ボディビルダーの仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

ボディビルダーの仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

鍛え抜かれた筋肉を通して観客に感動を与えるボディビルダー。毎日のトレーニングが欠かせないため、体力的にもかなりハードな仕事です。今回はこの記事でキャディの仕事の内容や特徴、必要なスキルや魅力などについてご紹介します。

ボディビルダーとはどんな仕事?

ボディビルコンテストで入賞するのが仕事

ボディビルダーの仕事はボディビルコンテストに出場することです。コンテストで優勝や入賞などの好成績を残せば、賞金を稼ぐことができます。

プロのボディビルダーになるための特別な資格はなく、プロ宣言をすれば、その日からプロとして活動できます。しかし、プロとして収入を得るためには、ボディビルコンテストで優勝や入賞をして賞金を稼いだり、スポンサーと契約を結んだりすることが必要です。

健康をプロデュースするのもボディビルダーの仕事

プロのボディビルダーの中には、トレーニング機器を販売する会社やサプリメントやプロテインを販売する会社とスポンサー契約を結ぶ人もいます。

スポンサー契約を結んだ場合には、商品をPRするだけでなく、商品の開発やプロデュース携わることもあります。ボディビルダーとして身につけた知識や経験やスキルを生かして、購入者の健康維持をサポートできます。

体を鍛えることがボディビルダーの仕事

ボディビルダーになるためには、普段からのトレーニングは欠かせません。普段は筋肉を増強させるためのトレーニングを行います。ベンチプレスを使って肩や腕といった上半身の筋肉を鍛え上げ、ダンベルを使って腹筋を鍛え上げます。さらにマシンを使ったトレーニング、バーベルを使用してのスクワットで下半身の筋肉も増強させます。

ボディビルダーには食事による制限も大切な仕事です。ボディビルコンテストで優勝するためには、筋肉をつけるだけでなく、美しく見せる必要もあります。そのため、コンテストの前には、脂肪や炭水化物を一切摂取しないといった食事制限をすることによって皮下脂肪を削ぎ落とし、美しい筋肉を作り上げます。

ボディビルダーは自身の体を美しい芸術作品にするために、正しい知識に基づいたトレーニングや食事によるコントロールをします。そのため体を鍛えるための体力はもちろんのこと、ボディビルについての知識を取り入れることも大事な仕事の一つといえます。

給料は安め。コンテストで優勝すれば海外で活躍することも

ボディビルダーの基本的な収入は、コンテストでの賞金です。ボディビルコンテストはアメリカをはじめ、世界各地で開催されており、日本でも日本ボディビルコンテストやボディビル・フィジーク大会などの大きな大会が毎年開催されています。

ただし、日本で開催されるボディビルコンテストの賞金は少なめです。日本で賞金の出るボディビルコンテストとして、サマースタイルアワードとNPCJが主催するボディビルコンテストがあげられますが、優勝賞金は30~50万円ほど。そのため日本国内でプロのボディビルダーとして活動していくのは厳しいといえます。

国内のボディビルコンテストに優勝した人の中には、優勝や入賞をきっかけに、海外で活躍する選手もいます。アメリカにはボディビルのプロリーグ、IFBBプロリーグがあり、通常のコンテストで優勝すれば約240万円の賞金が、リーグの中でも一番大きなコンテスト、ミスターオリンピアで優勝すれば約2,400万円の賞金を手にできます。

日本で開催されるコンテストで結果を残して、海外で活躍すれば収入を増やすことも可能です。

ボディビルダーの仕事の具体的な内容

ボディビルダーの仕事には、大きく分けて2つの仕事があります。1つはボディビルコンテストで賞金を稼ぐこと、もう1つはボディビルに関連した業務を行うことです。

ボディビルコンテストに出場する

ボディビルダーにとってのメインの仕事はボディビルコンテストの出場です。世界各地で行われるボディビルコンテストで好成績を収めれば賞金を獲得できます。

コンテストでの審査基準

ボディビルコンテストでは、ポージングにおける筋肉や皮下脂肪の量、筋肉のバランスなどを採点します。

ポーズには、コンテストで指定されたポージングをとる規定ポーズと、音楽に合わせて選手たちが好きなポージングをするフリーポーズの2種類があります。美しいポージングをすることによって採点は大きく変わるため、選手たちは自分の体型に合わせたポージングを選びます。

スポーツジムを経営するボディビルダーも

ボディビルダーの中には、自身の経験やスキルを生かしてスポーツジムの経営をする人もいます。新たなアマチュアやプロのボディビルダーを育成するためのマッスルジム、美しいボディーラインを作るためのフィットネスジム、健康維持を目的としたエクササイズジム、痩せたい人のためのダイエットジムなどを開設します。

スポーツジムでは、体の各器官のしくみや動きを説明して、正しいトレーニング方法を伝授します。またトレーニング器具の適切で安全な使用方法、器具の使用における効果なども説明します。さらに正しい食事のとり方やサプリメントの使用方法についても分かりやすく説明します。

ボディビルダーは大会へ出場する際に習得した知識を生かして、スポーツジムに通うお客様の健康維持をサポートします。

俳優やスタントマンとして活躍する人も

有名になったボディビルダーの中には、俳優やスタントマンなどの映像の世界で活躍する人もいます。

特にアメリカのハリウッド映画などでは、重要なワンシーンでスタントマンやスタントウーマンを起用することも多いため、定期的にスタントマンのオーディションを行っています。日本人でも、ボディビルダーとしての経歴を生かして、アメリカへ渡ってスタントマンとして活躍している人もいます。

また最近では、インスタグラムやFacebookを用いて鍛え抜かれたボディーを定期的に配信する筋肉インフルエンサーもいます。数万人のフォロワーを抱えているボディビルダーなどは、美しい筋肉と共にタイアップした企業の商品をPRすることで収入を得ています。

ボディビルダーの仕事のやりがい

鍛え抜かれた体を通して感動を与えること

ボディビルダーの仕事の醍醐味は、ボディビルを通して見ている人に感動を与えることができることです。ボディビルの仕事は収入に結びにくいため、精神的にもタフでないと仕事を続けていくことは難しいです。さらに、毎日のトレーニングや食事による体型の維持なども必要なため、体力的のかなりハードな仕事です。

しかし、ボディビルコンテストへ出場することによって、観客から喝采を浴びればボディビルダーとしての高いモチベーションを持ち続けることができます。

自分自身への満足感も持てる

ボディビルダーの中には、体を鍛え上げることで自分に自身をつけたいというきっかけで始めた人もいます。筋肉のトレーニングを続けることができれば、結果を身体で感じることができるため、ボディビルダーになって良かったと感じることができます。

他の人に体を鍛えることに関する知識を提供できる

ボディビルダーは、上手に体を鍛えるという経験やスキルを生かすことのできる仕事です。

スポーツジムを開設できれば、経験や知識を生かして、ジムに通うお客様の健康維持のサポートに携わることができます。ボディビルダーのアドバイス通りにトレーニングを行った結果、体力の向上などの成果が現れてお客様の笑顔を見ることができたならば、ボディビルダーになって良かったと感じることができます。

成功をすれば大金を獲得できるチャンスも

ボディビルダーとして数々の大会で結果を残せば賞金を稼いだり、多くのスポンサーと契約を結ぶことができます。日本では、ボルディビルコンテストだけで生活するのは難しいですが、アメリカなどでは1億円の年収を稼いでいるプロのボディビルダーもいます。

また、鍛え上げられた体を生かして、俳優やスタントマンとして活躍している人もいます。実力によっては大金を得ることができる夢のある世界といえます。

ボディビルダーの仕事内容まとめ

ボディビルコンテストで好成績を収めることが、ボディビルダーにとっての大切な仕事

ボディビルダーの仕事はボディビルコンテストに出場することです。優勝すれば賞金を稼ぐことができ、いろいろな企業とスポンサー契約を結ぶことができます。

コンテストで優勝するためには、徹底的に体を絞り上げて筋肉を増強することが必要です。また食事にも気を配り、筋肉がつきやすく脂肪がつきにくい体に作り上げます。トレーニングや食事は毎日に行わなければならないため体力的にもハードですが、自分の体が美しく変化したときやコンテストで優勝したときなどは大きな喜びや達成感を味わうこともできます。

日本ではボディビルダーを本業としている人は少なく、多くの人がトレーニングジム経営など、ボディビルの関連の仕事を行っています。そのためボディビルダーとしてのスキルや実績を生かすためのアイデアも必要となるため、精神的にもハードな仕事といえます。しかし、将来的にボディビルダーが注目される可能性もあるため、夢のある職業といえるでしょう。

ボディビルダーの参考情報

平均年収200万円~1000万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種スポーツ

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