養成講座で教えていること

「関侊雲仏像彫刻・木彫刻学院」の仏師養成講座では、前身の仏像彫刻教室でのお客様や生徒との信頼関係を基にして、仏像・木彫刻の基礎から応用までと、院生のレベルに合わせた技術指導をしてくれます。

仏師養成講座では技術だけでなく、独立して活動していくうえで必要な知識も学ぶことができ、卒業後の進路まで個別指導してくれます。仏師養成講座を卒業した後は、独立やセミプロ、個展開催などさまざまな形で活動していくことになりますが、個別指導ではその人に合う形での活動方法について徹底的にサポートしてくれます。

仏師養成講座の受講資格は?

仏師養成講座で学ぶ際の受験資格は特になく、誰でも講座を受講することができます。仏像彫刻には芸術的なセンスが必要だと思われがちです。たしかに、はじめのうちは手先の器用さが求められますが、最も必要とされるのはその人の「やる気」です。

仏師養成講座では、立体制作の基礎から段階を追って学んでいくことができるので、見本を元に彫刻技術を自然に身につけていくことができ、初心者であっても安心して取り組んでいくことができるでしょう。

仏師に役立つ仏師養成講座の概要

仏師養成講座では、基礎課程、上級基礎課程、応用課程、上級応用課程の4つの課程で仏像彫刻の技術を学んでいきます。

1つの課程の習得にかかる期間は最短1年ほどですが、何年もかけてゆっくり学んでいくことも可能です。ここでは基礎課程から上級応用課程について詳しく紹介していきます。

基礎課程

基礎課程では自分の道具を作ることからはじめていきますが、まずは彫刻刀の機械研ぎと手研ぎを習得し、自分だけの道具を作ります。地紋彫りからはじめ、立体の彫り方やモノの捉え方について学びます。

仏像の顔や手、足など各パーツの構造を学び、全身像の彫り方など仏像の基本となる本格的な勉強に入っていきます。修了制作では、それまでの集大成として好きな仏像を原型に選び、自分の力で仏像を制作します。

上級基礎課程

上級基礎課程では基礎課程で制作した仏像を乗せる台座と光背を制作し、2体目の仏像、3体目の仏像を作っていきます。基礎課程では習わなかった、より高度なシワの入れ方や仕上げの練習をし、さらに完成度を高めた仏像作りについて勉強していきます。

原型のない仏像を作る際は粘土で原型作りをしていきますが、粘土での原型作りの基礎や、基礎課程で使うヒノキ以外に彫刻で多用される木について、その特徴や彫り方のコツなどを学びます。

応用課程

応用課程では、初期の段階で行なう図面の書き方についての基礎を学びます。上級基礎課程では原型のない粘土作りを学びましたが、応用課程では原型のある仏像の粘土作りをしていきます。

自分の好きな木の材料を選び、タタキノミを使った制作を進め、粘土で作った原型を元にして仏像本体を制作します。また、仏像制作の現場で必要とされる修理や修復についても学びますが、実際の仏像制作の現場で想定される技術や必須の技術も同時に身につけていきます。

上級応用課程

これまでの集大成となる上級応用課程では自分の彫りたい仏像を選び、図面作りから粘土での原型作り、タタキノミを使った制作を進めたあとの仕上げ、完成までを一人で行なっていきます。

上級応用課程を修了することで、独立して仏師として活動していくだけの技術と知識を身につけることができますが、さらに自由選択科目を受講することで、独立後の営業などで役立つ彫刻以外の知識を学ぶことができます。

自由選択科目は2つ

自由選択科目には「仏画」と「学科」の2つがあり、仏師養成講座を修了するための単位とは別に受講することができます。仏画では、白紙に下絵から仏画特有の色付けまで、基本的な仏画の描き方を学ぶことができます。

学科では、お釈迦様をはじめとする仏教の歴史や逸話、仏像の歴史や背景などを知ることができ、仏像彫刻への理解を深めることができます。独立後に役立つ彫刻以外の知識まで総合的に含んでいて、自由選択ではありますが、将来独立を目指す方にとっては必須科目といえるでしょう。

仏師養成講座の良いところ

仏師養成講座を受講する人の多くは働きながら仏像彫刻の技術を学んでいます。仕事が忙しくて受講できない場合でも柔軟に対応してくれ、無理のないカリキュラムで自分のペースに合わせて受講することができます。

学院卒業後の進路について心配される方も多いそうですが、仏師の仕事は仏像の制作だけでなく、古い仏像の修復や仕上げ作業を請負う仕事、展覧会活動や教室運営など、さまざまな仕事があります。

卒業生の希望や夢を叶えるため、親身になって徹底的にサポートしれくれるので、安心して仏像彫刻を学んでいくことができます。

仏師養成講座の卒業後について

「関侊雲仏像彫刻・木彫刻学院」の仏師養成講座では、仏像彫刻の技術や知識を学ぶだけではありません。仏師養成講座の中では、独立後に役立てることができる総合的な知識を学ぶことができますが、卒業後の進路についても手厚いサポートを受けることができます。

ここでは卒業後の活動について、どのようにサポートしてくれるのかを詳しくお伝えしていきます。

進路平行サポートについて

仏像彫刻の技術を身につけたとしても、仏師の就職先を簡単に見つけることはできません。自分の進みたい道を自分で探さなければいけないため、どうしても空白期間ができてしまいますが、その問題を解決してくれるのが「進路平行サポート」です。

自分の望む道へ進むためには就職活動や、独立のための資金準備から場所探しなど多くの時間がかかることになります。これらの活動を技術の習得期間中から始め、個人面談では「今優先すべきこと」を的確にアドバイスしてくれます。

仏師養成講座の責任者である関侊雲さんは、独立後に工房を構えることはもちろん、彫刻教室の運営から「関侊雲仏像彫刻・木彫刻学院」の設立まで、さまざまな事業を起こしてきています。その経験を活かしたプロ仏師ならではの的確なアドバイスをもらうことができます。

個展活動を中心とした活動をしていきたい場合

たとえば、個展活動を中心として活動していきたいという場合、必要なのは会場選びから個展開催を知らせる告知や広告、展示作品の制作や資金作りなど、やらなければいけないことはたくさんあります。

そのような中で、「今やるべきこと」が分かれば迷うことなく確実に前へ進んでいくことができます。進路平行サポートでは技術の習得と並行して、個展活動へ向けた準備も進めていきます。

無駄のない効率的なカリキュラムとプロ仏師の的確なアドバイスで、一歩一歩着実に前へ進んでいくことができます。

仏師の資格・試験まとめ

生涯にわたって長く活躍できる仕事

仏像彫刻の歴史は古く、その技術は千数百年にわたって師匠から弟子に受け継がれてきました。公的に認められた資格はありませんが、仏像彫刻は千数百年にわたり磨かれてきた確かな技術ということができます。

就職先や求められる場は限られますが、仏師の仕事がなくなることはありません。仏師の世界では50代に最も仕事が充実するともいわれていますから、生涯にわたり長く活躍していくことができる仕事ともいえるでしょう。

仏師の参考情報

平均年収300万円~500万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種葬祭・宗教

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