司書の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

司書の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

司書の仕事内容は、貸し出しから返却まで対面する内容でイメージがわく部分もあります。しかし、蔵書の整理や図書館の空間維持など目に見えにくい仕事内容も数多くあります。司書の仕事内容からやりがいまで、踏み込んで魅力についてお伝えします。

司書とはどんな仕事?

蔵書に限らず図書館に関する広い業務

司書の仕事とは、図書館の利用者が快適に利用できるための業務全般です。円滑な貸し出し、返却から本の管理まで、すべては快適な利用のために働きます。

近年では蔵書のIT管理も進んできました。より探しやすい仕組みができました。利用者が慣れるために利用方法をお伝えする事も快適な利用の一環です。

本に注目が集まりがちですが、図書館という空間維持も大切な司書の業務です。図書館に来るだけで利用者が充実感を感じてもらえるような空間をつくりだします。

見える仕事のほかにバックサイドの仕事も多い

貸し出しや返却など、図書館で見える司書の仕事以外にもバックサイドでの業務も多い事が特徴です。例えば、お勧め本の周知にはどのような方法があるか考え出すことも仕事の一環です。定期的に行われているセミナーが効果的であるか検討します。伝える方法は別な形でないかと試案する事もあります。

本のメンテナンスも表には出にくい仕事です。破損した本の修理も当てはまります。事前に予防することはないか傾向も踏まえて考えることも重要な仕事です。

コツコツ積み上げていく仕事

蔵書の整理において、複数冊の整理を繰り返すようなコツコツ積み上げていく仕事も多いです。本棚の高低や冊数が増えると重量も負担となります。

しかし、継続して整理ができているからこそ、スムーズな貸し出しに繋がります。返却業務の中で利用傾向を肌感覚で実感することができます。他の仕事につながる司書の大事な業務として、繰り返し行う業務の大切さが見えてきます。

土日や長期休暇ならではの仕事も多い

自治体が主体となる公共の図書館は、土日や夏休みなどに来館者が増えます。普段平日では来れない子供の利用者も多くなります。

司書として本選びの助けが必要なケースも増えてきます。図書館の静寂な空間維持のためにルールをわかりやすく伝える事も仕事のひとつです。図書館の静寂な空間は非日常の場として認識されます。それだけ司書の働きかけが目に見えない部分でも重要となる特徴があります。

本の購入選定

図書館に新たに入荷する本を選定することも司書の大切な仕事です。利用者からのリクエストも多く寄せられてきます。購入対象の本に対する知識にとどまらない、幅広い理解が必要です。特に図書館に現存する蔵書の把握が重要となります。

膨大な蔵書に対して、新たに入荷する本の位置づけはどうかと考えます。斬新な観点の本に触れることができる司書ならではの仕事内容と言えます。

司書の給与は変動幅が少ない

正規職員の司書において、年収は300万円前後です。上昇幅もなだらかな形となります。給料以上に福利厚生の充実が目を引きます。公立図書館における採用など、地方公務員と同等の待遇である事が司書の大きな特徴です。図書館という事業の安定性も福利厚生を軸とした高待遇制度の導入基盤としてあげられます。

司書の仕事は貸し出しから返却まで円滑に行うこと

貸し出し、返却の安定から始まる

司書として基本となる本の貸し出しから返却までの業務一連を習熟していく形となります。図書館を利用する方の希望も様々なものがあります。行き違いなどから接客対応を行う中で避けては通れない、クレーム対応の場面もあります。司書として様々な経験を積みながら通常業務の円滑化に努めます。

貸し出し業務を重ねる中で改善点も見えてきます。蔵書管理に改善点があるのか、利用者への周知が足りないのかなど、具体的に理解していきます。司書の仕事は様々な業務があります。すべて貸し出しから返却までの現場業務にて培った内容が改善の元となっています。

蔵書の効果的な管理

貸し出し、返却の土台には蔵書の効果的な管理があります。司書として配架の工夫、事前整理の工夫は通常業務の円滑化につながります。

パソコンを使った管理も以前と比べて増えてきました。司書に求められるスキルとして、基本的なパソコンスキルも管理業務に必要な要素となっております。

司書同士の教育、連携

司書同士でスキルの伝承は大切な業務となります。特に蔵書の整理など、ひとりよがりでは他の司書にとって使い勝手の悪い形となります。

熟練した司書による後輩司書への指導も重要です。利用者との接し方や返却促進の効果的な方法など、ノウハウの共有はサービスの充実へと繋がります。

司書の仕事は勤務先の司書同士において連携がなければ形になりません。それだけチームワークよく仕事ができた際にはやりがいへとつながる観点であります。

利用を促進する企画

テーマを決めたセミナーなど、昨今は発信型の利用促進策が求められるようになってきました。司書の重要な業務としてこのような催しの企画、準備さらに運営と力を発揮する箇所が増えてきました。

営利企業とは違い、販売額という数値で利用者の満足度が図りにくい所に司書の仕事としての難しさがあります。アンケートなど数値化をする方策もありますが、満足度は利用者に接する中で感じとる事となります。いかにニーズを汲み取る事ができるかが司書としての腕の見せ所となります。

リファレンスサービスの充実

司書の大切な仕事内容としてリファレンスサービスがあります。リファレンスサービスとは、利用者の探す蔵書をご案内する業務となります。

著者名やタイトルの一部がわかっていて蔵書を探すというケースばかりではありません。著者のイメージだけであったり、タイトルの方向性のみから探している資料を見つけ出す事は、深い蔵書に対する知識が必要です。

蔵書の知識だけではリファレンスサービスとして利用者に応えることはできません。相対する利用者の言葉では表せないニーズを引き出す語りかけが必要となります。

うまくいかない苦労も多い業務となります。それだけ、見つける事ができたときの充実感はプロの仕事として司書冥利に尽きる内容でもあります。

接客業の意識が大事

図書館の利用という原則無料サービスの提供では、つい忘れがちとなる接客業の意識という視点です。ここまでの具体的な司書の仕事を見ても、接客業として利用者の気持ちを汲み取る姿勢が高い満足度には欠かせない要素となります。

司書の仕事のやりがい

好きな本に囲まれて仕事ができる

好きな本に向き合うことが司書の仕事につながるという点は大きなやりがいとなります。リファレンスサービスでも、幅広い蔵書の知識はサービスの質につながります。

新刊から昔の名作まで広く本が好きという気持ちを出して仕事ができる環境です。常に本について考えながら仕事をできるという部分は、本が好きな方にとって大きなやりがいとなります。利用者も本好きな方が多く集まります。同じ嗜好の方と仕事で関われるという事はとても充実した時間となります。

静かな図書館の空間で仕事ができる

図書館の静寂さは大きな特徴としてあげられます。静かな図書館の環境で仕事に取り組めることも司書のやりがいの一つといえます。

集中力が高まる静寂な空間で仕事に向き合えます。精神的に豊かに感じる環境で仕事ができるというのも大切な側面です。利用者も静寂な空間では気持ちを落ち着けようとする方が大半です。空間もそこに携わる方も含めて理想的な仕事環境となれば、やりがいも高くなります。

利用者の反応が直接感じ取れる

リファレンスサービスやセミナー企画など、利用者の反応が直接感じ取れる所もやりがいの1つとなります。他の職業では最終消費者までの距離があり、伝え聞く形で実感する事が多いです。司書は利用者と直接向き合うことにより喜びも細かな表情などから伝えてもらえます。

図書館の利用者は年代も幅広い特徴があります。年配の方から子供まで考え方も様々です。多様な考えに直接向き合える環境という点にやりがいも感じられます。

企画を連携して成し遂げた時の達成感

司書は単独行動にて仕事を完了させる業務ばかりではありません。特にセミナー企画などの催しは、多くの司書が協力の上で形とします。同じ目標に向かって連携してよい企画ができた時の充実感は、大きなやりがいとなります。

司書の仕事内容まとめ

利用者の反応が直接かえってきてやりがいとなる

司書の仕事は、蔵書管理や静寂な図書館空間の維持など、貸し出しから返却に至るまでの様々な要素に携わります。レファレンスサービスやセミナー開催など、利用者に発信する内容も増えてきました。

仕事の結果が利用者の反応として直接感じ取れる特徴があります。司書としてレファレンスサービスの提案に対する評価などは、やりがいとして大きな力となります。

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