レースクイーンの資格・試験とは?芸能事務所などに所属して採用オーディション合格を目指そう
レースクイーンになるための資格や試験は存在しません。その代わり、非常に競争率が高い採用オーディションに合格する必要があります。スタイルがよく容姿端麗で華やかに見える職業ですが、どのようなオーディションを勝ち抜く必要があるのでしょうか?
レースクイーンの資格や試験はある?
レースクイーンになるために学歴や資格は必要ありません。しかし、レースクイーンとして採用してもらうためのオーディションに合格する必要があります。
どんな団体がどのようにレースクイーンを募集しているのか?
ほとんどの場合レースクイーンの募集はチームごとに行われます。「スーパー耐久」や「二輪レース」「F4」などレースの種類ごとにカテゴリに分けてされて募集がかけられ、オーディションの日程が被らなければ同じカテゴリに応募することも可能です。
ホームページやSNSなどで一般募集されることもありますが、レースクイーンを多く輩出している芸能事務所にしかオーディションを知らせないこともあります。できるだけ多くのオーディションを受けたいのであれば、レースクイーン志望であることを伝えたうえでモデル事務所やタレント事務所に所属する方がよいでしょう。
基本的に1年契約、継続したければ再度オーディションを受けなければならない
レースクイーンの契約は基本的に1年契約です。契約期間が終わった後は、もう一度オーディションに応募しなければ継続して同じチーム・カテゴリで働くことはできません。数年連続で同じチームにレースクイーンとして採用されることもありますが、長くても連続3年以上は同じ人を採用しない、というチームがほとんどです。
長期契約を結べない分、収入が不安定になります。そのため、ほとんどのレースクイーンがモデルやタレント、キャンペーンガールやイベントコンパニオンとしての仕事を掛け持ちして生計を立てています。一般的な会社員やアルバイト、学生と兼業している人もいます。
レースクイーン採用オーディションの難易度
レースクイーン採用オーディションの合格率ははっきりわからないが、かなり難関
レースクイーンオーディションの倍率は人気のチームであればあるほど上がります。はっきりとした数字は不明ですが、1次審査の書類審査の応募数から考えると40~100倍の競争率になるのではないかと推測されています。
オーディションの内容とはどんなもの?容姿だけでなく中身を審査されることも
多くのチームが三次審査以上を設けています。特に一次審査は書類選考となり、写真と履歴書からの情報で、ほとんどの人が振り落とされます。
チームによって異なりますが、第二次審査からは面接や水着審査となります。基本的に水着は自前のものを用意する必要があり、チームのコスチュームを着るよう指示を受けることもあります。
直接見た容姿の印象だけでなく、ウォーキングも審査されます。また話し方やちょっとした仕草も審査されています。レースクイーンはテレビや雑誌のメディアに映る機会が多く、インタビューを受けて話をする機会もあります。ファンとの交流やスポンサーへの印象もあるため、容姿だけでなく話し方なども見られています。
チームによってはレース場でレースクイーンが歌や踊りを披露することもあります。そのような場合は容姿やスタイル、ウォーキングだけでなく、歌とダンスの審査があります。
広告塔としてプライベートも重要!最近ではSNSなどもチェックされることもある
レースクイーンになる前からモデルやタレントとして活躍している人はSNSで活動の様子を投稿したり、プライベートの写真を公開している人も多いでしょう。
レースクイーンはチームの広告塔です。チームのイメージやスポンサーの看板も背負っていると言っても過言ではありません。レースクイーンとして採用した後で問題が起きたりしないよう、審査の段階で個人のSNSなどをチェックして、プライベートに問題がないか人柄を見られます。
レースクイーンへの近道。芸能事務所のオーディション
芸能事務所に入るための合格率とは?随時新人募集しているところもある
多数のタレントやモデルが所属している芸能事務所にしかレースクイーンの募集がかからないケースが多いです。そのため、芸能事務所に所属することがレースクイーンへの近道となります。
レースクイーンを多く輩出している事務所や、キャンペーンガール・イベントコンパニオンを派遣している事務所に所属すればレースクイーンのオーディションを受けられる可能性が高くなります。レースクイーンのみを目指している人は、事務所のオーディションを受ける前に、レースクイーンになりたいことを事務所に伝えておく必要があります。
芸能事務所やタレント事務所のオーディションの合格率を割り出すのはほぼ不可能といえるでしょう。履歴書を持ち込んで随時面接が行われる随時オーディションと、数十人を同日に審査する大型オーディションがあります。
大型オーディションでは、グランプリや特別賞など順位がつけられることもあります。いずれにせよ誰でも簡単に通過できるわけではなく、かなり厳しい世界です。随時新人を募集しているタレント事務所でも年齢制限が30歳未満となっていることが多く、今まで全く芸能活動の経験がない人は早いうちから行動を起こすことが必要とされます。
芸能事務所によって求めている人材が違う?自分にあった事務所を選ぶ
事務所によってどんな人材を求めているのか異なります。例えば、アイドル系の可愛い女性が求められているのか、ファッションモデルのようなタイプか、グラビアアイドルのようなセクシーさを求められているか、などです。
事務所によって大きく変わるところなので、自分のタイプや適性に合った事務所を探すのがよいでしょう。
レースクイーン希望者はモデルの基礎を学ぶべき
レースクイーンになるための養成所や学校はありません。しかし、モデルや芸能人として活躍するための知識やスキルを磨く専門学校やスクールはあります。スクールに通うことで、特別なルートで事務所のオーディションを受けることができたり、芸能関係の就職のサポートを行ってくれるなどのメリットがあります。
業界大手が手掛けるタレント養成所「avex artist academy」モデルコース
多くのアーティストやタレント、ダンサーを生み出している業界大手のavexが手掛けるスクールです。ダンスコースやボーカルコースがある中、モデルコースも設けられています。モデルコースでは雑誌モデルやランウェイモデルを目指す人が集まります。
モデルとして経験のある講師たちがウォーキングやポージングなどの基礎から指導します。正しいボディメイクの知識やスキルを身に付けるためボディデザイン・ヨガピラティスのカリキュラムも組み込まれています。
レースクイーンを含めたファッションモデルやランウェイモデルは、どんな衣装も着こなすスタイルを常にキープする必要があります。体が資本の仕事でもあるため美しく、健康的に体型管理できる方法を学ぶのは大切なことです。
頻繁に写真を撮られるレースクイーンの仕事をするためにも、ポージングやウォーキングの基礎は身に付けておく必要があります。また、レースクイーンのオーディションでもウォーキングを審査されることが多いです。
初心者&未経験者でもOKだが、入学するためのオーディションがある
モデルコースに入学するためにもオーディションが必要です。クラスは小学3年生から15歳未満、15歳以上と年齢に合わせた指導を受けることができます。
avexにはキッズモデルも多く在籍しており、幼児から中学生までを対象とした全国コンテストも開催しています。そのためキッズモデルとして、さらにその先にも芸能界で活躍したいと真剣に考えている子どもたちも多く集まってきます。
「avex artist academy」直営スクールは東京・名古屋・大阪・福岡に置かれています。直営スクールであればすべてにモデルコースが設けられています。
ライバルであり仲間である同志を、スクールに通ううちに見つけることができる
ライバルがいるクラスの中で、モデルになるための指導が受けられるのは貴重な経験になります。レースクイーンやモデルとして仕事を続けられるのはほんの一握りの人だけなので、お互い刺激しあいモチベーションをあげることができます。同じ夢を追いかける友人や仲間を作るチャンスにもなります。
また、自分より努力していたり、自分にはない魅力を持ったライバルを目の当たりにする機会にもなります。全国規模のオーディションに合格するには全国規模で勝負しなければなりません。レベルの高いライバルと同じ教室でレッスンを受けることができるのは良い刺激となります。
レースクイーンの資格・試験まとめ
レースクイーンになるには数々のオーディションに勝ち抜く必要がある!
レースクイーンの募集は採用される人数が少なく、1年契約のため年に1回しかオーディションが行われません。非常に競争率が高く、書類審査でほとんどの人が脱落します。
芸能事務所に所属していなければオーディションを受けられないことも多く、事務所に所属している方がチャンスも増えます。しかし、芸能事務所に入るのにもオーディションに合格する必要があり、厳しい倍率を勝ち抜く必要があります。
レースクイーンの参考情報
平均年収 | 200万円~300万円 |
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必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | 芸能 |
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