臨床工学技士になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

臨床工学技士になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

臨床工学技士の制度が出来たのは医療関係の仕事の中では比較的新しい方で、1987年です。臨床工学技士になるには専門学校か大学などの養成機関を卒業して国家試験に合格する必要があります。機械関係に興味がある人にもオススメの臨床工学技士という職業について紹介していきます。

臨床工学技士になるには資格が必須?

臨床工学技士になるためには厚生労働大臣指定の養成機関を卒業して国家試験の受験資格を得て、国家資格を取得する必要があります。

養成機関は専門学校と大学が代表的ですが、既に医療系の資格を持っている人は一年間専門課程に通うことで臨床工学技士の資格を取得することが出来ます。

専門学校と大学のメリット・デメリットなどについて触れていきます。

養成機関には専門学校と大学がある

臨床工学技士になるための養成機関は専門学校と大学が一般的です。専門学校は三年間、大学は四年間が普通です。

専門学校は三年間で卒業出来る

専門学校のメリットは三年間で卒業出来る事です。大学に比べて一年早く働き始めることが出来るので、プロとしてより多くの経験を積むことが出来ます。

学費は三年間で500万円ほどが平均で、大学よりも200万円ほど安いです。専門学校は大学よりも一年早く卒業することが出来るので、その分カリキュラムも詰め込まれており、一般的には大学よりも忙しいです。

臨床工学技士になると決めている人は専門学校に入って集中的に勉強することがオススメです。

大学は四年間かかるけどメリットも多い

大学は卒業するまで四年かかるので専門学校よりも一年長く勉強します。学費も一般的な私立大学ですと、四年間で約700万円ほどになるので、期間的にも経済的にも専門学校よりは負担が大きくなります。

しかし、大学には専門学校にないメリットもあります。大学は卒業すれば大卒(学士)の資格を得ることが出来ます。大卒の資格を持っていれば、卒業後に大学院に進学することも出来ます。なので研究職に興味がある方や大学で教員になりたい人は大学に進学することも選択肢の一つとして考えた方がいいです。

大卒であれば、看護師や理学療法士など、別の資格も取りたくなった時に三年時に編入することが出来ます。編入することが出来れば普通四年かかるところを二年で卒業して資格を取ることが出来ます。医療職全般に興味がある方は大学進学がオススメです。

臨床工学技士になりやすい人

臨床工学技士になりやすいのは、既に大学を卒業した人や特定の医療系の資格を持っているような人です。

四年制大学や短期大学、そして看護師、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床検査技師、視能訓練士、義肢装具士などの特定の医療系資格の養成機関で二年以上就学している人は一年間の専門課程に通えば、臨床工学技士の資格を取得することが出来ます。

臨床工学技士に向いているのはこんな人

臨床工学技士に向いているのは医療と機械に強い興味を持って、新しい知識を吸収し続けられる人です。いのちのエンジニアともよばれる臨床工学技士が病院で行う具体的な医療業務は呼吸、人工心肺、血液浄化など多岐にわたっています。

現代の医療では多くの医療機器が使われているので、その機械のスペシャリストである臨床工学技士は機械をいじることに興味がなければ務まりません。

医療に興味がある人

臨床工学技士に向いている人は医療全般に対して興味を持ち、他の専門職の分野も積極的に学んでいこうという姿勢を持って勉強し続けられる人です。治療が必要な時に、自分にとって興味のない分野だからといって深い知識がないことは患者さんの命に関わるからです。

就職してからも週末や夏休みなどは学会などに出席したり、様々な論文をチェックするなどして最新の知識を身につけなければ現場の医療についていけないからです。患者さんに対して最善を尽くすためには最新の知識が不可欠です。

医師や看護師、理学療法士などの同僚とも各専門分野の最新の知識を共有することでチーム医療の質が高まっていきます。

心臓血管科、呼吸器科、救急科など、病院には様々な診療科目がありますが、臨床工学技士はどの診療科目に対しても深い知識を身につけなければならないので、医療に対しての幅広い興味関心を持っている人が向いています。

機械に興味がある人

いのちのエンジニアとも呼ばれる臨床工学技士は、様々な医療機器を扱う職業です。医療機器の保守管理全般を任されていて、医療機器のスペシャリストとして病院にいるので、例え医師であっても医療機器に関する知識は臨床工学技士にはかないません。

機械を操作することや、どうやって機械が出来ているかなどの仕組みに興味がある人は向いている職業です。医療機器は機械自体が新しくなったり、性能がアップデートされたりすることが多いので、学校を卒業して資格を取って終わりではなく、仕事を始めてからも常に新しい知識を身につけていかなければなりません。

機械に興味があって、新しい知識を吸収することが好きな人は向いている職業だと言えます。

コミュニケーションを取ることも大切

どの医療職にも言われている事ですが、臨床工学技士も同僚や患者さんとのコミュニケーションを取ることが大切な職業です。人工透析などは二人一組で行いますし、その他の業務でもほかの医療職の人間と密接にコミュニケーションを取り、打ち合わせを行います。

そして患者さんとも愁訴などを確認するために日常会話などを含めてコミュニケーションを積極的に取ることが求められます。人とコミュニケーションを取ることが好きな人も臨床工学技士に向いている性格だと言えます。

臨床工学技士になるための養成機関

臨床工学技士になるためには大学や専門学校を卒業して国家試験に合格しなければなりません。

他の医療職の四年制大学や短期大学、そして看護師、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床検査技師、視能訓練士、義肢装具士などの特定の医療系資格の養成機関で二年以上就学している人は一年間の専門課程に通えば、臨床工学技士の資格を取得することが出来るので他の医療職から目指しやすい職業であると言えます。

臨床工学技士になるための大学

臨床工学技士になるための大学は約50校あります。最近まで私立大学しかなかったのですが、2018年に初めて国公立大学として公立小松大学が石川県に出来ました。

臨床工学技士として自分が興味を持った分野を研究するために、大学卒業後何年か働いてから大学院に進学する人も増えています。

臨床工学技士になるための専門学校

臨床工学技士になるための専門学校は全国で約30校あり、多くが三年間です。大学よりも一年短い養成機関で臨床工学技士になることが出来るので、集中して勉強できます。一般的に大学よりもカリキュラムは忙しいので、勉強は大変です。

臨床工学技士になるには?まとめ

現代の医療の進歩は目覚ましく、医療機器も飛躍的に進歩しています。臨床工学技士は複雑化する医療機器のスペシャリストとして、病院でも頼りにされる存在です。

現在看護師や理学療法士、作業療法士、診療放射線技師などの特定の医療系資格の養成機関で二年以上就学している人は一年間の専門課程に通えば臨床工学技士の資格を取得することが出来るので目指しやすい職業でもあります。

臨床工学技士はJICAの青年海外協力隊の医療職として、世界中へ行くこともできます。日本だけでなく、世界で働くことが出来るので、海外で働いてその経験を日本で生かすことも出来ます。

いのちのエンジニアとして

臨床工学技士は生命にかかわる医療機器のスペシャリストなので、いのちのエンジニアとも呼ばれています。他の医療職を経験してから臨床工学技士になる人も多く、比較的目指しやすい職業です。

いのちのエンジニアとして、また医療機器のスペシャリストとして自分の仕事に誇りを持てる素晴らしい仕事です。

臨床工学技士の参考情報

平均年収450万円~600万円
必要資格
  • 臨床工学技士
資格区分 国家資格
職種医療

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