カジノディーラーの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

カジノディーラーの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

カジノにおいてゲームの進行役であり、ゲストの接客も担当するカジノディーラーのお仕事。資格や試験に合格していればその知識やスキルが証明され、就職に有利になります。今回は、カジノディーラーに関連する試験の内容や学べる学校についてご紹介します。

カジノディーラーの資格とは?

日本で受けられるカジノディーラーの認定試験

カジノディーラーとして働くために必須となる国家資格はありません。しかし、世界中には民間のディーラー認定試験が存在します。これらの試験を受け、合格した証を手にすることで自分の知識やスキルを表すことができ、就職の際に有利に働くでしょう。

特にカジノが違法とされている国に住む人は、カジノが合法化されている海外で働き先を見つける必要があります。現状として、カジノがある国の地元民を採用するよりも他の国から応募した人の方が厳しい条件であることが多いといわれています。

つまり、条件が厳しい地域に住む人ほど、資格の取得によって優位性を得る必要があるといえるでしょう。日本で受けられる民間試験として、日本カジノディーラーズ協会が運営する「カジノディーラー資格認定試験」があります。

次の章では、カジノディーラー資格認定試験について詳しくご紹介します。

カジノディーラーに役立つ資格「カジノディーラー資格認定試験」

カジノディーラー資格認定試験の概要

受験資格 満20歳以上で、カジノに関する知識の学習経験がある者
試験実施 年1回
試験内容
  • 筆記
  • 面接
  • 実技

カジノディーラー資格認定試験を受験できるのは満20歳以上で、カジノに関する知識の学習経験がある人と定められています。年に1度受験でき、筆記・面接・実技の3種類の試験があります。

筆記試験ではカジノに関する一般的な知識や歴史について出題され、面接では英会話や接客について審査されます。実技試験はゲームのディーラー技術を図るものとなっており、ルーレット・ブラックジャック・ミニバカラといったゲーム毎に審査が行われます。特定の学校を卒業すると、実技試験が免除される仕組みもあります。

試験ではカジノの技術的な内容だけではなく、マナーや接客態度など人としての立ち振る舞いの良さも問われます。そこには日本のカジノ合法化に向けて、ディーラーの人としての資質に目を向けるという協会側の意図があります。

また、日本でもカジノが楽しめるようになった場合、カジノディーラー資格認定試験はディーラーになるための必須資格となる可能性も十分にあるといわれています。

ディーラーとしてふさわしいかどうかの厳しい審査がある

カジノディーラーになるために必須の資格はありませんが、国によって厳しい審査条件を設定している場合があります。というのも、カジノとは大きなお金が日々動き続ける場所です。そのため、ディーラーは公平な立場として不正なく信頼に足る人間であることがとても重要なのです。

海外の面接では技能試験に合格したあと、犯罪歴やクレジットカードの履歴、破産履歴など、過去に遡ってチェックされることがあります。ここで問題なしと判断されなければディーラーになることはできません。信頼の置ける人材であることをきちんと証明することが、カジノディーラーになるための最も厳しい資格であるともいえます。

カジノディーラーの資格の難易度・合格率

カジノディーラー資格認定試験の合格率は約24%

日本カジノディーラーズ協会の情報によると、カジノディーラー資格認定試験の合格率は2017年時点で24.7%といわれています。この数字を見る限り難易度は易しくないということが分かりますが、過去の受験者数が100名以下で母数が少ないため、一般的な資格試験の合格率と単純に比較はできないともいえます。

実技試験や面接があり、実践力が試される試験となるので、カジノディーラー資格認定試験の合格は実務での活躍に活きる実績となるでしょう。

その他のカジノディーラーに関連する資格

The Big Deal Casino Academyで取得できるディーラー資格

2015年にニューヨーク州で初めて、カジノディーラーの資格が取得できる専門学校「The Big Deal Casino Academy」が開校しました。ここではポーカーやブラックジャック、ルーレットなどのカジノゲームの資格が3か月以内で取得できます。

ここで資格を取得すると「公認ディーラー」となり、時給20ドル~40ドルという高時給の仕事に就くことができるといわれています。日本円に換算すると時給2,200円~4,400円となりますので、一般的なサラリーマンを上回る収入が期待できます。

今後、アメリカ近郊だけではなくアジア圏へも徐々にカジノが進出しており、カジノ業界の活性化による雇用の増加が期待されています。カジノの本場アメリカでディーラー技術を学ぶことは、就職やキャリアの形成にあたって大いに役立つでしょう。

海外でカジノディーラーになるならTOEICが役立つ

各国でカジノ誘致が進んでいますが、一般的にカジノで使用される言語はやはり英語が最も多いとされています。カジノディーラーはテーブルでゲストと会話を楽しんだり、ゲームにおけるアドバイスをしたりと、コミュニケーションが必ず求められる職業です。

日本から海外のカジノディーラーとして活躍している人たちの使用言語ももちろん英語です。海外で暮らし、海外のカジノで働くには英語での対話力をきちんと身につける必要があります。面接での受け答えはもちろんですが、実績としてTOEICの優秀な成績があればそれだけ信頼に繋がります。TOEICの点数は、600点以上あると望ましいでしょう。

カジノディーラーに役立つ資格・スキルを学べる学校

日本カジノスクール

日本カジノスクールは、東京と大阪の2箇所にあるカジノディーラーの専門学校です。日本におけるカジノ合法化に向けて早い段階から人材を育てることを目的に2004年に設立し、2019年時点で800人弱の卒業生を輩出しています。

卒業生には日本の豪華客船やスクール直営のアミューズメントカジノでディーラーとして働く人や、海外に渡り本場のカジノで活躍している人も多くいるようです。活躍の理由はその卒業生支援制度にあり、海外へのインターンシップや留学支援、研修制度などが充実していることが挙げられます。

また、カジノディーラー資格認定試験の合格に有利となる制度もあり、日本カジノスクールで実技科目を履修すると、実技試験が免除となります。スクール出身者は筆記試験と面接のみとなるので、より試験の合格に近付きやすくなるでしょう。

日本におけるカジノ合法化に向けた人材育成も

設立の目的にもあるように、日本カジノスクールでは日本でカジノが合法化した際のディーラー人材の育成に力を入れているといいます。合法化すると一気に日本人ディーラーの需要は増し、同時にそれらをマネジメントする人材も必要になってきます。

海外では既に日本のカジノ解禁に向け、日本への進出を見越した人材育成が始まっているともいわれています。日本カジノスクールは日本に住みながら海外でのディーラー就職を目指す人、日本でディーラーとして活躍するために経験を重ねる人の両方が学べる数少ないカジノ専門学校のひとつです。

海外のカジノディーラー専門学校

海外にもカジノディーラーを育てる専門学校が存在します。カジノ最先端の街であるラスベガスにもさまざまな専門学校があり、資格の取得などはありませんが本場の環境で語学とともにディーラー技術を身につけることができます。

学校の代表が地元のカジノで現役ディーラーとして働いていたり、紹介制度があったりと、就職におけるチャンスは現地の方が多いようです。また、学習期間が短く費用も安い傾向にあり、日本では3か月~6か月の期間で50万円~70万円前後の学費であるのに対して、ラスベガスのあるスクールでは4週間のコースが20万円前後で受講できるとのことです。

現地での生活費もかかりますので、一概に日本より安く学べるとは言い切れませんが、語学力にある程度の自信があり、本場の環境で学びたいという方にはおすすめです。

カジノディーラーの資格・試験まとめ

資格の取得は必須ではないが、就職で自分をアピールする武器に

カジノディーラーになるために必ず必要な資格はありませんが、日本にはディーラーの民間資格が存在します。カジノディーラーは特殊な仕事内容かつ、従事する人口も多くないため、未経験者よりも技術や経験のある人が求められます。

また、本拠地が基本的に海外となる職種のため、現地に住む人に負けない経歴であるというアピールをするためにも、資格の取得はカジノディーラーとしての就職における手助けとなるでしょう。

カジノディーラーの参考情報

平均年収450万円~600万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種その他

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