キックボクサーになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

キックボクサーになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

プロのキックボクサーになるには、多くの問題を解決していかなければなりません。ライセンスの取得から、プロ生活を続けていくための収入源の確保など、キックボクサーに求められるもの、必要な心構えなどについてご紹介していきます。

キックボクサーになるには何が必要?

キックボクサーになるには、プロのライセンスが必要となりますが、ライセンス取得のためにはキックボクシングジムへ通うことからはじめなければなりません。

最初の頃は、キックボクシングの基本の構え方やミット打ちなど基礎的なトレーニング中心となりますが、キックボクサーの体を作り上げるためにも基礎トレーニングは必要です。

最初の一年ほどは基礎的なトレーニングを続けていきますが、キックボクシングの基礎が身につき、キックボクサーの体ができたと認めてもらえば、アマチュア大会に出場することができます。

アマチュア大会で実績を積み重ね、ジムのスタッフに実力を認めてもらうことができれば、プロテスを受けることになります。

キックボクシングのライセンス発行について

キックボクシングの場合、ライセンスを統括して管理する組織はありません。また、ボクシングジムが加盟する日本プロボクシング協会(JPBA)のような団体もなく、日本ではいくつものキックボクシングの団体が乱立する状態となっています。

キックボクシングのライセンスに関しても、それぞれの団体がプロテストを実施し、ライセンスを発行しているという状況です。それぞれの団体のルールも微妙に異なり、ムエタイに近いルールを採用しているところもあれば、K-1のルールに近い団体もあります。

大小さまざまな団体があるので、複数の団体でプロテストを受けることができ、プロボクシングと比べるとライセンスの取得は比較的容易といえるかもしれません。

キックボクサーになるには覚悟が必要

キックボクサーになるためには、生まれ持った素質やセンスも必要ですが、毎日続く厳しいトレーニングに耐えることができる強い「精神力」も求められます。脚を使った攻撃が認められたスポーツなので身体的負担も大きく、試合のたびに体のどこかを痛めることになるでしょう。

ライセンスを取得してプロになれたとしても、キックボクサーの仕事だけで生活していくことは難しく、アルバイトなど他の仕事も掛け持ちしながら生活しているのが普通の世界でもあります。それでも「自分は絶対にチャンピオンになる!」という覚悟がなければ、キックボクサーを長く続けていくことはできないでしょう。

体験入門してみる

キックボクサーになるためには、キックボクシングジム選びも重要です。そのジムへ入る前に1日体験入門をしてみれば、ジムの雰囲気や選手育成の方針、どんな興行を行っているかを質問することができます。

自分の覚悟を試すとともに、将来成功した自分の姿を思い浮かべることができるようなジムを選ぶことも、キックボクサーとなるための重要な仕事の一つといえるでしょう。

キックボクサーのトレーニング

キックボクシングジムに入っても、はじめの頃はキックボクサーらしいトレーニングをすることはありません。どんなスポーツでもそうですが、基礎を疎かにしていれば上達することはできません。

ここではキックボクサーの基礎的なトレーニングにはどのようなものがあるのか?意識することや、強くなるための努力の仕方などをお伝えしていきます。

キックボクシングの基本は構え方

他のスポーツと同じように、キックボクシングでも基本は大事です。最初に覚えなければいけないのが構え方で、パンチやキックを繰り出す攻撃と、相手の攻撃から身を守る防御をスムーズに行える構え方を体で覚えなければいけません。

しかし、キックボクシングの構え方は教える人によっても微妙に異なり、攻撃的なスタイルをとるか、守備的なスタイルをとるかによっても構え方は違ってきます。ですから、教えてもらった構え方の基本を押さえつつ、自分なりの構え方を見つけ出さなければなりません。

普段のトレーニングのときでも実践を想定し、パンチの出し方や防御の仕方がスムーズに行えるような構え方を模索していくといいでしょう。

普段行うトレーニングについて

キックボクシングで行なうトレーニングは、パンチやキックでのサンドバック打ちやシャドーボクシング、スパーリングなどが主なメニューとなります。強くなるためには、常に実戦を意識しながらトレーニングすることが必要で、強いキックボクサーほど実戦をイメージしながらトレーニングをしているそうです。

普段行なうトレーニングの際も、実戦を意識しながらパンチやキックを繰り出し、攻撃と防御の連動性を考えながらトレーニングすることで、実際の試合でも役立つ力となるでしょう。

それらに加えて持久力をつけるためのロードワークや、パンチ力やキック力をアップさせるためのウェイトトレーニングも必要で、これら全てのトレーニングを効率良くこなしていかなければ強くなることはできません。

パンチやキックにキレを出すには

キックボクサーだけに限らず、スポーツ選手は体の柔軟性を高めることも重要で、体を柔らかくすることでパンチやキックにキレを出すことができます。

体の柔軟性を高めるためにはトレーニングの合間にストレッチを入れたり、風呂上がりなど体が温まった状態でストレッチをしたりするなど、地道な努力を続けていくことも大切です。

地道に努力を続けていくことは他のトレーニングにも共通するもので、攻撃や防御の技術が急に上達することはありません。試合に勝ち続け、ランキングが上がっていくにつれて対戦相手も強くなっていきます。

その相手に勝利するため、チャンピオンになるためには地道な努力が必要で、それを続けられる人がチャンピオンになれるといえるでしょう。

キックボクサーに向いている人、適正がある人

プロのキックボクサーとなっても、キックボクシングの収入だけで生活していくことは難しく、よほどの覚悟がなければキックボクサーを長く続けていくことはできません。ここではキックボクサーに向いている人や求められるものについて紹介していきます。

肉体的苦痛に強い人は向いている

人間には精神的苦痛に強い人と、肉体的苦痛に強い人がいますが、キックボクサーに向いているのは後者で、肉体的苦痛に強ければ試合相手のパンチやキックの痛みに耐え、反撃することができます。

キックボクシングはルールにもよりますが、肘打ちや膝蹴りが認められたスポーツなので、それらの大きなダメージに耐えながら逆襲するほどの強い闘争心も必要です。強い闘争心がなければ、「K-1 WORLD MAX」王者となった魔娑斗のように世界チャンピオンになることはできないでしょう。

地道な努力を積み重ねられる人は向いている

2008年に「K-1 WORLD MAX」王者となった魔娑斗は、「1%の才能と、99%の努力でここまできた」といっています。魔娑斗がK-1王者となれたのはデビューから9年目のことで、それまでには何度も試合に敗れ、涙を流すこともあったそうです。

試合に敗れた悔しさを胸に秘め、コツコツと地道な努力を続けた結果、人気絶頂期のK-1の舞台で2度も世界王者になることができました。まさに99%の汗と努力の結晶が世界王者へとつながったのです。

このようにコツコツと地道な努力を続けられる人、たゆまぬ努力を長く続けられる人はキックボクサーに向いているということができます。

キックボクシングと仕事を両立させる

肉体的苦痛に強いこと、地道に努力を続けられる人なら誰でもキックボクサーになれるというわけではありません。キックボクシングの収入だけで生活していくことは難しく、キックボクシングの他に仕事を持つか、アルバイトをして生計を立てていくことになります。

キックボクシングのトレーニングは厳しく、他の仕事と両立させるためには相当な覚悟が必要となるでしょう。キックボクサーになるためには、それら全てをうまく両立させていくことが求められます。

キックボクサーになるための教室、スクール

本格的なキックボクシングジムへ通う前段階として、キックボクシング教室を経験してみてもいいでしょう。子供の場合、キッズキックボクシングとして指導してもらえる教室もあります。

大きなスポーツジムへ通う

フィットネスやパーソナルスタジオ、ジュニアスクールなどを置く大きなスポーツジムには、キックボクシング教室やキッズキックボクシング教室を開いているところもあります。比較的初心者に向けたメニューとなりますが、キックボクシングの基礎を学ぶことができます。

時期によっては1日体験コースなどもあるので、そこで体験してみることもおすすめです。近くに本格的なキックボクシングジムがない場合もキックボクシング教室へ通うことになりますが、経験者から学ぶことで、確実に自分の実力を上げていくことができるでしょう。

キッズキックボクシング教室

先に紹介した大きなスポーツジムには、キックボクシング教室だけでなくキッズキックボクシング教室を開いているところもあります。キッズに向けたキックボクシング教室では、キックボクシングを通して俊敏性や持久力をつけることに加え、友達同士で練習を行い、協調性や忍耐力を養っていくことに注力しているようです。

挨拶や礼儀など、格闘家としても大事なことを教えているそうで、心身ともに鍛えていくことができるでしょう。

格闘技スクールへ通う

総合格闘技やキックボクシング、柔術など武術も含めた格闘技スクールでキックボクシングについて学んでいくこともできます。格闘技スクールでもキックボクシングについて基本的なことから教えているそうですが、ミット打ちやサンドバックを使ったトレーニングなど、より実践的な練習をすることができます。

初心者ではスパーリングをさせてもらえませんが、実力がつけばスパーリングをすることも可能で、実践的な練習ができるところが格闘技スクールの良いところといえるでしょう。

キックボクサーになるには?まとめ

相当な覚悟が必要なキックボクサー

キックボクサーの収入だけで生活できる人はほんの一握りで、ほとんどの人はキックボクサー以外にも仕事をして、生計を立てていく必要があるでしょう。

キックボクサーになるためには相当な覚悟が必要ですが、キックボクシングに対する熱い情熱があり、キックボクシングを含めた全てのことを両立できるのであれば、キックボクサーになることができるでしょう。

キックボクサーの参考情報

平均年収50万円〜100万円
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資格区分 試験合格
職種スポーツ

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