振付師の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

振付師の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

テーマに合ったダンスの振り付けを考案する振付師。コンサートやコマーシャルでの振り付けをするなど華やかなイメージのある職業ですが、ダンスの基礎を習得するなどの地道な努力が求められる仕事です。今回の記事では、振付師の仕事の内容や特徴について紹介します。さらに振付師だけが感じることのできるやりがいについてもまとめました。

振付師とはどんな仕事?

ダンスの振り付けをするのが主な仕事

振付師の主な仕事はダンスの振り付けを考えてダンサーに指導することです。コマーシャルやミュージックビデオ、コンサートや舞台など、いろいろな場面でダンスを見る機会がありますが、ほとんどのダンスにおいて振付師が存在します。

日本では振付師と呼ばれることが一般的ですが、ダンスの世界ではコリオグラファーと呼ばれることもあります。

独創性や感性が必要とされる仕事

振付師に求められることの一つとしてテーマに合った振り付けを考えることがあげられます。テーマには喜び、悲しみ、怒りなどがあります。振付師はダンスの音楽を聞きながら、テーマに合わせた振り付けを考えます。

さまざまな感情をダンスで表現するためには独創性や感性が必要です。普段から芸術作品や流行の音楽を鑑賞することで、いつでも高いクオリティの振り付けを創作できるように努力します。

スピードも求められる

振付師の仕事はスピードも求められます。振付師の仕事は勤務といった形態ではなく、与えられた振り付けを完成させるまでが仕事です。1日のスケジュールははっきりと決まっていないため、与えられた期間でアイデアを構築しながら振り付けを考えていきます。

仕事の内容によっても異なりますが、振り付けの期間は2週間が一般的です。期限の締切日には、実際にクライアントの前でオリジナルの振り付けを披露します。クライアントに気に入ってもらえれば仕事は完了ですが、もし修正を求められた場合には、別の振り付けを考えます。

状況によってはその場で新しい振り付けを考えなければならないこともあるため、あらかじめ別の振り付けを考えておくか、普段から振り付けの引き出しを増やしておくことが重要です。

収入は個人で大きく異なる

振り付けを専門として仕事を行なっている振付師の平均給料は10〜40万円です。振付師の給料は個人によって大きく異なります。振り付けの仕事には決まった契約料はなく、クライアントによって金額は変わります。

例えば、コマーシャルの仕事についても5万円で振り付けを希望するクライアントもいれば、500万円で振り付けを希望するクライアントもいます。振り付けの契約金額の幅はかなり広いため、高い収入を得るためには自分が創作する振り付けの価値を高めることが重要です。

振付師によってはダンサーとしての実績を積んでから振り付けの世界に飛び込む人もいます。また、振付師だけで生計を立てることが難しい新人振付師の場合は、ダンスのインストラクターなどの仕事をして収入を得ている人もいます。

振付師の仕事の具体的な内容

振付師が請け負う仕事はたくさんある

振付師の仕事は音楽やテーマに合わせた振り付けを考案することです。振付師が請け負う仕事の中には以下のものがあげられます。

  • テレビ
  • コンサート
  • コマーシャル
  • ミュージックビデオ
  • 映画
  • 舞台
  • イベント
  • プロモーションビデオ

振り付けの指導をするのも重要な仕事

振付師のもう一つの仕事は、完成したダンスの振り付けの指導をすることです。仕事によってはダンサーに振り付けの指導をすることもありますが、多くの場合は、歌手やアイドル、タレントなどダンス未経験の人に教えなければなりません。

音楽に合わせたステップやターンなどの動きを見せて、踊り手に覚えてもらわなければなりません。分かりやすく説明することも大切ですが、動きを説明する前に踊り手のモチベーションを高めるようにコミュニケーションを取らなければなりません。

そのため振付師は単に素晴らしい振り付けを考えることができるだけでなく、踊り手に上手に伝える能力も求められます。

振付師になるにはダンスの基礎を身につけるのが重要

振付師になるための特別な資格はありませんが、ダンスの知識や技術の経験を積むことは重要です。

多くの振付師はダンスや振付師に関連した専門学校をはじめ音楽や体育に関連した大学などを出て振付師を目指します。ただし、学校で振付師に関する基礎的な知識を身につけたからといって、すぐに振り付けの仕事をもらえることはほとんどありません。

ダンサーになってから目指す人もいる

有名アーティストのプロモーションビデオの振り付けを手掛けて一気に有名振付師になる人もいますが、まずはダンサーを目指すことになります。または、ダンサーや振付師のプロダクションに応募してオーディションを受けます。

別の方法としては、有名振付師に弟子入りして修行を積む人もいます。その場合には、まずはアシスタントとして振り付けの基礎を現場で学びながら、徐々に自分でも振り付けの創作ができるように訓練します。

振付師の仕事のやりがい

人を喜ばすことのできる仕事

振付師のやりがいの一つに舞台やコンサートの観客やテレビやコマーシャルの視聴者を喜ばすことができることがあげられます。

芸術には絵を描くことや歌うことがあげられますが、ダンスについては全身を使ってさまざまな感情を表現するため、観客や視聴者を感動させることができます。

振付師は、ダンサーのように直接表現をするわけではありませんが、自分が考案した振り付けをダンサーが披露することで間接的に関わることができます。観客や視聴者の反応が良ければ、今回の振り付けはとても良くできたものだったと実感できます。

一緒に作品を作り上げる喜び

振付師の仕事は個人で行うものではありません。演者をはじめ、舞台やビデオの監督、撮影スタッフや舞台のスタッフなどが一緒になって作品を作り上げていきます。場合によっては、考案した振り付けが監督や演者に理解されなかったり気に入ってもらえなかったりすることもあります。

それでも、試行錯誤を繰り返して一つの作品を作り上げるために努力すれば、素晴らしいものを作りたいという目標に向かってみんなで団結しているという一体感を感じることができます。さらに一つのステージや作品が成功すれば充実感を味わうことができます。

成長を感じることができる仕事

振付師のもう一つのやりがいは、作品を通して成長を感じられることです。扱う振り付けのジャンルは幅広いため、極めるのは簡単なことではありません。しかし、スキルや経験を積んでいけば新しいジャンルにも挑戦できるでしょう。

さまざまなジャンルの作品を扱うことで、振付師としての可能性を広げることができます。振付師の中には世界的に有名なアーティストの曲の振り付けを手掛けたり、オリンピックやワールドカップなどの大きなイベントでの振り付けを手がける人もいます。

振付師として有名になって大きな作品を手がけるようになれば、諦めずに続けて良かったと感じられるでしょう。

演者の成長も見守れる仕事

振付師は自分自身の成長だけでなく、演者の成長を見守ることができます。創作したダンスで、新人アイドルや新人アーティストの原石に磨きをかけることもできます。歌姫と呼ばれるような歌手や超有名アーティストに成長すれば、磨き上げたダイヤの原石が大きく成長したという達成感を感じることができるでしょう。

振付師の仕事内容まとめ

振付師は自分の成長や演者の成長を感じられる仕事

振付師の仕事は、ダンスに合わせた振り付けを考案することです。求められたテーマに合わせた振り付けすることが求められるため、ある程度の経験やスキルが必要な仕事です。

ダンサーとしての経験を積んでから振付師を目指す人や、有名振付師のアシスタントとして学びながら振付師を目指す人もいます。最初はすぐに仕事をもらうことは難しいですが、結果を残すことで大きな仕事を受け持つようになります。

大きな作品を手掛けて多くの観客や視聴者に感動を与えられることができれば、振付師を続けて良かったと感じることができるでしょう。

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