大学教授の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

大学教授の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

大学教授は様々な仕事をしていますが、皆さんが一番イメージしやすいのは学生を相手にした授業だと思います。ですが授業を行うのは大学教授の仕事のなかでも大きい割合ではなく、一番は研究して論文を執筆し、学会などで公に発表することです。ここでは大学教授の様々な仕事内容について詳しく紹介します。

大学教授とはどんな仕事?

大学教授は一般の大学生から見ると授業を行うのが仕事の中心で、ゼミで学生の指導を少ししているという印象を持っている方も多いのではないかと思います。ですが大学教授にとって、授業を行うことは仕事のほんの一部でしかありません。

基本的に大学教授は自身の興味がある分野の最先端の研究をすることが仕事の中心です。研究した結果は定期的に論文としてまとめて社会に発表しなければなりません。

大学教授は論文の数や質で大学を運営している独立行政法人から評価されて雇用されているので、定期的に論文を発表することは大学教授として仕事をし続けていくために必須といえます。

論文を執筆するために研究時間を確保する

大学教授の主な仕事は論文を執筆して発表することですが、最近では少子化が進み、大学を運営していくために学生数を確保していくことが難しくなってきています。

そのため大学教授も自身の研究をする時間が以前よりも減っているといわれています。研究の時間が減っているなかでも、研究に必要な時間を確保し、成果をまとめて論文として執筆しなければなりません。

学校評価のシステムに関わる仕事

学校評価とは2007年に学校教育法が改正されたことによって、学校を運営している法人や財団に義務化された評価のことです。

学校評価は学校運営の状況や学生に対しての教育に関する評価をします。学校評価で良い評価を得るためには高度な専門知識を持ち、現場の状況を詳しく知っている大学教員の協力が重要になります。

一部の大学教授は自分の研究に注力しすぎて大学の学生や職員などの関係者の要望などに対してきちんとした対応を行っていない場合があります。ですが、入学した学生が充実した勉強や大学生活を過ごしていくには教育環境がとても大切です。

学校評価によってその教育環境の改善を日々行っていくことも大学教授の重要な仕事の一つといえます。

大学教授の仕事の具体的な内容

大学教授の仕事は大学内はもちろん、それ以外でも多岐にわたっています。大学内であれば学校の運営に携わっていくことと学生とのコミュニケーションを取ることです。

近年は政府の財政上の問題から、大学への補助金が年々減り続けています。そのため大学の運営に関わっている職員の多くは任期制であったり、採用の人数を減らしていくなどして人件費を削減しなくてはならなくなっています。

大学教授は大学の運営にも携わっていく必要があるので、補助金を減らすことをやめるように政府や世間に訴えかけて長期的に安定した学校運営ができるようにしていかなければなりません。

また、近年の日本は少子高齢化社会で子供の数自体が減ってきています。そのため大学としても運営を考えていくうえで相当数の学生を毎年確保することは必至です。そのため大学は学生を確保するために様々な取り組みをしています。その取り組みは大学の広報や事務職員だけが決めるわけではありません。

学生がどの大学を志望するかを決める時、そこで教えている大学教授の存在はとても大きいものになります。知名度の高い大学教授であれば、よくテレビに出ている教授で授業がおもしろそうだから、その教授が所属している大学を受けるという学生も少なくありません。

そのため、大学教授はカリキュラムや授業内容や本の執筆などで学生にとって魅力的だと思わせる必要があります。現在在学している学生とコミュニケーションを取って情報収集し、より良い大学運営のための参考にしていくことも大切な仕事です。

求められる有識者としての役割

政府や各省庁、地方自治体などが専門的な何かを政策や条例などで作成、検討する時には有識者会議というものが開かれます。

これは一般的な公務員では対処することが難しい時や、外部の意見が必要な時に開かれます。近年では虐待やいじめ、過疎化などの問題について有識者会議が開かれ、対策をまとめて再発防止に努めたり、防止する法律をつくる足がかりなどにします。

ここで有識者と呼ばれる人のほとんどは大学教授です。大学教授は専門分野の研究を職業としている人物ですから、議論する内容についての最も高いレベルの知識と経験を持っている有識者として招かれます。その専門知識を政策や政令、対策に存分に生かしてほしいと活躍を期待されます。

学術振興、学会での活動内容

大学教授は自身の専門分野について研究していますが、全国の大学教授が集まってそれぞれが研究しているテーマについて発表を行う、学会と呼ばれる研究発表会に出席することも仕事の一つです。

こうした活動は、医療従事者や大学教授などが中心となって行われています。大学教授は研究に専念できる環境にあるので、こうした学会活動や学術振興に貢献することが求められています。

大学教授の仕事のやりがい

大学教授の仕事には、多くのやりがいがあります、自身の興味がある分野の最先端の研究ができること、それを通して社会に文化的な貢献ができることが大きなやりがいです。

研究は仕事のうちですが、自分の好きなことにひたすら向き合っていけるので、自分の好きなことを仕事にできるのは最大の魅力といえます。

自身の興味がある分野での最先端の研究ができる

大学教授は自身の興味がある分野の最先端の研究をすることが仕事です。理系の大学教授ですと、ノーベル賞などをはじめとした様々な表彰や新しい技術革新などで私たちの身近な生活にも関わる発明などの技術を研究している人をイメージしやすいかと思います。

特に医学や薬学などの大学教授では病気に対する画期的な治療法や新薬の開発などで今現在世界中で苦しんでいる人を救うことができ、人類の歴史を変えるような画期的な研究をすることができます。

文系の大学教授でも、歴史学などについて研究している人は資料や遺跡などの研究の最先端に関わっています。大学教授は各分野の最先端の研究に関わることができるので、後世に自分の研究や功績を残すことができます。

研究を通して広く社会の役に立つことができる

大学教授は自分の専門分野を研究することが主な仕事ですが、その研究を通して広く社会に貢献していくことができます。

現代の私たちの生活は科学技術などの様々な文化に支えられて成り立っています。その文化は過去から現在に至るまでの幅広い研究の成果ともいえます。大学教授はこのような日常生活を支えている様々な文化をより発展させていくために日夜研究を続けています。

また、大学教授は自分の研究を通して次世代で活躍するであろう優秀な後輩を育てていけることも大きなやりがいの一つです。

海外で就職することもできる

大学教授は専門分野の知識や経験があれば日本の大学だけではなく、世界中の大学から私たちの大学で研究をしてほしいというオファーが届くようになります。最近では日本政府が大学に対する助成金などを減らしていることもあり、大学の運営に関わる職員などの人件費が削減されてきています。

そのため、助教や講師など、将来教授になりたいと思っている人たちの多くは任期制の雇用形態で働いている人が多く、不安定な雇用条件でも仕方なく働かざるを得ないという状況が続いています。

しかしすでに大学教授としてある程度の実績があれば、海外の大学で研究を続けていくことも難しくはありません。実際アメリカなどでは、日本で予算の問題などから納得できる研究を続けられなかった日本人が何人も大学教授として招かれ研究をしています。

海外で自由に自分の専門分野の研究ができることも大学教授としてのやりがいの一つといえます。

大学教授の仕事内容まとめ

大学教授は国を代表する教育や研究の専門職です。一般的には大学で授業を行ってゼミなどで学生に指導をしているイメージが強いかもしれません。

ですが、学生に授業で教えたりゼミで指導をすることは、大学教授の仕事内容のほんの一部に過ぎません。大学教授が授業を行っている時間は、全体の労働時間からみると平均して4分の1ほどです。残りの時間はほとんど専門分野の研究をしています。

研究をして論文を執筆する

大学教授は自身の研究をまとめて論文にして発表します。教授は論文の数や質で大学から評価されるため、定期的に論文を執筆することが必須です。授業などを行いつつ、研究成果をまとめて論文として執筆するのが大学教授の一般的な仕事内容といえます。

大学教授の参考情報

平均年収900万円~1200万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種教育・保育

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