パイロットになるには?向いている人の性格や持っていると役立つ資格

パイロットになるには?向いている人の性格や持っていると役立つ資格

子どもたちの憧れの職業のパイロット。パイロットになるには飛行機に関する知識や技術だけでなく、ひたむきな努力や判断力、自己管理や自己分析ができることがポイント。どんな性格の人が向いているのか、パイロットになるための方法やおすすめの教育機関などの情報をまとめました。

パイロットになるにはひたむきな努力が必要

パイロットになるにはさまざまな能力が必要となりますが、一番大切なのはひたむきな努力です。

パイロットは日本や世界を飛び回るので華やかに見えますが、飛行機が好きというだけではパイロットとして働くには非常に難しいです。事故を起こさないために飛行機についての十分な知識が求められますし、乗客の命を預かるので自身の健康管理ができることも重要な要素になります。

パイロットとしての勉強を始めてもすぐにデビューできるわけではありません。航空会社に就職してもはじめは飛行機の操縦の訓練を毎日行います。そしてたくさんのチェック試験に合格してやっとスタート地点に立つことができます。そのため、毎日の訓練を続けるためのひたむきな努力が必要となります。

学習意欲がパイロットの仕事に役立つ

航空業界では常に技術が進歩しています。そのため飛行機の操縦についての基礎的な知識を学ぶだけでなく、新たに導入された最新の技術についても学ぶ必要があります。そのため新しい知識や技術を取り入れたいという積極的な学習意欲が求められます。

導入される技術によっては、一から訓練を受ける必要のある場合もあります。そうしたときでも、柔軟に受け入れて学ぶという姿勢が大切になります。

健康であることもパイロットの大切な要素

自己管理をすることもパイロットには必要になります。パイロットとして働くためには、身体検査にクリアしなければなりません。身体検査には耳鼻咽喉科、内科、精神神経科の検査や、脳や心臓や血液などの検査も実施されます。

視力については特に入念に検査が行われ、色覚、眼球運動、近見視力、中距離視力、遠見視力、両眼視機能、視野などがチェックされます。この検査は定期的に行われ、パイロットになった後でも検査は行われます。

そのためパイロットになるためには、健康を維持するために普段から自己管理できることが求められます。

パイロットになるために絶対必要な資格

飛行機を操縦するためには資格を取得しなければなりません。必要な資格は以下の3種類に分かれます。

定期運送用操縦士

定期運送用操縦士は、国際線や国内線で乗客や貨物を輸送するために必要な資格です。機長として飛行機を操縦するためには必ず必要な資格になります。大勢の命を預かるため、知識だけでなく強い責任感も必要です。

事業用操縦士

事業用操縦士は国際線や国内線で乗客や貨物を輸送する以外の分野で、報酬を伴う操縦をするときに必要な資格です。災害救助や消火活動、遊覧飛行や報道機関の小型機を操縦する場合にも必要です。

事業用操縦士

事業用操縦士はプライベートジェットの操縦など、報酬を伴わない飛行機を操縦するときに必要な資格です。外国では、通勤のために飛行機を操縦する人もいます。

国際線や国内線のパイロットとして働くには、定期運送用操縦士の資格の取得が必要です。通常パイロットになるためには、事業用操縦士と事業用操縦士の資格を取得してから定期運送用操縦士の資格の取得を目指します。

パイロットには語学力も求められる

パイロットになるためにはある程度の語学力が必要となります。着陸や離陸の時には航空管制官の指示に従います。航空管制官との会話はすべて英語でなされます。そのため流暢な会話力は求められませんが、ある程度の英語の理解力は必要となります。

パイロットに向いている人、適性がある人

パイロットになるためには、努力や能力の部分以外のほかに性格的な要素も求められます。

リーダーシップはパイロットの適性のひとつ

パイロットに求められる適性として、まずはリーダーシップがあげられます。飛行機の仕事はチームプレーで行われます。機長のほかに副操縦士や客室乗務員がいます。また地上では整備士もいます。飛行機に関わるすべての人が、自分の役割を果たすことによって飛行機は安全に飛行することができます。

出発前には機長を中心に副操縦士やキャビンアテンダントと入念なミーティングを行います。そして操縦前には機長は副操縦士と入念な計器のチェックを行います。このようにパイロットにはまとめ役として、強いリーダーシップを執ることや積極的なコミュニケーションが取れることが求められます。

パイロットは判断力が求められる

最近の飛行機は離陸から着陸まですべて自動で行うことができるようになっていますが、それでも緊急事態には適切な判断力が求められます。飛行条件に合わせて適切な高度やルートを選ぶ必要もあります。

特に機長については、飛行機内の最高責任者として判断を下すことが求められる状況が起こりえますので、ミスのない正確な判断力が必要となります。

自己分析ができる人

パイロットとしてデビューする前は毎日が訓練になります。命を預かる大事な仕事なので、毎日の注意は当たり前。時には強く叱られることさえあります。

そのようなときにただ怒られたと感じるのではなく、どうしたら自分の欠点を改善できるのか考察して改善できる能力が求められます。機長に昇格したときにはだれも注意する人はいなくなります。そのため自分のスキルを高めるためにも、冷静に自己分析をできることがパイロットには求められます。

当たり前のことを当たり前にできる人

飛行機の操縦は基本的にはルーティンワークになります。離陸して、飛行して、着陸をすることの繰り返しになります。パイロットにとっての成功はトラブルもなく安全に乗客を目的地まで送り届けることです。つまり当たり前のことを当たり前に行うことが求められます。

見た目は派手な仕事ですが、実際は地味な仕事です。そのためいつでも自己分析をしながら冷静かつ確実に仕事ができる人でなければなりません。

パイロットになるための学校

パイロットになるための一番の方法は、大学や専門学校などで飛行機の操縦のための資格を取得してから就職する方法です。日本ではパイロットになるための教育機関があります。

航空大学校で学ぶ

航空大学校は国内唯一の公的な旅客機パイロットの養成機関です。2年間のカリキュラムで、パイロットとして必要な知識や技術をすべて習得します。その後、資格を取得してから航空会社への就職を目指します。

航空大学校で学べば、同じパイロットを目指す仲間たちと切磋琢磨することができます。また時には励ましあって、パイロットを目指すという目標の達成に向けて頑張ることができます。

パイロット養成課程がある大学や専門学校で資格を取得する

日本にはパイロット養成課程がある大学や専門学校があります。高校を卒業後、そうした大学で学び、資格を取得してから航空会社に就職する方法があります。

パイロット養成課程がある大学を探すときは、「工学部」や「航空」や「パイロット」というキーワードのある大学や学部をチェックすると見つけることができます。一例として以下の大学が挙げられます。

  • 崇城大学(熊本県)工学部
  • 首都大学東京(東京都)航空宇宙システム工学科
  • 東海大学(神奈川県)航空操縦学専攻
  • 帝京大学(東京都)ヘリパイロットコース
  • 大阪航空専門学校(大阪府)パイロット学科

航空会社に就職して資格を取得

パイロットになるための別の方法として、航空会社に就職してから資格の取得を目指すという選択肢もあります。応募要件は大学新卒者や大学院修士課程修了者になりますが、子会社へ就職する場合には高校卒業予定者でも就職することができます。

ただし航空会社への就職からパイロットを目指す場合には、航空会社にとってもコストがかかるため、募集枠はかなり少なく狭き門になります。

海外のパイロット養成機関で資格を取得し航空会社に就職

海外の大学でも飛行機の操縦について学べるところはたくさんあります。海外の大学へ留学して資格の取得を目指します。外国の大学はフライトトレーニングが早い段階で行われるため、より実践に近い仕方で学べるのが特長です。

さらに授業はすべて英語で行われるため、英会話の能力を早めに身につけたい人には、かなりおすすめの方法です。

パイロットなるには?まとめ

パイロットになるには資格の取得は絶対。しかしそれ以上に努力や判断力が重要

パイロットとして働くためにはコツコツと続けられる努力が大切です。資格は必要ですが、資格を取ればすぐに操縦できるわけではありません。まずは基礎的な知識や技術を身につけてからパイロットデビューを目指します。

航空会社へ就職するには、早めに資格を取得しておいた方がベターです。航空大学校をはじめ、国内には資格取得を目指すことができる教育機関があります。また海外へ留学して取得する方法もあります。さまざまな方法を理解したうえで、自分に最適な方法でパイロットを目指してみましょう。

パイロットの参考情報

平均年収700万円~2000万円
必要資格
  • 事業用操縦士
  • 定期運送用操縦士
  • 自家用操縦士
資格区分 国家資格
職種運輸・乗り物

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