キャラクターデザイナーになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

キャラクターデザイナーになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

キャラクターデザイナーになるには、想像力や創造性だけでなく、どんな行動をさせればより魅力的になるのかを考える必要があります。キャラクターは特別だからこそ、的確に活かす高度なセンスが要求されます。今回は、キャラクターデザイナーになるには何が求められるのか、向いている人の特徴や、必要なスキルについてご紹介します。

キャラクターデザイナーになるには何が必要?

魅力的なキャラを生み出す豊かな想像力、創造性が必要不可欠

キャラクターデザイナーは、アニメやゲーム、広告などの様々な分野において活躍するキャラクターをデザインし、世に発信する仕事です。キャラクターにとって、キャラクターデザイナーは神に等しく、全てはキャラクターデザイナーが創作した設定次第です。

こうした仕事を行うためには、普段から人間や動物など様々な生き物を観察し、どういった性格でどういう行動をとれば面白いか、を「想像する」習慣をつけることが大切です。また、普段からアニメやゲーム、広告、映画、小説などに多く接し、自分の中のイマジネーションの元となるインプットを行う習慣も、自分の器を増やすためにも重要になってきます。

小説家やシナリオライター、ゲームプランナーにもこうした習慣は求められますが、昔からクリエイティブに多く接している人ほど、こうしたことが自然に出来ている人が多い印象があります。娯楽が少ない分想像を多く行なってきた、なんて人も少なくありませんが、そうした想像の幅を広げ深めるためには、他人の創作物からの刺激は必要不可欠です。

自らの想像力を大事にしながら、様々な表現に触れることで思考に刺激を与える、そうした習慣が創造性を育て、想像力を磨いていくのです。

既存のキャラクターに新たな彩を与えるアレンジ力

キャラクターデザイナーは、基本的にはキャラクターの見た目的な設定から性格までを全て生み出しますが、キャラクターデザイナーに求められる仕事の範囲は状況に応じて様々です。場合によっては、ディレクターや監督、シナリオライターなど製作指揮にあたることの多い役職の人が生み出した設定を元に絵に起こす場合もあります。

また、過去にすでに発表された人気キャラクター、いわゆる版権もののキャラクターを新しいメディアとして発信していくために、新しいプラットフォームに適応させるために、新たなキャラクターデザインを追加するような仕事も多くあります。

例えば駅での迷惑行為への注意喚起のためにファンタジーアニメの登場人物を使ったり、ギャンブルのイメージがないキャラクターに、適切なパチンコ・パチスロの大当たり演出を加えたり、気難しくいつも座って睨みを利かせているようなキャラクターをパズルゲームで動かしたりなどです。

こうした既存のものに新たな要素を肉付けしたり、原作者や創作者の作った案を適切にビジュアルイメージに起こしたりすることもキャラクターデザイナーの大切な役割です。視覚的な新しいイメージが付加されるだけでも、非常に多くのことがわかってくるものです。

文字だけで設定を作っていた脚本家が考えていたこと、想定していたこととは違った問題が、キャラクターデザイナーの描き起こしによって判明することもあります。ビジュアルイメージが不可能な指定がある場合もあります。そうした場合に絵描きとしての意見を脚本家にぶつけることで、設定を改めたり、ブラッシュアップさせたり出来ます。

キャラクターデザイナーに向いている人、適性がある人

好奇心旺盛で、様々なことに豊かな想像力が働く人

キャラクターデザイナーは、必ずしも人間だけをデザインするとは限りません。動物や深海生物、恐竜や宇宙生物、異世界の住人やファンタジー世界の勇者、幽霊など、性格が直接はわからないもの、現実に存在が確認されていないものを表現しなければならないことは多々あります。

そもそもが現実には存在しない創作上のキャラクターを新たにデザインし、生み出すわけですから、そのキャラクターがいる世界のことを考え、キャラクターはその世界についてどう考えているのか、どう言った価値観に基づいて行動するのか、キャラクターの性格はどうなのか、周りの人や生き物などがどう見えているのか、などを深く想像し、創造できる能力が必要です。

誰しもが、見た目だけ知っている人、中身だけ噂で聞いている人、といったように一部の情報しかない人に対して、なんらかの想像や、妄想を働かせることはあるかと思います。キャラクターデザイナーには、そうした一部の限られた情報から想像を膨らませる力こそが求められます。

新しく出会った人や、歴史上の人物、まだ見たことのない地球外生命体などに対して、どういった日常を送っていて、これまでどんな人生を歩んできて、どういったプロセスを経て人生を全うし、どういう運命で自分自身に知られることとなったのか、など、過剰とも言えるくらいの妄想を働かせられる人が、キャラクターデザイナーに向いています。

様々な職種の人と、コミュニケーションがしっかり取れること

キャラクターデザイナーの多くは、企業に勤めています。そうした組織で働くキャラクターデザイナーにとって大切なのは、アニメやゲームなどの開発に携わる多様な職業の人たちとの意識の共有です。

特に規模の大きいプロジェクトになると、様々な職種の沢山の人が関わり、創作物が生まれていきます。その創作上の世界を動くキャラクターは非常に重要でありながら、キャラクターデザイナー1人の力では世に発信する表現とはなり得ないのが現状です。

キャラクターをデザインするのはキャラクターデザイナーですが、そのキャラクターに色をつけるのは彩色担当やグラフィッカーですし、そうしたデザインに沿って動きをつけるのはアニメーターで、声をつけるのは声優ですし、キャラクターグッズのイラストを別のイラストレーターが担当する場合もあります。

斯様に、一人のキャラクターだけでも、非常に多くの人が関わっていることをいつも意識しながら、自分の生み出したキャラクターのイメージを、会議や打ち合わせ、指示書や仕様書などによって、どんな職業の人にも的確に内容が伝わり、常に同じ意識で制作に取り組めるような環境をつくるには、相当なコミュニケーション能力が必要です。

また現場に展開して一度のリテイクもなくうまくいくことは非常に稀で、現場から必ずなんらかの意見や、設定の見直しを求める声が出るでしょう。こうした声に適宜応えていくことも、キャラクターデザイナーの大切な務めです。

一人で全て担当するにしても、売り込む対象である顧客にそうした魅力が伝わらなければ意味がありません。自分が生み出したキャラクターの魅力を、どんな相手であってもしっかり伝えられるような人が、キャラクターデザイナーに向いています。

様々なことに対して、新たな楽しみや魅力を見出せる人

キャラクターデザイナーには、既存のキャラクターをうまく動かすことも求められます。場合によっては、出典元の世界観と、これから発信する世界観が大きく異なる場合もあります。例えば、古代ギリシャの英雄が、現代日本の都会の駅で電車に乗っていたら、など、そうしたことを考えないといけない仕事です。

それぞれの世界観を尊重しながら、混ざっても違和感の無いようにキャラクターの立ち絵をデザインすることがキャラクターデザイナーの大事な役割です。娯楽性の高いゲームに、サスペンス要素の強いゲームのキャラクターが混ざったらどうなるのか?といったことも考えないといけません。

普通ならありえない、異世界と異世界の融合を行わないといけない仕事ですから、そうした時にそれぞれの世界を理解して、違う世界に移した時にどういった行動をとるのかなどを考え、面白みを足していく能力のある人は、キャラクターデザイナーに向いています。

キャラクターデザイナーになるための学校・教室

キャラクターデザインの専門学校や、美術大学への進学がお勧め

キャラクターデザイナーは、オリジナリティは問われますが、作家性よりも、仕事としてしっかり成立するデザインを提案できるスキルが求められる仕事です。つまり、顧客やディレクター、クライアント企業などの要望、要請に応じたデザインをしっかりと生み出せることが大切になってきます。

キャラクターデザイナーになるにあたって、特別な免許や資格は問われませんし、学歴も問われません。なので、必要なのは純粋なスキルのみです。経験があるに越したことはないですが、新卒の場合はある程度ポテンシャルでなんとかなる場合もあります。

なので、まずは絵やデザインのスキルを身につけましょう。絵の素養を磨くには、まずは美術系大学への進学を行うといいでしょう。もちろん試験に突破できる程度の画力は必要になるので、美大予備校などに通って基礎を身につける必要があります。

美術系大学では、学科によって様々なスキルを身につけることが可能ですが、基本的にはデザイン科、映像科などに進むといいでしょう。PCを用いて絵が描ける環境が整っているのは、デザイン系や映像系の学科のみといっていいです。

広告会社や一般企業の広報部門などでキャラクターデザインをしたいという人は、多くの場合大卒以上の学歴が必要となります。会社の業種的に大学卒業が必須と考えられる場合は、学士号の修得に向けて頑張りましょう。

高校までである程度のスキルのある人は、専門学校に進むのも一つの手です。より実践的な講義や実習を、現役のプロから直接受けることができるのが最大の魅力です。特にアニメやゲームの業界の場合は、大学よりも専門学校の方が圧倒的に求人が多いので、志望する分野によっては専門学校でないと強みが生かせない場合もあります。

キャラクターデザイナーになるには?まとめ

キャラクターデザインに必要なのは想像力と好奇心

キャラクターデザイナーになるためには、人よりも豊かな想像力と想像したものをデザインとして実体化する技術が必要です。

キャラクターを生み出すということは、生命体を一体生み出すということですので、生命を構成する様々な要素について深く考えられる力が必要になります。大げさな表現ですが、それくらいの心がけが必要と言っていいでしょう。

そうした想像を、的確に絵に表現できることも勿論大切です。絵を描きながら、想像力を常に養うことが肝要です。

キャラクターデザイナーの参考情報

平均年収300万円〜600万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種マンガ・アニメ・ゲーム

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