外資系金融企業社員の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入について解説

外資系金融企業社員の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入について解説

「外資系=高収入」というイメージが根強くある中で、高収入を得られる職業として、就職における人気が高い外資系金融企業。金融のプロフェッショナルとしてグローバルに活躍する外資系金融企業社員の給与・年収は、一体どれほどなのでしょうか?本記事では、外資系金融企業社員の初任給、平均的な給与、平均的な年収など、収入面についてご紹介します。

外資系金融企業社員の初任給

外資系金融企業社員の給与は年俸制、初任給は約50万円以上

外資系金融企業の種類として、投資銀行、証券会社、保険会社、クレジットカード会社などが挙げられます。どの分野においても一般的な日本企業のサラリーマンと比較して高収入であり、新卒、中途とともに人気の高い職種です。

外資系企業の場合、給与や働き方に関して日系企業とは異なる考え方を持っています。給与については、外資系金融企業の多くが「年俸制」という形を取っています。この制度によって一年間の給与額が決まっており、それを12等分して毎月の給与とするパターン、16等分して4か月分をボーナスとするパターンなど、企業によってシステムは異なります。

年俸制の場合、一年の給与が決められているため、業務が終わらずに残業となった場合でも残業代は支払われません。そのため、効率良く就業時間内に業務を終わらせることが重要であり、生産性の高い仕事とスケジュール管理能力が求められます。

新卒の初任給においても年俸制が適用されますが、職種や個々人の能力によって新卒の段階でも変動があるようです。気になる新卒社員の初任給は、およそ50万円~60万円といわれており、一般的な日系企業の初任給が20万円前後であることを考慮すると、かなり高い水準であるといえます。

外資系金融企業社員の平均給与

給与は実績によって大きく異なる。実力主義ならではの不安も

外資系金融企業の多くはベース給と呼ばれる基本給のほか、成果に応じて支給されるインセンティブ給が発生します。この特徴的な給与システムが、外資系金融企業は給与が高いといわれる理由でもあります。

インセンティブ給は成果を上げた分だけ支払われる報酬であり、実力主義を掲げる外資系企業の性質をよく表すシステムだといえます。一方、結果が出ない社員にはその分のインセンティブ給が支給されないため、収入の安定性という面では日系企業に劣る部分もあるでしょう。

また、福利厚生に関しても日系企業ほどの手厚いサポートがないことが多いため、給与だけに捉われず会社の補助制度などもあわせて確認しておくとよいでしょう。

一般的に、外資系金融企業においては給与が公開されていないことがほとんどです。給与が非公開である理由は、優秀な人材を他社から引き抜かれることを防止するためだといわれています。外資系金融企業では個々の能力に応じた給与が支払われるため、より高い報酬を提示することによるオファーや引き抜き交渉があり得るからです。

このように、給与が見えにくい外資系金融企業社員ですが、口コミを参考にして大まかに給与を表すと、新入社員で月給50万円~70万円、中堅職級で60万円~100万円、上級職級だと80万円~130万円前後だといわれています。

これはあくまで目安であり、個々の実績に応じてさらに高いインセンティブを得ている方も多くいます。

外資系金融企業社員の平均年収

役職に応じて年収は変動する。20代で1,000万円超えも珍しくない

外資系金融企業で働く社員には、実績に応じて「アナリスト」、「アソシエイト」、「ヴァイスプレジデント」、「マネージングディレクター」という役職が与えられます。

階級が上がるにつれて職務範囲も広がるほか、取り扱う案件の責任も増えるためベース給が上がり、それに応じて年収も上がるパターンが一般的です。

階級の評価基準が年功序列ではないという点を除くと、階級によって収入が上がるというのは一般的な日系企業と変わりません。次に、階級別の職務内容と役職に応じたベース給の年収についてまとめました。

アナリストの平均年収

外資系金融企業における第一歩の階級である「アナリスト」の主な業務は、取引案件のためのデータ収集や分析、提案のためのプレゼンテーション準備作業などです。新入社員が上司や同僚とタッグを組みながら案件に取り組み、実践経験を積みながらスキルの向上を目指します。

アナリストのベース給は650万円~900万円といわれ、インセンティブとして100万円~300万円前後が上乗せされます。

アソシエイトの平均年収

「アソシエイト」は取引を進めるための主な戦力として活躍する人材です。実務面で中心となりあらゆる階級の社員と連携を取り、チームの枢となって案件に取り組みます。個人のスキルや適性に応じて配属先が決定します。

アソシエイトのベース給は800万円~1,200万円といわれ、インセンティブとして200万円~500万円が支給されるようです。

ヴァイスプレジデントの平均年収

「ヴァイスプレジデント」はVPとも呼ばれ、主に課長・係長クラスの階級を指します。アソシエイトで高い実績を残した人に与えられる役職であり、現場でも責任ある立場として活躍します。

ヴァイスプレジデントのベース給は1,000万円~1,500万円、インセンティブは300万円~1,000万円と、最低でも年収1,000万円を超える高い水準であるということが分かります。VPによっては年収2,000万円超えも可能だといいます。階級が上がるにつれて年収幅も広がり、より実力が給与に表れやすくなるといえるでしょう。

マネージングディレクターの平均年収

最後に、現場プレーヤーとしてトップともいえる階級が「マネージングディレクター」です。数値としての実績はもちろん、社内および顧客や取引先企業からも信頼を受ける人物が就ける役職です。MDとも呼ばれることもあります。

マネージングディレクターのベース給は2,500万円以上とされ、インセンティブは750万円を超えます。中には年収1億以上を稼ぐMDも存在し、その年収は企業や人によって異なります。

働く部門によっても収入は異なる。働き方や目指すキャリアをよく見極めて選択すべき

営業担当として顧客と対面する「フロントオフィス」と営業をサポートする「バックオフィス」によっても年収に違いがあります。

一般に、企業の収益を担うフロントオフィスの年収のほうが高い傾向にありますが、高収入である一方で営業職ということもありハードワークであることも多いといわれています。

バックオフィスは、営業のサポートや事務作業といえども専門知識が求められる職種です。フロントオフィスと比較すると、給与が下がる傾向にありますが、一般の日系企業よりも収入は高いといわれています。

フロントオフィス、バックオフィスに関わらず、外資系金融企業社員として働く以上、金融に関する専門知識が求められます。

目まぐるしく変動する業界のリサーチや経済動向の追いかけなど、常に学ぶ姿勢が求められるほか、日常的に知識のアップデートと自身の能力向上に努め続けられるストイックかつ優秀な人材でなければ成果を出すことは難しいでしょう。

「高収入だから」という理由のみで飛びこんでいくには厳しい業界であることは間違いありませんので、理想とする働き方や目指すキャリアと照らし合わせたうえで判断することが重要です。

外資系金融企業社員の給与・年収まとめ

一般的に高水準の収入が見込めるが、実力主義のため安定は期待できない。

外資系金融企業社員は新入社員の段階から非常に高い給与を得ることができる職業です。

ベースとなる給与に、成果に応じたインセンティブ報酬が入るシステムであることが多く、実績によっては得られる給与にバラつきがあります。

年功序列や終身雇用といった日系企業特有の考えから離れ、スキルと実績の向上を目指すことが、収入アップへの近道となります。

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外資系金融企業社員の参考情報

平均年収600万円~1200万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種企業

統計情報 出典元:

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