カジノディーラーになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

カジノディーラーになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

カジノ施設に必ず必要なカジノディーラーという職業。カジノディーラーになるにはどんなことが必要なのか、またカジノディーラーに向いている人やカジノディーラーになるための学校はあるのかについてご紹介します。

カジノディーラーになるには何が必要?

カジノスクールで学ぶ必要がある

2018年7月20日に「特定複合観光施設区域整備法案」(カジノ実施法案)が成立され、日本国内にIR施設というカジノを含めた「統合型リゾート」を3カ所開設する予定になっています。

IR法が成立してからよりカジノディーラーへの関心が高まり、カジノ施設の開設することによってカジノディーラーの需要は高まる傾向にあると考えられています。そのため、カジノスクールの創設が増えつつあります。注目され始めているカジノディーラーになるためには、まずカジノスクールで学ぶ必要があります。

カジノディーラー資格認定試験を受ける

カジノディーラー資格認定試験はカジノディーラーとして就職するために必須資格ではありません、あくまで任意で受験する資格となります。このカジノディーラー資格認定試験は、「日本カジノディーラーズ協会」が認定する試験です。

この資格を取得することでカジノディーラーとしての技術があることを証明する資格となり協会認定者となるため、プロカジノディーラーとして国内外で活躍できる可能性が高くなります。

カジノディーラーになるためには最終的に「技能審査」に合格する必要がある

養成スクールでカジノディーラーになるための知識やカジノゲームのルールを学んだからと言って、すぐにカジノ施設に就職することはできません。

カジノディーラーになるために専門的な知識や配当計算などの技術を身に付け、「技能審査」である「オーディション」に合格する必要があります。この技能審査に合格することで、はじめてカジノディーラーとしての労働許可がおりることになります。

そのため専門的な技能が必要となるカジノディーラーになるためには、養成スクールに通うことが近道といえるでしょう。

カジノディーラーの就職先

現在日本国内で本格的なカジノ施設はなく、アミューズメントカジノ(模擬カジノ)やホテルのイベントスペースでしか国内では活動することができません。海外の本格的なカジノディーラーとして活躍するには、語学力とワーキングビザの取得などの条件をクリアすることが必要です。

カジノディーラー未経験の場合はグレードが高くないカジノ施設で下積みをします。配属したカジノ施設で徐々に実力を認められていくことで、一流ホテルのカジノでカジノディーラーとして活動することができるのが一般的な流れとなっています。

次にカジノディーラー向いている人について紹介します。

カジノディーラーに向いている人、適性がある人

コミュニケーション能力の高い人

カジノディーラーの仕事は接客業が主な仕事内容となっています。お客さんが楽しく快適な時間をカジノで過ごしてもらうために常に気を配り行動をしていなければいけません。

カジノに初めて訪れた方、カジノゲームのルールについてよくわからない方や常連客などさまざまなお客さんに適切な対応ができることが求められます。カジノディーラーはただゲームをスムーズに進行する技能やカジノに関する知識だけではなく、お客さんと楽しませることを第一に務めることができるコミュニケーション力も求められる職業です。

感情的にならず常に平常心を保てる人

カジノでは賭け事をするため、常にお客さんが勝負に勝てるとは限りません。お客さんの中にはゲームに負けることでクレームを言ってくる方もいます。

どんなにお客さんが激情していたとしても、カジノディーラーは冷静さを保ち続けることが大切です。クレームを言ってくるお客さんに対して感情的になるような性格の方には向いていない職業といえるでしょう。

人を喜ばせることや楽しませることが好きな人

接客業となるカジノディーラーには、エンターテイナーとしてお客さんを楽しませたいという姿勢で業務に携わる必要があります。

コミュケーション力の高さも必要ですが、相手の立場になって考えられる行動をとることができるカジノディーラーは必要とされる人材となることでしょう。

計算力がある人

カジノでは大きなお金が動きます。カジノゲームではお客さんがお金を賭け勝負に挑みます。中には大金を賭ける方もいるのでゲームの勝敗が決まった後の配当金を素早く計算し、お客さんにチップを渡さなくてはいけません。

配当金の計算を早くするためには経験を積むことによって上達していきますが、はじめから計算に対して抵抗がある方は上達するのは難しいといえるでしょう。

手先が器用な人

カジノディーラーはお客様とコミュニケーションを取りゲームを単に進めるだけが仕事ではありません。よりお客さんに楽しんでもらえるように正確かつ魅了するようなゲーム運営を行う必要があります。

例をあげるとカードゲームの場合、カードを切る作業でも滑らかにカードを操ることができるカジノディーラーはよりお客さんを惹きつける魅力があります。手品師のカードマジックのようにカードを自在に扱える方は魅力的に見えるのと同じことが、カジノディーラーにもいえるでしょう。

カジノディーラーとして経験を重ねることで、配当金の計算もカジノゲームを進めるための技能も高めていくことができますが、あらかじめある程度の器用さは必要な職業といえます。

体調管理ができる人

海外のカジノ施設は年中無休であるだけではなく、24時間営業を行っています。そのため、カジノディーラーはシフト制となり日勤、ときには夜間勤務に携わることもあります。

そのため生活が不規則になりがちになってしまうため、自身で体調管理を行うことができなければカジノディーラーの業務に支障が出てしまう可能性があるため、日ごろから体調管理が行える方に向いている職業であるといえるでしょう。

カジノディーラーになるための学校・教室

日本カジノスクール

2004年4月から開講され600名上の卒業生を輩出しているカジノディーラー養成学校です。20歳~60歳以上までの幅広い年代の方が在籍されており、学生の男女比は6:4となっています。

会社に勤務しながらも通うことができるので、会社勤めの学生は40%、フリータの方が20%、その他に20歳以上になっている大学生や自営業を営んでいる方、主婦の方まで様々な方がカジノディーラー養成学校に足を運んでいます。

応募資格は「満20歳以上であること」「違法カジノで勤務した経歴や犯罪歴がないこと」「暴力団や反社会勢力に属していない方」が対象となります。また、これらの応募資格は就職時にも必須条件として問われることが多い傾向にあります。

カジノディーラー養成学校で学べること

カジノスクールに通うことによってカジノの歴史や法律、確率計算などについての知識を深く学ぶことができます。知識だけではなくブラックジャックやミニバカラ、ルーレットといってカジノゲームの代表的なルールも取得することができます。

カジノ施設は海外のお客さんが多く訪れます。そのためカジノの知識やゲームのルール以外に英会話や接客業を行うためのホスピタリティに関しても学ぶことができます。

また海外留学制度や海外研修制度もあり、世界で活躍するカジノディーラーになるためのサポートを受けることもできます。

カジノディーラーになるには?まとめ

海外で活躍するにはカジノディーラー資格認定試験に合格する

現在まだ日本国内にカジノ施設が開設されていませんが、カジノに関した専門知識やカジノゲームを進めるための技術は必ず必要となる職業です。カジノディーラーになるために独学でカジノを学ぶことは難しいといえるでしょう。

世界で活躍できるカジノディーラーになるには技能審査を合格するだけではなく、カジノディーラー資格認定試験に合格することで海外への道が開けるといえるでしょう。

今後カジノ施設が開設することで、カジノディーラーの職業はますます注目される職業になることでしょう。

カジノディーラーの参考情報

平均年収450万円~600万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種その他

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