ダンサーの資格・試験とは?ダンサーの仕事やキャリアに役立つ資格まとめ

ダンサーの資格・試験とは?ダンサーの仕事やキャリアに役立つ資格まとめ

ダンサーになるための資格・試験は存在しませんが、技術や知識、ダンスを指導するための能力があることを証明する民間資格は存在します。希望する就業先やこれから学びたいと思っている内容の資格を習得することで、活躍の場を広げることができます。

ダンサーを名乗るために必要な試験はある?

ダンサーになるために公的な資格などは特に存在しません。そのため、プロダンサーとアマチュアダンサーの境界は非常にあいまいと言えるでしょう。

ダンサーには圧倒的な技術や表現力、経歴などが資格よりも重視されることが多いです。大会に入賞したり、大物歌手のバックダンサーとして活躍したり、などの経歴があれば立派な肩書となります。

フリーランスとして活躍する場合も、プロダクションなどに所属する場合も、肩書があったほうが、仕事が来やすいようです。

民間資格やインストラクター系の資格は多く存在する

ダンサーを名乗るための資格は存在しませんが、ダンスに関する民間資格は存在します。

例えばストリートダンス検定は民間資格ですが、ダンスを練習する際の指標となったり履歴書に記載できたりするなど、メリットがあります。チームを組む際のメンバーのダンスレベルをはかる目安にすることも可能です。他にも、特に誰かにダンスを教える際に役立つインストラクターなどの資格が多いです。

ストリートダンス検定の難易度はどれくらいか?

検定試験は年2回開催されており小学生から受験することができます。ヒップホップ・ジャズ・ロック・ハウス・ブレイキング・ポップの6ジャンルがあり、各ジャンル10段階のレベルが設定されています。初めて受験する場合と2回目以降同ジャンルを受験する場合とでは異なります。

初めて受験するジャンルの場合、フリー演技のみの審査です。ホームページで曲の速さ(BPM)が公開されるので、それに合わせて練習を行います。当日会場で約10分間課題曲が流れますので、10分間でダンスを組み立て練習します。練習後、検定会場で演技を録画しながら、その場で審査員が第一次審査を行います。録画した映像を用いて最終審査も行われ結果が出ます。

2回目以降受験するジャンルの場合は、挑戦するジャンルを選択し、規定演技とフリー演技を審査されます。規定演技はホームページで発表されるので、受験当日も審査員の指示で踊ります。フリー演技は初回受験と同じ方法で受けます。

ストリートダンス検定の難易度は高い?10段階で階級が決定される

どのジャンルも10~6級までが初級(ビギナーズ)、5~1級までが上級(アドバンス)となります。それぞれの級では「ヒザのバネを使ってのリズムが取れている」「アクセントを強調したリズムワークができている」など具体的な目安が設定されています。

そのレベルを超えていると審査員が判断すればその級を獲得できます。点数配分も公開されておりBASICが40点、TECHNIQUEが40点、BALANCEが20点の合計100点満点の各級90点以上が合格ラインになります。各ジャンル、階級の具体的な合格率などは公開されていません。

ストリートダンス検定ができた背景は小中高でダンスを教えなければならないから

検定ができた背景の一つとして、2011年から小中高校でダンスが選択科目化し、ダンスを教える先生が必要となりました。ダンス指導資格を持った人材の需要が見込まれたことなども理由の一つです。

ダンサーを仕事としていくために持っていると便利な指導資格

ダンサーとしてステージに立つだけではなく、インストラクターとしてダンスの技術や楽しさを伝えることも、ダンサーだからこそできる仕事の一つです。取得することで教育現場やフィットネスクラブなどで、指導がしやすくなる資格を2つご紹介します。

技術と知識、両方を学べてサポートしてくれる「ダンス教育指導士 」

一般社団法人ダンス教育振興連盟(JDAC)が出している認定資格です。ダンスと教育、両面での指導力を併せ持つ資格です。学校の先生として、児童や生徒にダンスを教える場合や、将来保育や教育関係の仕事に就きたい学生が取得することもあります。

ダンス教育指導士になるためには認定ダンス指導員の初級から取得する必要があり、最も基本となる知識や指導方法を学ぶことができます。仕事として生かしたい人は最上資格であるダンス教育指導士Expertの資格取得を目指すべきです。一方で、趣味としてダンスを楽しんでいる人のためのステップアップとして利用することもできるため、自分のレベルや目的に合った技術・知識の習得を目指すことができます。

取得することで履歴書に記載できたり、学校や自治体へ派遣推薦されたりなど、ダンスインストラクターとして活躍の場を広げることができます。授業やレッスンで使える音源の無料提供や授業で使える評価シートなど、各種資料の無料提供を受けられるので指導に自信がない人へのサポートも充実しています。

JDACの認定資格はレベルや目的に合わせて受講や取得を目指すことができる

他にもJDACが行っている認定試験の中には、認定ダンス指導士・ダンス療育指導士があります。認定ダンス指導士は、実技指導をメインで行う人向けの最上級資格です。認定ダンス指導員初級から段階を踏んで取得する必要があり、講座受講と試験が必要です。

ダンス療育指導士は、発達障害などの子どもを対象に、コミュニケーション能力や認知能力を、ダンスを通じてはぐくむことができる資格です。保持していると福祉関係や幼稚園・保育園で活躍することができます。ダンスを行うことで体を動かし粗大運動ができるだけでなく、音楽に合わせて体を動かすなど自己表現のツールともなります。

6種類から選べる、グループエクササイズフィットネスインストラクター(GFI)

日本フィットネス協会(JAFA)が検定を行っており、6種類の資格を設けています。

  • SE(ストレッチングエクササイズ)柔軟性を必要とするヨガ、ピラティス
  • RE(レジスタンスエクササイズ)筋力トレーニング、機能改善、ロコモ予防
  • AD(エアロビックダンスエクササイズ)音楽を使ったダンスエクササイズ
  • WE(ウォーキングエクササイズ)エクササイズとしてのウォーキング
  • AQW(アクアウォーキングエクササイズ)水中ウォーキング、レジスタンス運動
  • AQD(アクアダンスエクササイズ)水中での音楽を使ったダンスエクササイズ

それぞれ中級レベルと上級レベルが設けられています。自身が専門的に指導したいと思う分野や、これから挑戦したい分野へ挑戦することができます。GFIの役割は「運動プログラムの作成・動きを教える・動きの見本を示す」ことです。

ダンサーとして音楽に合わせて体を動かすことは基本ですが、わかりやすく素人に説明し指導するのは案外難しいものです。この資格では生徒を指導する際の基本である指導の循環をしっかりと学ぶことができるので、教えることに自信がない方にとっても自信をつけることができます。取得することによりフィットネススタジオやジムのフィットネスプログラムで活躍の場を広げることができます。

ダンサーとして働くために役立つ資格が取れる・技術が学べる学校

基礎を固めて才能を引き出す「日本工学院ダンスパフォーマンス科」

日本のダンスシーンをリードしつづけるSAMが、ダンスパフォーマンス科を総合プロデュースしています。プロのダンサーとして求められるスキルがしっかり身につくよう、授業内容をSAM自身が監修しています。

ダンスの基礎となるクラシックバレエ、コンテンポラリー、そしてストリートダンスと言われるヒップホップ、ハウス、ジャズダンス、この5つを柱として基礎からしっかりと学ぶことができ、そのうえで才能を引き出すレッスン内容となっています。

ダンスパフォーマンス科には7つの専攻があり、プロダンサー専攻やバックダンサー専攻、振付やダンスインストラクター専攻まで、自分の目標に合わせて選ぶことができます。

ダンサーに役立つ資格取得をバックアップしてくれる

ダンスインストラクター検定、初級スポーツ指導員(ダンス・スポーツ)、ダレデモダンス検定の取得を目指すことができます。ダンスのプロフェッショナルとして活躍を手助けするため、資格対策特別講座を実施するなど、資格取得をバックアップしてくれます。

知識と技術を身に付ける「国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校ダンス科」

ダンス科では2種類のコースから選択できます。プロダンサーコースでは様々なジャンルのダンスを基礎から習得できます。また、ダンサーとして活躍するための自己管理能力も養うことができます。

ダンスインストラクターコースでは、ダンスを教えるために必要なダンス技術や知識を学ぶことができます。ダンススキルが高いことと、他人に教えることは全く別のことですので、身体や運動に関する知識も勉強する必要があります。

ダンス科では日本ストリートダンス認定協議会認定指導員の取得を目指すことができますので、履歴書にかける資格が欲しい方にもおすすめです。

知識・技術・興味を広げることができる「マイセレクトカリキュラム」

選択科目によって幅広い技術を身に付けることができます。知識や技術を広げることで、自分の可能性の幅を広げることができ、職業の選択肢も増やすことができます。例えばダンサーを目指すためダンス科を選択しながら、照明や音響の選択科目を選ぶことで舞台裏のスタッフの気持ちや、パフォーマンスに対する知識を深めることができます。

セルフプロデュース力をつける「東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校」

ダンス&アクターズ科のダンスを専攻すると、自分の目標や希望に合わせて6つのコースから選ぶことができます。

例えば「ダンスクリエーターコース」では ダンス技術だけでなく動画制作・配信の技術や、音源のアレンジ手法など、ダンサーとしてセルフプロデュースに必要な技術を学べます。そのほかチアダンサーコースやバックダンサーコースなどがあります。

在学中から目指せるデビューサポートとダンサーとして働くための就職支援

在校中に日本のアーティスト・K-POPアーティストなどと共演実績を積む生徒もいます。また、協力会社のプレオーディションを学内で開催したり、業界との太いパイプを生かして多くの卒業生が就職やデビューを果たしたりしています。

音楽&エンターテイメント企業から業界について直接話を聴く機会を設け、大手レコードメーカーやプロダクションが大規模オーディションを学内で開催することもあります。

ダンサーの資格・試験まとめ

ダンサーとしての活動を有利にする資格や学校を選ぶ必要がある

ダンサーを名乗るために特別な資格は不要です。しかし、活動の場を広げ、世間に自身の技術と知識を信頼してもらう必要がある場合は、取得することで有利になります。

ダンスを学べる学校ではダンスに関する基礎技術だけではなく自己プロデュースの方法やデビューのサポートを行ってくれるので、ダンスメインで仕事がしたいと思っている人にはおすすめです。

ダンサーの参考情報

平均年収250万円~450万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種スポーツ

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