航海士の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

航海士の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

航海士の給与・年収がどの程度受け取ることができるのか、このページでは航海士の給与・年収について詳しく紹介します。航海士を志す方は給与がどの程度もらうことができるのか、このページをぜひ参考にしてください。

航海士の初任給

航海士の初任給についてどの程度もらうことができるのか紹介していきます。航海士の初任給は通常の職業で受け取る初任給よりも高いという特徴があります。それでは、どの程度受け取ることができるのでしょうか。

航海士の初任給は高い

航海士の初任給では、乗船する船によっても異なりますが、平均として30万円以上受け取ることが可能です。一般的な企業の初任給が18万円〜25万円の間が多いため30万円はかなり高額な給与であるということがわかるのではないでしょうか。

なぜ、航海士は他の職業に比べて初任給が高くなっているのでしょうか。これは、航海士の仕事の特性が大きく関係しています。高い理由は次の通りです。

給与が高い理由1、激務である

航海士の仕事は他の仕事に比べて激務です。なぜ激務かというと、船で航海に出ると特殊な船を除き数日間船内で過ごし、再び港に帰ってくるまでに1ヶ月以上期間が空いてしまうというケースがあります。

その期間は仕事の期間にあたるため、プライベートはほぼありません。しかも、航海先によっては船内で1~2週間過ごすことになります。航海中はいくら交替で仕事をするといっても危険な状況になったり、船員に体調不良者が出れば交替して任務にあたる必要があります。

また、船内での生活スペースは1人あたり1畳分のスペースしかないため、充分な休息も難しいでしょう。

給与が高い理由2、死と隣り合わせの仕事である

給与が高い理由として、死と隣り合わせの仕事であるという点にあります。航海中に船が沈没してしまう可能性は0とは言い切れません。また、万が一のトラブルが起きれば、場合によっては自分の命を二の次にして客の救助を最優先にすることもあります。

また、地域によっては海賊船やテロリストに船を乗っ取られてしまうケースも少なくありません。このような場合は運が悪いと命を落としてしまうことも無いとは言い切れないため、いつどのような状況になっても航海士はおかしくないと言えます。このような理由から航海士の仕事は激務であり、必然的に給与が高いという傾向があります。

航海士の平均給与の統計

航海士が年齢を重ねていくことで、どの程度の給与を受け取ることができるのか平均給与の統計を細かく紹介していきます。

平均給与

初任給が30万円と高いため、年齢が上がるたびに給与も必然的に高くなっていきます。それでは、年齢によってどの程度給与が高くなっていくのか年齢別に紹介していきます。

20代

20代の航海士の給与はある程度キャリアを積んでいけばおよそ45万円前後になります。乗船する船によって給与額は異なるものの、やはり航海士になると給与が高くなるため、安くても35~45万円の間で給与を受け取ることができます。20代後半になれば、40万円に到達することが難しいことではありません。

30代

30代になると、航海士としてもキャリアをある程度積むことになるため、給与額も60〜80万円前後になります。一般的なキャリアを積んでいけば30代後半で80万円に到達することは難しいことではなく、他の職業と比較すると高い給与であることが分かります。

40代

40代になると、1等航海士になっている方も多く責任のある仕事が多くなるため、給与額もさらに高くなります。航海士としてキャリアをしっかり積めば、40代後半で160万円台も夢ではありません。

航海士は40代になる頃には100万円以上給与を受け取ることができる仕事なので、航海士としてやる気があれば収入で困るようなことはありません。

50代

50代になると、航海士の仕事をする人も減少していき、それに伴い給与も少なくなっていきます。もちろん、50代で航海士をしている方もいますが、航海士よりも船長として活躍する方もいるため、航海士と船長の50代では給与額が大きく異なります。船長になれば、150〜200万円前後の給与額を受け取ることができます。

しかし、激務な仕事のため、船長の仕事以外を継続的に続けることは難しい仕事と言えます。現役を退いて若手育成に力を注ぐ方も少なくありません。激務で体力を消耗する仕事でもあるため、航海士として長く続けるためには健康管理をしっかりしておく必要があります。

航海士の年収統計

航海士の年収はどの程度で推移していくのでしょうか。平均年収の幅としては500〜800万円ほどになります。続いて、航海士の年収統計を紹介していきます。

他の年代よりも高い収入が期待できる仕事

航海士の仕事は通常の仕事に比べて高い収入を期待することができる仕事のため、年収も必然的に他の年代以上に高い額が期待できます。それでは、どの程度受け取ることができるのでしょうか。年代毎の収入を紹介していきます。

20代700万円

20代後半までに700万円に到達することは難しいことではありません。年収700万円は一般企業に比べて20代が受け取る額よりはるかに高い傾向にあります。

30代1160万円

30代で1,000万円以上に到達することも難しいことではありません。30代の航海士の年収を平均すると1,160万円です。通常の仕事でも1,000万円超えは難しいことであるため、航海士としてキャリアをしっかり続けていれば夢の1,000万円も夢ではないことを覚えておきましょう。

40代2,000万円以上

40代になると、2,000万円以上年収がある航海士も少なくありません。2,000万円以上の航海士はキャリアが豊富なだけでなく、実力もある航海士ばかりです。もちろん、必ず40代になればこの金額を受け取ることができるわけではないので誤解の無いようにしておきましょう。

階級があがれば年収があがる

航海士の特徴として、階級があがれば必然的に年収が高くなります。航海士の中でも、1等航海士と2等航海士に分けることができ、1等航海士になれば年収が一気にあがります。

もちろん、担当する仕事も1等航海士は責任が伴うため仕事の内容が2等航海士よりも重要になり精神的なプレッシャーをかけられることがあるということを認識しておきましょう。

年収をあげるために必要なこと

航海士として年収をあげる上でどのようなことをすれば良いのでしょうか。先ほど紹介した階級をあげる以外に、航海士として年収をあげる方法を紹介していきます。

上級資格を保有する

1等航海士になる上で必要になる資格が上級の航海士の資格です。海技士の1級を保有していることで航海士としての階級が上がりやすくなるため、取得をしていなければ上級資格を取得するようにしましょう。

上級資格は難易度が高く、航海士でもかなりの勉強をしなければ合格することができないため、航海士になった後も上級資格への勉強が必要不可欠になります。

乗船履歴を増やす

航海士としてキャリアの次に重要なものが乗船履歴です。激務と言われている船に乗ったことがある経験や、長期間の航海を経験したことがある船員は、必然的に給与が高くなります。

そのため、国内のすぐに陸地に戻ることができるような船だけでなく、危険地帯を航海するような船に乗船し、航海士としてのキャリアを積むようにしましょう。

大手企業に就職する

豪華客船や、巨大タンカーなど大型の船を扱っている企業に就職をすれば、航海士としての収入をあげることができます。もちろん、このような企業は人気企業になるため、転職前に乗船履歴、1等航海士としてのキャリアを積んでから就職を検討するようにしましょう。

航海士の給与・年収まとめ

航海士は給与が高い分、リスクがある仕事である

航海士は一般的な企業に比べて給与が高く、年収1,000万円以上も難しいことではない仕事です。しかし、激務な仕事であり、健康面が良好でないと航海士として働くことができず、日頃から体調管理をしっかりしておく必要があり、他の仕事にはないリスクが常にある仕事でもあります。

給与が高いからという理由で航海士を目指しても途中で断念してしまう可能性があるので、確かな覚悟を持った上で航海士を目指すようにしてください。

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航海士の参考情報

平均年収500万円〜800万円
必要資格
  • 海技士
資格区分 国家資格
職種運輸・乗り物

統計情報 出典元:

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