探偵になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

探偵になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

探偵という仕事を初めて知ったのはどのようなきっかけだったでしょうか。テレビドラマなどでは有名な作品がありますし、アニメでも有名な作品に探偵が登場します。探偵は実際になにかの事件捜査に係るというよりは、個人ではなかなか集められない「情報」を集める役割が多い職業です。だからこそ、本当に必要とする人の需要がなくなることはなく、探偵は世の中で活躍し続けているのです。そんな探偵になってみたい、と思った時、どのような方法があるのでしょうか。探偵のなりかたや、適性のある人についてご紹介します。

探偵になるには資格が必要?

探偵、という言葉を聞いたとき、なにか特別な知識や技能を持っていると感じるでしょう。

確かに、探偵が頼りになる探偵として活動し続けるためには、一般人にはない知識や技能などが必要となるのは間違いありません。

しかし、それはあくまで「品質の高い探偵業ができるか」という意味での話であって、そもそも探偵として開業するうえでは、探偵に特別な資格は必要ありません。

ちなみにアメリカでは、探偵に資格が必要とされています。

忍耐力が探偵の仕事に役立つ

探偵に求められる仕事の一つとして、代表的な仕事なのが「浮気調査」です。

配偶者などから依頼を受けて相手が言い逃れできない場面の写真、浮気相手と一緒にいる場面の写真などを撮影することが依頼に応える仕事ということになります。

しかし、浮気をする人というのはやはりある程度警戒しています。写真を撮られないように対策として、顔を隠して浮気相手と会っているというような場合もあるでしょう。

こうしたときには、千載一遇の好機を掴むまで、とにかく根気強く尾行を続ける必要があります。このことから、探偵には常人離れした忍耐力が必須といえます。

記憶力や観察力も探偵の大切な要素

たとえば街中で尾行相手を見かけたり、人混みの中で偶然尾行相手を見失ってしまった場合などに、なんとか相手を見つけて仕事を続行しなければなりません。

また、たとえば尾行相手の服装や体格などの特徴、よく出入りしている場所、浮気相手の特徴や勤務先、社内での立場や役職などなど、いちいち資料を見ている時間はないかもしれません。

このようなことから、必要な情報だけではなく、それに付随する周辺情報に至るまで、すべてまとめて頭の中に記憶として置いておける記憶力や、相手をよく観察する観察力なども、探偵には大切な要素の一つといえます。

体力も必要な探偵の仕事

探偵は、依頼者が求める本当に必要な情報、その一瞬を得るために、常に気を張っていなければなりません。

ときには、街中を長時間歩いて尾行しなければならなかったり、夜の遅い時間に尾行が必要となることもあるでしょう。決定的な瞬間を得るためには、ある意味退屈な待機時間も珍しいことではありません。

こうした体力を消耗するような場面でも、疲れて倒れ込んでしまったり動けなくなってしまわないような、強靭な体力も探偵には必要といえます。

土地勘がある、お店や周辺情報に詳しいという「情報力」も。

探偵が尾行や調査を行うとき、道に迷ったりすることはもちろん言語道断ですが、調査対象が必ずしもこちらの想定通りの動きをするとは限りません。

突然脇道にそれてしまったり、車であれば信号待ちで振り切られてしまうことも珍しくありません。徒歩で移動していたのに、突然タクシーに乗るということもあるかもしれません。その瞬間、躊躇することなくすぐに別のルートで追跡できたり、調査対象の場所やルートを根拠を持って予測できることなども探偵としての大きな強みです。

こうした情報力もまた、探偵に求められる能力です。

法律の資格があると探偵に有利

探偵の仕事は、ただ調査をして終わりというものではない場合がほとんどです。多くの依頼者は、探偵を使って得た情報や証拠をもとに、なんらかの法的手続きに及びます。このことから、探偵自身や探偵事務所が法的な資格を取得していると、より業務の幅が広がります。

弁護士資格まで保有している探偵は稀でしょうが、たとえば行政書士や司法書士といった士業の資格を保有していると、その後の手続きが円滑に進むケースが多くあります。このため、必須ではありませんが、法律の資格があると探偵には有利に働くことが多いといえます。

契約の知識を探偵に役立てる

探偵事務所に就職をするということももちろん選択肢の一つですが、そのほかにも自分自身で探偵業を開業するという場合もあります。このような場合、いわゆる自営業となるため、たとえば依頼者との契約においても自分自身で処理をすることになります。

このとき必要となるのは、法に則った適切な契約を結ぶための知識や、契約書類の作成、適切に手続きを執行していける知識となります。契約の不備によって依頼者との間のトラブルを避けるため、契約知識については探偵業に大いに活かせる知識といえます。

探偵の仕事に向いている人、適性がある人

先ほども軽く触れましたが、やはりまず探偵に向いている人としては強靭な忍耐力を持つ人、そして記憶力や観察力、広い知識を持ち、それを活かせる人ということになります。その他にあるとすれば、「印象に残りにくい外見をしている人」というのも向いているかもしれません。

探偵は役所などの公的機関と異なり、堂々と調査をするのではなく、あくまで隠密に証拠を集めます。そのため、探偵自身が目立ってしまうと、顔を覚えられて警戒されてしまうという危険性があります。

このことから、印象に残りにくい外見をしているというのは、探偵向きの適性があるといえます。

探偵はあなたの想像力を活かせる仕事

一般に想像というと、単に頭に思い浮かべてそれが利益を生むことはありませんが、こと探偵の場合にはその限りではありません。

探偵の仕事では、調査対象がどのように動くか、何をしに行くか、今どのようなことを考えているかというような予測をもとに行動することが、思いがけない千載一遇の好機にたどり着く唯一の方法であったりします。

このことから、探偵という仕事は想像力が豊かな方にとっては、それを十二分に活用して業務に活かすことができる仕事だということができます。

コミュニケーション能力があるとさらに良い

探偵は、調査対象に直接調査をかけることももちろんありますが、調査対象の周辺の人々に調査をかけることも多くあります。とはいえ、「探偵なので、教えてください」と正面から聞いて教えてもらえる情報などたかが知れています。

相手の警戒心を解き、こちらに思わず情報を漏らしてしまうような関係を築いて話を聞いたりする「コミュニケーション能力」は、探偵が持っていると非常に心強い能力だといえます。

単なる会話ではなく、「目的のある会話」ができるのがこの「コミュニケーション」であると定義できるでしょう。

探偵になるためには?

探偵になるためには、資格は必要ないということは先に述べました。ではどのようにすれば探偵になれるかというと、大きく分けて2つの方法があります。

まず1つは、すでに探偵事務所として開業している事務所へ就職して、「調査員」という立場を手に入れることです。もう1つは、「探偵業法」に基づき、営業所の所在地を管轄する警察署を通じ、公安委員会への届け出を行うことで、探偵になることができます。

とはいえ、実際に探偵として活動していくためには実務経験がやはり必須といえるため、多くの探偵は調査事務所・探偵事務所での一定期間の実務経験を経てから開業をするケースが一般的です。

探偵を養成する学校はある?

探偵を養成する学校というものがあります。多くの探偵養成学校は、探偵社・興信所が開設したもので、「探偵業法」11条にある「教育」を目的として開設されています。

探偵学校の具体的な教育カリキュラムは基本的に各学校により異なりますが、全国的な公益法人である、一般社団法人日本調査業協会へ加盟している探偵養成学校の場合には、必要とされる教育カリキュラムには共通するものがあります。

同協会では、探偵になる人に向け、「探偵業務取扱者」「探偵業務取扱主任者」「探偵業務指導教育責任者」「探偵業務管理責任者公認調査士」という資格を設けています。これらは探偵を開業するのに必須の資格ではなく、探偵の質的担保のための資格と理解されています。

探偵になるには?まとめ

資格は不要でも、様々な技能が必要

探偵として開業し営業することに対して、何らかの資格は必要ありません。

ただし、探偵として実績を得たり、評価を受けたりするには様々な知識や技能が必要となるほか、当然のことながら現場経験、実務経験も必要となることは言うまでもありません。

高い技能を持つ探偵として活動していくためには、資格だけではなく広汎な知識、技能、そして実務経験を積んで開業するのがよいでしょう。

探偵の参考情報

平均年収300万円~400万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種その他

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