書道家になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

書道家になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

書道家になるには、最低限書道に関する知識や技術が必要です。教育方面で書道を教える人や、商業用に文字を書く仕事をする人、芸術家として活動する人など書道家と言っても働き方は様々です。どんな働き方をするかによって、必要とされる能力は変わってきます。

書道家になるには何が必要?

芸術的な感性と基礎的な技術や知識はもちろん必須

書道にかかわる仕事には大きく分けて3つあります。1つ目は書道を教える教育関係です。書道教室や小学校・中学校などで指導を行います。

2つ目は商業用の文字を書く商業系の仕事です。賞状や結婚式で使われる招待状などの名前書きを担当したり、文字のデザインを請け負ったりします。

3つ目は芸術家としての書道家です。絵や音楽と同様に文字を書くことで自己表現を行います。最近では字を書くこと自体を自己表現として使い、音楽にのせてパフォーマンスを行う書道家もいます。

基礎的な技術や知識はどこで身に付ける?教室に通うのが一般的

どの道に進むにしても基礎となる知識や技術は必要です。独学で書道に関する教養や技術を身に付ける人もいれば、学校や教室で学ぶ人もいます。

書道の展覧会や個展で「この書道家の元で学びたい」と思う人がいれば、その書道家が開いている書道教室に通ったり、弟子入りをお願いすることで書道の道を究めることもできます。

書道と習字に違いはあるのか?似ているようで全く違う目的を持っている

「書道」と「お習字」は習い事などで同列に扱われることがあります。学校教育では「習字」を「書道」ということもありますが、実は全く異なるものです。

習字とは読んで字のごとく、字を習うことです。お手本のとおり美しく書くための練習をします。「書写」やペン字、硬筆なども習字に入ります。「実用書道」という名前で通信講座や教室が開かれていることもあります。

書道とは本来文字を書くことで自己表現を行う芸術活動です。もちろん美しく書くことを要求されますが、実用書道のように一般的な美しさで字を書く必要はありません。絵画や音楽と同じグループに入ります。

時間をかけて自己表現としての書道を極める追求心・執着心は必要

流派にもよりますが、初段から始まって最上位の師範を取得するまでに何年もかかることもあります。また、個々人が持っている書き癖というのはなかなか矯正できるものではありませんから、幼いころから書道をしているうちに、書道家を志す人も多いです。

何年も時間をかけて一つのことを突き詰めていける追求心や探求心、挫折してもあきらめずしがみついていける執着心が、書道家になるためには必要です。

独立開業して書道教室を開くのなら集客をするためのプロモーション能力が必要

書道家の人は独立開業することも多いです。書道教室を開くためにはできるだけたくさん生徒を集めなければ収入になりません。芸術家として作品を販売するにしても周囲に自分の作品をPRし宣伝しなければなりません。

そのためプロモーション能力が必要とされてきます。もちろん、人脈が広い人やSNSで宣伝ができる人は有利と言えるでしょう。

どんな人が書道家に向いている?

歴史や古典を重んじて勉強し、書道の腕を磨ける人は上達しやすい

書道の起源は古代中国と言われています。漢字の起源も中国で、教養の深い書道家は漢文が読める人も多いです。

書道学科がある学校や、書道の専門学校では1000年以上にわたる日本の書道の歴史を学ぶカリキュラムに取り入れていることもあります。文字を書くプロとして書道の歴史や古典は重んじることができる人が書道家に向いていると言えるでしょう。

「臨書」を行うことで書道家としてのレベルアップ?臨書の目的とは?

臨書とはお手本を見ながら書くことです。古典の臨書を行うことでどのように書くことでどのような効果が生まれるかなどテクニックを学ぶことができます。臨書には3種類あると言われ、それぞれ目的が異なります。「形臨」は技術面の習得を目的とし、字の形をまねすることに重点を置きます。一般的な書写のようなイメージです。

「意臨」は作者の意図や気持ちを汲み取りながら臨書することです。古典を意臨する場合は、作品が生まれた時代背景や作者の来歴や心情をも汲み取り模倣します。

「背臨(暗書)」はお手本の書風を取り込んでいくことを目的としています。お手本を見て記憶した後、お手本を見ることなく記憶を頼りに書いていきます。このように古典を大切にし、学ぶことで古典に対する造詣が深まります。また、自分自身の作風にも影響を与え独自の作風を確立していくことができます。

教えることが得意で、書道初心者や子どもにも教えられる忍耐力がある人

書道に対する技術や知識が豊富なことと、生徒に書道を教えることは全く別物です。また書道は字を書くだけでなく、正しい姿勢を学べて集中力を高めることもできます。

小学生に書道を教える場合はわかりやすく、かみ砕く必要もあります。筆の持ち方すら知らない初心者に教えることもあるでしょう。書道教室の場合、子どもも大人も通える方が生徒が増える可能性が高いため、どちらに対しても苦手意識なく教えられる方が有利になります。

書道の先生になる場合は教えるのがうまく、どんな人に対しても指導ができる忍耐力がある人が向いていると言えます。

芸術の道で生き残るのは一握りの人だけ。書道家に必要なのは自己表現力

全ての芸術家にあてはまることですが書道家として芸術方面で成功するのはほんの一握りです。

「自分らしさ」や自分が表現したいものを表現できるだけの自己表現力がないと書道家として生き残るのは難しい世界です。世界的に有名な書家、相田みつをさんは、詩と書道を組み合わせた作品を残しました。詩と書道を組み合わせることでメッセージ性を強め、自分が伝えたいことを表現したからこそ、多くの人をひきつけ有名になったとも言えます。

そのほかにも最近では作品自体だけではなく、書くこと自体がパフォーマンスとして受け入れられることがあったり、表現の幅は無限と言えるでしょう。海外などでも注目が集まっていますので、日本だけでなく海外に向けて書道を発信できる可能性もあります。

書道家として知識や技術を磨ける学校は?

「淡海書道文化専門学校」では就職や独立に手厚いサポートがある

淡海書道文化専門学校は日本でも数少ない書道の専門学校です。実技だけではなく、さまざまな書体や古典に触れられるよう、倫理学習のカリキュラムも充実しています。

書道師範科では1年間の履修で基本と創造力を身に付けることができます。理論や技能を修得することができ、卒業後の書道教室開設の支援もしてもらえます。そのため書道教室の先生を目指す人には特におすすめです。

書道研究科では2年間でじっくりと勉強することができるため、書写や書道の教育現場で活躍できます。また、研究科を卒業する際には文部科学省から「専門士」の称号が付与されるため、大学編入も可能になります。淡海書道文化専門学校卒業後も大学進学を希望する方は書道研究科がおすすめです。

基本からしっかり指導してくれる、実践的な内容の「書道実習」

書道実習では楷書学習を中心に、姿勢・執筆法など基本からしっかりと教えてくれます。行書・草書・隷書・篆書なども並行して学ぶことができ、各自の個性に合った指導が行われます。そのほか、硬筆演習、仮名演習、臨書演習など実習を通じて実践的な技術習得を目指すことができます。

「淡海書道文化専門学校」に通うとどんな資格が取得できるのか

淡海書道文化専門学校では資格取得に関しても手厚いサポートがあります。全くの初心者でも書道師範科終了時には日本習字漢字部六段位、かな・ペン部三段~五段の取得が可能です。文部科学省後援 硬筆・毛筆書写検定試験に学校で挑戦できます。

就職も有利!卒業生のほとんどが書道に関する道に進んでいる実績

淡海書道文化専門学校を卒業した生徒のほとんどが書道に関する仕事についています。また、就職だけでなく卒業後すぐに書道教室が開設できるよう、教室の準備や場所の選び方など実践的な指導・研修が行われます。

そのため大学を卒業して社会人として一旦は就職したものの、専門的に書道を学ぶために淡海書道文化専門学校に入学する人も多くいます。年齢層も10代~60代と幅広く、何歳からでも書道を学び仕事にすることができます。

書道家になるには?まとめ

書道家になるには、基礎となる技術や知識を磨いて自己表現力を身につける!

書道家になるために書道に対する技術や知識が必要とされます。独学も可能ですが、学びたい流派の教室に通ったり弟子入りすることで勉強したり、専門学校で学ぶこともできます。書道家としてどのような働き方をするかによっても必要とされる能力は変わります。

書道を教える先生になる場合は初心者や子供でも分かりやすいようにかみ砕いて教える必要があります。芸術家として大成したいのであれば表現力も必要とされます。

書道家の参考情報

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必要資格 必要資格なし
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