ボディビルダーの資格・試験とは?プロライセンスを取得してプロのボディビルダーを目指す

ボディビルダーの資格・試験とは?プロライセンスを取得してプロのボディビルダーを目指す

ボディビルダーは近年ライザップなどの影響でフィットネス人口が増えていることもあり、競技人口が急増しています。ボディビルダーになるために必要な資格はありませんが、競技者としての最高峰であるプロの資格は誰もが憧れています。今回はプロボディビルダーという資格について紹介します。

ボディビルダーの資格とは?

ボディビルダーになるのに絶対必要な資格はありません。ボディビルダーとは自らの身体を鍛えている人のことを指す言葉だからです。ですが、現在アマチュアのボディビルダーとプロのボディビルダーが存在しています。

ボディビルダーのプロライセンスは国家資格ではなく、民間のボディビル団体が発行している資格になります。プロの資格はアメリカを中心に、所有者が増えてきている資格で、最近では日本人がプロのボディビルダーになることも増えています。

IFBBなどの民間団体がプロライセンスを発行

今現在国家資格のボディビルダーのプロライセンスは存在していません。ボディビル競技を運営しているのは様々な民間団体で、世界各国にあります。ボディビルの聖地アメリカには、世界的にも有名な団体にIFBB(国際ボディビルダーズ連盟)というものがあります。

IFBBは、アーノルドシュワルツェネッガーなどをはじめとしたボディビル界の超有名人達が大会などで活躍していた団体です。現在では、IFBBが発行しているプロライセンスが最も知名度や権威の高いライセンスになっています。

ボディビルダーにも様々な種類があり、それぞれでプロになれます。

ボディビルダーといえば、ブーメランパンツを履いてポーズをとっている姿を想像する方も多いのではないかと思います。もちろんそれも正しいイメージですが、現在では一口にボディビルダーといっても様々な種類の競技者のことを指してボディビルダーと呼んでいます。ブーメランパンツを履いて筋肉モリモリな競技者は、正統なボディビル競技者といえます。

近年、若者の間で非常に人気が高まっているのが、フィジーク、クラシックフィジークと呼ばれる競技です。ボディビルが全身の筋肉の大きさを比較して優劣を決めるのに対して、フィジーク、クラシックフィジークとは、下半身の筋肉はほとんど評価に入らず、上半身の筋肉と全体的な見た目のバランスの良さなどで判定し、順位をつけています。

フィジークは半ズボンの長さのサーフパンツ、クラシックフィジークはボクサーパンツを履いてポーズをとります。ブーメランパンツを履いて人前でポーズを取るのが恥ずかしいという人や、足のトレーニングをそこまでしたくないという人から幅広く支持を得ています。

芸能人の金子賢さんが主催するサマースタイルアワードというフィジークの大会でも、毎年大会参加者が増えていることなどもあり、競技人口が急増しています。CMでもライザップによる肉体改造で細マッチョになりたいと思う人が増えていることも、大会参加者が増えている一つの要因だと言われています。

フィジーク、クラシックフィジークでもプロになることができます

フィジーク、クラシックフィジークはボディビルの一分野という扱いなので、ボディビルと同じように民間団体によるプロライセンスの発行が行われています。代表的な団体にはIFBBなどがあり、日本人でプロライセンスを取得している人も増えてきています。

2018年のアマチュアボディビルダーの世界大会では、3人の日本人が階級別で優勝して、オーバーオールと呼ばれる、階級別で優勝した人たちだけで争われる真の一位を決める上位三人に日本人が二人選ばれ、プロのライセンスを取得しました。

他にもマッスルマニアという団体で、クラシックフィジークのプロライセンスを取得している日本人も出てきていて、日本人ボディビルダーが世界的に活躍の場を広げています。

プロボディビルダーの資格の難易度・合格率

プロのボディビルダーになることは簡単な事ではありません。プロのボディビルダーになるためには、基本的にプロライセンスを発行している団体が主催するアマチュアの世界大会などで優勝する必要があるからです。数年前までは、大会に出場するために海外のアマチュア世界大会に出場して優勝することでしかプロになることが出来なかったので、難易度も今よりとても高い状態でした。

現在でもボディビルでIFBBプロの資格を持つボディビルダーは、山岸秀匡という人だけです。2003年に山岸さんがプロライセンスを取得してから、2019年現在まで一人もプロライセンスを取得できている日本人がいないというところからも、プロボディビルダーになることはとても難しいことであると判断できます。

現在では日本でもプロのライセンスを取得することができます。

2017年からNPCJという日本のボディビル競技団体がアメリカのIFBBと業務、事業提携を行いました。その結果、日本でも優勝者にプロライセンスを与える、IFBBプロコンテストが日本でも開催されることになり、日本人がプロのライセンスを取得できるかもしれない可能性が高くなりました。

JBBF公認指導員という資格

プロのボディビルダーではないですが、JBBF公認指導員という資格があります。これはボディビル、フィットネス競技の普及拡大と一般の方々の健康増進に寄与するための優秀なトレーニング指導者を育成するための資格です。

ボディビルの大会などを主催しているJBBFという団体が発行している資格で、取得すればボディビルの専門家と言える資格です。受験資格に三年以上の実技経験が必要になるので、この資格を有している人は基本的にボディビルダーとしての経験がある人達だけになっています。

ボディビルダーになるのに絶対必要な資格ではありませんが、競技者としての自身のレベルをさらに高めていくために取得しているボディビルダーの方が多くなっています。

筆記試験の内容

JBBF公認指導員という資格は、講習会の受講及び筆記試験で合否を判定しています。例を挙げると、生理学や機能解剖学、栄養学、救急対応など、運動や健康に関する様々な科目があります。

ボディビルダーの指導者として活躍できる

JBBF公認指導員という資格は、プロのボディビルダーになるほど難易度が高い資格ではありません。競技者としての資格ではなく、あくまでボディビルダーの指導員としての資格なので、ジムなどでボディビルダーや一般の健康に興味がある利用者の方々に指導していくのに役立てることが出来る資格です。

ボディビルやスポーツジムの指導員になるのに絶対必要な資格は今現在ないので、取得しなければ指導が出来ないというわけではありませんが、自身のキャリアや知識を高めていくために取得する方が多いようです。

ボディビルダーに資格は不要!だがプロは別格

ボディビルダーになるには、今日からトレーニングを始めれば誰でもボディビルダーと名乗ることが出来ます。なのでボディビルダーになることに資格は必要ありませんが、プロは別格の存在です。

プロの資格があればボディビルだけで食べていける

ボディビル競技は世界大会であっても賞金がほとんど出ません。世界最高の大会で世界一位になれば賞金が約2500万円もらえますが、日本一位を決める大会などでは賞金が0円であることが普通です。

そのため、ボディビルダーはほとんどが本業としての仕事をしながらトレーニングをして大会に出場しています。ですが、プロの資格を取得できれば企業がスポンサーについてくれることが多いので、ボディビル競技だけで食べていくことが出来ます。

また、プロになればトレーニングを指導したり解説するセミナーと呼ばれる講演会やパーソナルトレーニングの依頼が多くなるので、スポンサーからの収入と合わせると一般のボディビルダーよりもはるかに裕福な暮らしが出来ます。

ボディビルダーの資格まとめ

ボディビルダーの資格で重要視されているのは、基本的にプロのライセンスだけです。プロの資格を持っている人は世界にも約200人ほどしかいないと言われていて、取得するのがとても難しい資格です。そのため、プロの資格を持っている人はそれだけで講演会やパーソナルトレーニングの依頼が殺到しています。

プロになればボディビルだけで生活していくことも可能

基本的に、ボディビル競技は賞金がほとんど出ないことが多いです。日本一を決める大会でも賞金はなく、賞品としてプロテインだけしかもらえないということも珍しくありません。そのため、ボディビル競技を専門に行っている人でも、ほとんどが本業を持っていて、趣味としてボディビルをやっています。

ですが、プロの資格を取得できれば自身のトレーニングを解説する講演会やパーソナルトレーニングなどで、十分生活出来るだけの給与がもらえるようになります。

ボディビルダーの参考情報

平均年収200万円~1000万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種スポーツ

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