e-Sportsイベントスタッフの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説
e-Sportsイベントスタッフとして活躍するために資格取得を目指すこともおすすめです。独自のスキルや知識を持っていれば、e-Sportsイベントスタッフとしての活躍の幅が広がります。資格の中でもイベント業務に関するスキルを証明できるイベント業務管理士が最もおすすめです。本記事では、e-Sportsイベントスタッフに役立つ可能性が高い資格試験などについてご紹介します。
e-Sportsイベントスタッフに役立つ資格は?
e-Sportsイベントスタッフを目指す上で必須となる資格は特にない
e-Sportsイベントスタッフに必須となっている資格は特にありませんが、イベント検定やイベント業務管理士など、イベント業務に関するスキルを証明できる資格は保有しておくと就転職の際に役立つでしょう。
ここからは、e-Sportsイベントスタッフに役立つ可能性が高い下記の資格試験について紹介していきます。
- イベント検定
- イベント業務管理士
e-Sportsイベントスタッフに役立つ資格「イベント検定」
e-Sportsイベントスタッフになるために資格は必要ありませんが、取得を目指すことがおすすめの資格があります。
1つ目は「イベント検定」です。イベント検定はイベントの企画や計画、実施から運営にいたるまで幅広い知識やノウハウを問われる資格試験です。
e-Sportsイベントに関わらず、さまざまなイベントを主催する上で基本的な知識やスキルを問われます。e-Sportsイベントスタッフとして一人前を目指すのであれば取得しておいて損はありません。
イベントに関する基本的な考え方を身につける手段として、資格取得に向けた勉強を行うと良いでしょう。
イベント検定の試験概要
まずはイベント検定の概要について紹介します。イベント検定は1997年に開始された検定試験で、イベントに関する総合的な知識やノウハウを問う試験として行われています。
毎年、7割から8割程度の受験者が合格しており、それほど難しい内容が出題されるわけではありません。
テキストやセミナーでの学習を通して基本的な知識を身につけることが合格への道です。
合格率
77.2%(2018年度)
受験資格
学歴・年齢・性別・国籍による制限はない。
受験費用
1万円(税別)
※JACE会員7,000円(税別)
出題範囲
公式テキストに準ずる問題を出題。50問のマークシート方式による筆記試験。
- イベントの概念と分類
- イベントの歴史
- メディアとしてのイベント
- イベントの企画
- イベントの計画
- イベント企画書とプレゼンテーション
- イベントの制作推進と管理
- イベントの会場制作
- イベントのプログラム制作
- イベントの告知・集客
- イベント運営の全体像
- イベント運営業務のポイント
- リスクマネジメントと安全管理
- これからのイベントマネジメント
- ユニバーサルイベント
e-Sportsイベントスタッフに役立つ資格「イベント業務管理士」
e-Sportsイベントスタッフを目指すに当たっておすすめの資格として、「イベント業務管理士」も挙げられます。イベント業務管理士はイベント検定よりも難易度が高く、イベントプロフェッショナルの証として認められる資格試験です。
イベント検定に段位はありませんが、イベント業務管理士には2級と1級の段位があります。イベントの概念や構造、機能や分類、イベントの制作や運営、マネジメントなど幅広い分野から細かいことが問われる試験です。
後ほど紹介しますが、イベント業務管理士試験を受験するためには一定の業務経験が必要です。まずはe-Sportsイベントスタッフとしての仕事をスタートさせて、経験を積みながら資格取得を目指すことがおすすめです。
イベント管理業務士の試験概要
続いてはイベント業務管理士試験の概要について紹介します。イベント業務管理士の場合は受験する段位に応じて受験資格があります。例えば、2級の場合であればイベント業務に関する3年以上の実務経験が必要です。
イベントに関する実務経験を経て習得したことや身につけたことも含めて問われる試験です。イベント業務に関わるプロフェッショナルの証として認められています。資格の種類としては民間資格で、合格基準点は公表されていません。
合格率(2018年度)
- 2級:76.1%
- 1級:67.9%
受験資格
- 2級:イベント業務に関する実務経験を3年以上有する方
- 1級:イベント業務に関する実務経験を5年以上有する方で2級登録者以上
受験費用
- 2級:1万5,000円(税別) JACE会員1万3,500円(税別)
- 1級:2万円(税別) JACE会員1万8,000円(税別)
合格登録料
- 2級:1万円(税別) ※3年間有効
- 1級:1万3,000円(税別) ※3年間有効
出題範囲(2級・1級共通)
- イベントと社会
- イベントの概念・構造・機能
- イベントの分類
- イベントの4大管理
- イベントの企画と計画
- イベントの企画書の策定とプレゼンテーション
- イベントの告知・集客
- イベントプログラムの制作
- イベント会場の設営・施工
- イベント運営の考え方
- イベント会場運営の実務
- イベントマーケティング
- プロジェクトマネジメントとリスクマネジメント
- イベントのコンプライアンスと関連法規
- ユニバーサルイベント
e-Sportsイベントスタッフの資格・試験まとめ
e-Sportsイベントスタッフとして実務経験を積みながら、イベント業務管理士の資格取得を目指そう
紹介してきたようにe-Sportsイベントスタッフには必須となる資格試験はありません。
資格を取得することよりも、音響や照明、映像や実況など具体的なスキルを身につける方が優先度が高いと考えることもできるでしょう。
一方で、イベントに携わる人材としてイベント検定やイベント業務管理士といった資格を持っておいて損はありません。特にイベント検定に関しては学生時代に取得することも可能です。
イベント業務管理士は一定の実務経験がないと受験できません。そのため、仕事をしながら勉強することになり、大変だと感じる部分もあるでしょう。
それでも、全てはe-Sportsイベントスタッフとして活躍するためだという強い意思を持ってチャレンジすることがおすすめです。
e-Sportsイベントスタッフの参考情報
平均年収 | 300万円~400万円 |
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必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | マンガ・アニメ・ゲーム |
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