ボディビルダーになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

ボディビルダーになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

ボディビルダーになるには、地道な努力を続けていく必要があります。短期間でコンクールでの優勝という目標を達成できるわけではないからです。今回はこの記事でボディビルダーとして取り組むために必要なこと、対策や適性について詳しくご紹介させていただきます。

ボディビルダーになるには何が必要?

アマチュアボディビルダーとして優勝を目指す

ボディビルダーには、「プロのボディビルダー」と「アマチュアのボディビルダー」がいますが、現存の日本人の「プロのボディビルダー」はただ一人であり、ほとんどが「アマチュアのボディビルダー」です。

世界でも「プロのボディビルダー」は少数ですから、プロとしてやっていくのは相当難しいといえます。一番の問題は、経済的負担と入賞商品の内容の問題なのですが、結局のところ、「アマチュアのボディビルダー」コンテストでの優勝を目指して日々効果的な食事と厳しいトレーニングを積むことが一般的なボディビルダーの道といえます。

本業を持つ

ボディビルダーの目標は、ボディビルのコンテストに出場して、賞を獲得することにあるのですが、生活はもちろん、ボディビルダーとして必要なトレーニングやサプリメントなどのための経済的負担と入賞により得られる物の内容から考えると、この仕事を本業としてやっていくことは不可能です。

海外のボディビルコンテストでは優勝賞金が出ますが、日本国内の優勝は賞金無しかプロテイン製品1缶です。ですから、ボディビルダーとしてのトレーニングに励むためには、本業を持つことがどうしても必要になるのです。

本業となる仕事としては、トレーニングジムなどの経営や、トレーナーといったスポーツ系の仕事に就いている方もいれば、そうではない仕事に就いている人もいます。

いずれにしても、ボディビルダーとしての生活を支える収入や時間が得られる仕事であれば、ボディビルダーとしての目標を目指しつつ、トレーニングに集中することができるわけです。

日本でただ一人のプロのボディビルダーも、プロテインなどのスポーツサプリメントメーカーに勤めながらボディビルを続け、後に幾つかのスポンサー契約を得てプロとして活躍し、数々の快挙を成し遂げています。

プロを目指すならスポンサーを見つけることが必要

プロを目指しつつ、より集中してボディビルダーとしての安定した生活を確立したい人は、スポンサーを見つけることが必要です。

そのためには、アマチュアのボディビルダーとしての実績を積むことです。世界のアマチュアのボディビル大会での優勝を目指してそれを勝ち取るか、多くのコンテストに出場して優勝など上位入賞を狙い、高い実績を残すなら、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の推薦を受けてIFBB(国際ボディビルダーズ連盟)の「プロカード」を取得することが可能になります。こうして、スポンサーの目に留まり契約の道が開けていくことになります。

ボディビルダーに向いている人、適性がある人

筋肉のつきがいい

ボディビルダーは、自分に合った食事法やトレーニングが必要です。食事やトレーニング次第で筋肉がつきやすい人は、ボディビルダーになる素質があるといえます。それは先天的な筋肉の素質であるゆえに、ボディビルダーにとって最も大切な筋肉を効率的に発達させるのに有利だからです。

もちろん、ただ筋肉の素質があればいいというものでもありません。強靭な筋肉を作るためには、素質だけに頼っていたのでは目標を達成することはできません。効率的な栄養の摂取と厳しいトレーニングを積むことによって、初めて素質を生かすことができるのです。

筋肉のつきが悪いとしてもできること

どんなに食事やトレーニングを積んでも、なかなか思うようなバランスのいい大きな筋肉がつきにくいという人にとって、ボディビルダーを目指すということは相当の努力が必要となってしまうでしょう。

それでも、効率的な栄養の摂取と弱い筋肉を強化する効率的なトレーニングを続けることで弱点を克服したボディビルダーも数多くいます。ですから、ボディビルダーを目指すのであれば、決して諦めないということがとても重要であり、やり遂げるだけの根性を持って挑戦し続けることが大切になってきます。

中には、ボディビルダーになることを諦めて、ボディビル程の筋肉を必要とはしない「フィジーク」などのコンクールで優勝することを新たな目標として目指すようになった人もいます。

今は、様々な筋肉を身につけることによって作られた、美しい肉体を競うという競技が幅広く存在するようになりましたから、自分に合った競技を選ぶことも可能になってきています。

勤勉さも必要

ボディビルダーは、コンテストの多い5~12月の「オンシーズン」以外の「オフシーズン」は、筋肉を鍛えて筋肉を増強させ、同時に皮下脂肪も蓄える食事をしつつ、体重を増加させます。そしてコンテストに近づくと、今度は減量して皮下脂肪を極限までそぎ落とすことによって、あのボディビルダー特有の肉体を完成させていきます。

そのために 計画的で効率の良い栄養摂取とトレーニングを行う必要があります。「どの栄養素をいつ、どのくらい摂取すべきか」、「どのウエイトトレーニングをいつ、どれほど行うことが必要か」という方法を見つけるまで日々模索することになります。ですから、効率的な方法を得るためには栄養学や肉体構造などの知識や理解を得ることがとても大切で必要になるのです。

もちろん、ボディビル専門のアドバイザーやトレーナーの助けを得ることでしょう。それでも、1人1人必要な栄養素やトレーニングの内容が違いますから、自分に合った方法を日々模索するのをいつも他人任せとはいきません。

自分を律した食事や厳しいトレーニングは自分が知識と理解を得ているからこそ、自ら率先してチャレンジしていくという強さを維持していくことができるのです。

続けていくためには忍耐力が必要

個人差がありますが、1~2年の訓練で初心者向けのボディビルのコンクールに出場する人もいますが、数々のコンクールでの優勝を目指しつつボディビルダーとしてやっていく決意をしているなら、長期に渡って計画的に取り組まなければなりません。

計画的栄養摂取と食事制限や厳しいトレーニングと共に、けがや病気などを経験することもありますから忍耐力を持って乗り越える必要もあるでしょう。

身体芸術を作り出すことへの喜び

結局のところ、様々な苦労を乗り越えなければならないとしても、「彫刻のような肉体」といわれる身体芸術を作り出すことへの喜びがあってこそできるといえます。

この美意識への喜びを持ち続けている限り、ボディビルダーとしての道を目指していけるでしょう。

ボディビルダーになるための学校・教室

ボディビルダーになるためのジムやセンター

ボディビルダーになる為の資格はありません。ですから、ボディビルダーになるための学校があるわけでもないのです。ただ、ボディビルダーになるため、続けていくための助けとなるジムやセンターがあります。

活躍しているボディビルダーとして知られている人達は、JBBF(社団法人日本ボディビル連盟)に加盟しているジムに所属しています。

JBBF(社団法人日本ボディビル連盟)に加盟しているジムであれば、JBBF(社団法人日本ボディビル連盟)開催の大会への選手登録資格を得ることができます。ただし、JBBF(社団法人日本ボディビル連盟)以外の団体が開催する大会には出場出来ません。出場するならJBBF(社団法人日本ボディビル連盟)開催の大会への出場停止となってしまうからです。

ボディビルに関しては、国内の他の団体も同様の制限があります。ですから、慎重に選ぶ必要があります。

また、どのジムなどに通うとしても具体的なアドバイスを求めて積極的に自分から行動することが求められるようです。ボディビルダーを目指していることを真剣に伝え、地道に指導を仰ぎながら取り組むようにしましょう。

ボディビルダーになるには?まとめ

地道な努力でボディビルダーを目指す

ボディビルダーを目指すのは簡単ではありませんが、地道な努力の成果を自分の目でいつでも鏡を通して確かめられるという利点があります。それは、やりがいに繋がります。

様々な制限のある中で1つ1つをやり遂げる時、それは確実に成果となって反映されるはずです。こうした積み重ねがきっとコンクールの上位入賞を目指す力になっていくことでしょう。

ボディビルダーの参考情報

平均年収200万円~1000万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種スポーツ

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