国会議員になるには?求められることや向いている人の特徴などを具体的に解説

国会議員になるには?求められることや向いている人の特徴などを具体的に解説

国会議員になるには、国民から選挙で選ばれて当選することが必要です。また法案を一つ通すにしても支持を集める必要があり、国策を動かすのは非常に大変です。国会議員になるには、類い稀な努力と才能が求められます。本記事では、国会議員になるために必要なこと、向いている人の特徴などについてご紹介します。

国会議員になるには何が必要?

第一に「国をより良くしたい」という強い意志が最も重要

国会議員は、国民から選挙によって選ばれた国民の代表者として、一定以上の特権や地位を得られる職業です。人によっては、そうした特権、地位、名誉、またそれに応じた金銭などを求めて、国会議員になる人もいるかもしれません。

しかし、そうした場合であろうとなかろうと、国民から選挙で選ばれた代表者として大切なのは、「この国をより良い国にしたい」という強い意志です。

そもそも国全体や公共に対する広い視野を持っていて、国家規模で国民の生活の質を向上させよう、より良い国にしていこう、という熱意を感じられなければ、政治を司る国会議員として見向きもされないでしょう。

野心があるにしても、人を惹きつけるのは国策や政策に関する熱意であって、お金や名誉に対する執着を感じさせてしまっては、人からの信頼はあまり集まらなくなってしまいます。

国会議員として、国民の代表として政治を動かすに至るまでに、そもそも非常に高いハードルが課せられます。選挙に出馬するだけでも、供託金として300万円の費用がかかるのです。そのほか、事務所の仮設費用や印刷費、選挙運動員の人件費、選挙カーの広告費など1,000万円に及ぼうかというくらいの多額の費用が必須となります。

そうした費用を捻出して選挙に臨んでも、当選できるかどうかは選挙の結果次第になるのです。こうした残酷な戦いを勝ち抜くためには、他にも数多存在する候補者と明確に差別化できるような政策と、何よりも人のため、世のため、国のために働こうという強い熱意が必須となるのです。

何をするにも人の信頼を集める求心力が大切

国会議員にとって最も大切なのは、自分なりの明確な政策の方針を持って選挙に臨み当選を勝ち取る熱意、熱意の元となる強い意志の力です。

もちろん、自分の主張の骨子となるロジックの構築や豊富な知識も必須です。しかし、そうした自分の強みを「国政をあなたに預けます」という信頼に変えていくためには、人間的魅力も十分に必要になってきます。

そうした人間的魅力を天性で持っている人もいます。政治家の子息などには遺伝で天性のカリスマ性を受け継いでいる人も少なくありませんが、そうした有利な条件がない人の場合、無名の状態から多くの人の支持を集めるに至るまでには非常に多くの苦労を経なければなりません。

このような苦労を厭わず毎日コツコツと積み重ねることで、信頼は確実に集まっていきます。信頼関係の構築は、国会議員になるまではもちろん、国会議員になってからも常に求められ続けます。

国会議員に向いている人、適性がある人

熱意を常に持ち続け、一つのことに一所懸命に取り組める人

国会議員になるため、あるいは国会議員として仕事を続けていくために何よりも必要なのは、信頼関係の構築です。

信頼を得るためには、まず人に知ってもらうことが必要です。そして、国会議員として人に知ってもらうには、毎日自分の政策や政治的方針を発信し続けなければなりません。自分自身が広告塔になって積極的に情報発信をしなければ、そもそも人に知ってもらうことすら叶いません。

人に知ってもらう方法には、毎朝駅前に立って街頭演説を行ったり、党や議員の事務所の近所で毎日清掃活動や挨拶をしたりといったものが昔から取り組まれてきました。しかし近年では、インターネットでブログやSNS、YouTubeなどのコンテンツを毎日更新する人も増えてきました。

まずは明確な政治的目標を掲げましょう。そして、そうした目標を達成するにはどうすればいいかを理論として構築し、人に主張して回りましょう。そして自分の政治的な方針を明確で魅力的なコンテンツにまで高めることが必要です。

そうしたコンテンツを毎日発信し続けること、人に見向きもされなくても継続的に熱意をもって発信し続けることで、着実に支持者は増えていくはずです。人はその熱意そのものに負けることも少なくないものだからです。

「政治家の好む酒」としてオールドパーという酒があります。これは酒瓶の造形が特殊な酒で、斜めに傾けても倒れない、熱意の象徴とされるお酒です。この酒の瓶のようにどんなことがあっても倒れず、何事も一本気に、熱心に努力できる人、一つの目標に向かって邁進できる人が国会議員に向いています。

多くの人の望みを真摯に聞き、思いやりを持って接することができる人

国会議員は公的な職業ですから、多くの国民の代表となって政治に働きかけることが一番の仕事であり使命です。

そのために、国会議員のほとんどは地元の支持基盤を明確に構築しており、選挙に当選して国会議員となってからも頻繁に地元へ帰り、支持者や関係団体の要望を日々ヒアリングし、それを政策に生かします。

求心力は才能よりも努力によって磨かれるものです。どれだけカリスマ性があっても現実味のある政策がないと信頼できないのはもちろん、日々国民に接する中で傲岸不遜な態度をとっていては支持されることはないからです。

ですから、支持者に対してだけでなく全ての国民に対して真摯に接し、厳しい意見もしっかりと受け止めることが重要になってきます。常に思いやりを持って国民が求める政策を聞き入れ、政治活動に取り入れていく姿勢が国会議員としての信頼性に大きく寄与します。

国会議員になるための学校等

国会議員には、法学部や政治経済学部出身者が多い

国会議員になるにあたっては、特別な資格制度や免許は設けられていないので、所定の条件さえ満たせば誰でも国会議員を目指すことは可能です。しかし国会議員は法律や予算を決める職業であるため、必然的に法律・経済に詳しい必要があります。

そのため、四年制大学の法学部、政治経済学部など国会議員の仕事に関係が深い分野で専門的な勉強をしておくと非常に強いです。何が強みに繋がるかというと、明確な政策の構築できるだけの豊富な知識と論理的思考力です。

国会議員としてはやはり既存の法律、社会情勢・経済情勢に明るく、法律や経済に関する利点や欠点に精通することによって新たな斬新な政策、現実味のある信頼できる政策を構築できるようになります。

人によっては、外交政策などを担当するため国際関係学部などに進み、場合によっては留学して語学力を磨く人もいます。国会議員にも様々な省庁があるので、法律や経済のみならず教育に携わったり、農林水産業に深く関わったり、交通全般の教養を積んだりと明確に強みとなる分野を磨くことが大切です。

またこうした知識のみならず、国会議員になるためには選挙に出馬する必要があります。選挙に出馬するためには日本国籍と一定の年齢が必要で、犯罪を起こして実刑判決に処されていないなどの諸条件も満たす必要があります。

こうした条件を満たすことに対しては努力ではどうにもならない側面もありますが、国政に打って出るからには迂闊なことはしない、特に法律に違反するような犯罪はしないという強い覚悟も併せ持っておくことが肝要です。

国会議員になるには?まとめ

国の将来を決定づける、社会的に非常に重要な職業

国会議員は、国民から委任されて国政に携わり、国家予算の使い道を決め、国のリーダーである内閣総理大臣を決めるなど重要な職業です。

国会議員になるために大切なのは、人から信頼される人間力と行動力であり、「国をよくしよう」という熱意です。

こうした熱意だけあっても国会議員は務まりません。豊富な教養を身につけ、ロジカルな側面も完璧に武装することによって説得力が増します。

国会議員にはそうしたしたたかさも重要なのです。その上で、人に真摯に接する態度や思いやりも必要になってきます。

国会議員の参考情報

平均年収2300万円~4200万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種法律・政治

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