花屋の資格・試験とは?花屋に関する資格試験の概要と合格の秘訣

花屋の資格・試験とは?花屋に関する資格試験の概要と合格の秘訣

こちらでは、花屋の仕事に関する資格についてご紹介しています。国家資格を始め、どんな資格があるのか、また合格するためのポイントなど、スキルアップを兼ねて資格を取得したい人役立つ情報を幅広く掲載しています。

花屋になるには資格が必要?

近年さまざまな資格が多くの団体から展開されていますので、花屋になるにあたっても資格が必要、何らかの試験を受けなければならないと考えている人もいるようです。

結論からいうと、花屋の仕事をする上で必ずしも資格試験を受けなければならないということはありません。資格を取得していないと仕事ができないと法律で定められているわけではないので、まったくの無資格でも花屋になることは可能です。

しかし、花屋の仕事をする上で役立つ資格、活用できるという資格はいろいろあります。花屋への就職を希望している人で、就職時のアピールのために資格を取得しているという人は多いですし、実際に花屋で働いている人も、スキルアップのために資格を取得している人もたくさんいます。

そこで、花屋の仕事をする上で役立つ資格について、ここでご紹介していきたいと思います。

花屋の仕事をする上で役立つ資格

花の仕入れに役立つ資格

普通自動車運転免許

車の運転免許は、花屋の仕事をする上でもっとも重宝する資格だといっても過言ではありません。

花の配達などで車を使用する機会は多いので、人材を募集している花屋では、応募資格に「普通免許保持者」と設定しているところも多いです。

運転免許の種類は細かく分かれていますが、「普通自動車第一種免許」を取得していれば十分です。

<試験概要>

普通自動車第一種免許は、一般的に自動車教習所に通って学科と実技の教習を受けて免許を取得します。

ほかにも、泊まり込みで集中して教習を受ける「合宿免許」や、いきなり仮免許試験から受ける「一発免許」など、取得方法もさまざまです。教習所に通って免許を取得する人がもっとも多く、随時受け付けをしていますので、いつでも通うことができます。

免許はオートマチック車とマニュアル車の2種類がありますが、オートマチック車の免許でも十分活用できます。

<合格の秘訣>

教習所に通う場合、所定の学科と実技の教習を受けてから、仮免許を取得し、卒業検定をクリアして、最終試験を受けて免許取得という流れになります。

合格の秘訣は、できるだけ間を空けずに通うことです。間が空いてしまうと学科の内容や実技で掴んだ運転技術を忘れてしまうので、できるだけこまめに通い、知識と技術を体で覚え込みましょう。

花屋の運営に役立つ資格

販売士

「販売士」は、日本商工会議所が運営する、小売業に必要な売り場づくりの知識や、接客スキルを検定する資格です。商品のレイアウトやマーケティングなど、販売を行う上で必要な幅広い項目が検定されます。

<試験概要>

資格は1級から3級に分かれていて、1級がもっとも難易度が高いです。花屋の仕事をする上では、3級から2級程度の能力があると実務に役立ちます。

試験は年2回、2月と7月に行われますが、7月は2級と3級のみの試験が開催されます。受験費用は1級が7,710円、2級が5,660円、3級4,120円です。合格率は毎回異なりますが、2級と3級の場合、平均すると50〜60%ほどです。

<合格の秘訣>

専用のテキストが販売されていますので、そちらを活用して独学で学び、受験している人が大半です。

なかなか独学の時間を捻出できないという人は、商工会議所が行っている「養成講習会」に参加するとよいでしょう。3級の養成講習会を8割以上受講すると、試験に含まれている「販売・経営管理」の科目が免除されます。

日商簿記3級

日商簿記も商工会議所が運営する資格で、経理を行う上で必要なスキルを検定します。雇用されて働く場合を除き、自営業で花屋を運営する際に帳簿付けなどの経理業務は必須です。

日商簿記の資格試験の勉強をしながら経理の知識を身に付けるるので、チャレンジしてみるのもよいかもしれません。3級程度の知識があれば、経理に関する理解を深めることができます。

<試験概要>

2級と3級は年3回、6月と11月、2月に試験が開催されます。3級の受験費用は2,800円です。

申込受付日時は商工会議所によって異なりますので、最寄りの商工会議所に確認してください。

<合格の秘訣>

日商簿記は公式テキストが販売されています。過去の試験問題も販売されていますので、テキストで学びながら過去問に取り組むことで試験対策が可能です。

経理が苦手という人は、スクールに通って試験対策をとっている人もいます。

花束やブーケを作る際に役立つ資格

フラワー装飾技能士

フラワー装飾技能士は花屋が取得していると役立つ資格の中で唯一の国家資格です。

その名の通り花の装飾に関する知識と技術を検定する資格になりますが、具体的には花輪や花束の制作、祭壇の装飾などを対象としています。

このため、日常的な花を販売する花屋の仕事には重なる部分が少ないので、仕事内容に応じて受験するかどうかを検討する必要があります。

<試験概要>

資格は1級から3級までの3段階に分かれていて、1級がもっとも難易度が高いです。試験は学科と実技で構成されていて、学科試験は3級が7月、2級と1級は9月に行われます。実技試験は6月から9月の間に受験します。

国家資格なので受験資格が設けられており、3級には受験資格がありませんが、2級は実経験が2級以上、1級は7年以上の実務経験が必要です。ただし、3級に合格していれば2級の受験資格はなくなり、1級を際は2級に合格している場合実務経験が2年あれば受験できます。

受験費用は、学科試験が3,100円、実技試験が16,500円です。

<合格の秘訣>

フラワー装飾技能士のテキストが販売されていますので、そちらで試験対策をするとよいでしょう。

実技においては、Youtubeで実際に受けた人の動画を見ることができますので、そちらを見ながら練習するとよいと思います。

フラワーデザイナー

フラワーデザイナーの資格は、「日本フラワーデザイナー協会」が運営している資格です。

民間資格ですが50年以上の歴史があり、花屋の仕事をしている人で受験する人がたくさんいます。この資格は、フラワーアレンジなどフラワーデザインに関する知識と技術を検定します。

<試験概要>

3級から1級までの3段階で構成されていて、1級がもっとも難易度が高いです。フラワーデザイナーの資格を取得するには、協会もしくは関連団体が運営するスクールで講習を受け、受験に必要な単位を履修する必要があります。

講習費用はスクールによって異なりますので日本フラワーデザイナー協会の公式ホームページからスクール情報を確認してください。資格試験は学科と実施があり、学科が45分、実施はレンジ面と50分、花束60分、ブーケ60分とそれぞれの時間が設けられています。

<合格の秘訣>

受験する前にスクールに通って講習を受けるので、合格率は非常に高いといわれています。2級、3級は100%に近い合格率で、1級も80%以上の合格率だそうです。

色彩検定

色彩検定は、色に関する幅広い知識を検定する資格で、文部科学省の技能検定に認定されています。フラワーアレンジの仕事において、色の知識を身につけておけばより美しいアレンジができるようになるので、ぜひ身に着けたいスキルです。

色彩検定のほかに商工会議所が運営する「カラーコーディネーター」という資格もあります。花屋だけでなく、デザイナーや美容師など、色を扱うさまざまな職業に就いている人が受験しています。

<試験概要>

資格は3級から1級の3段階に分かれていて、1級がもっとも難易度が高いです。これらのほかに、「UC級」という級があり、これは加齢による色彩感覚の変化などに配慮した色使いに関する知識を検定します。

試験日はそれぞれの級で異なりますが、年2回夏期と冬期に開催されます。2級と3級、UC級は学科のみ、1級は学科に加えて実技試験も行われます。

試験費用はUC級が6,000円、3級が7,000円、2級が10,000円、1級が15,000円です。

<合格の秘訣>

公式テキストが販売されていますので、2級程度であればテキストを活用しながら独学で試験対策をする人が多いです。

いきなり2級から受けることもできますが、3級の内容が入っているので3級から受けるほうが合格率は高くなります。

花屋に関する資格や試験まとめ

資格の活かし方は2通りある

花屋の仕事は資格がなくても実務に入ることができますが、資格を取得することで仕事に活かすことができます。

資格の活かし方は2通りあり、ひとつは、資格を取得することでスキルを持っているというアピールができ、就職に活かせるということ。もうひとつは、資格取得をゴールに学ぶことで、その分野の知識と技術を身に着けて、実務に活かせるということです。

特に経理については、自分で経理を勉強しようと思うと敷居が高く感じてしまいますが、資格取得をゴールに学ぶことで、スムーズに知識を習得できます。資格を取得することのメリットは大きいといえるでしょう。

独学が難しい場合はスクールを活用しよう

花屋の仕事をする上で役立つ資格については、比較的難易度の低いものが多いです。

ここでご紹介した資格は、1級レベルになるとかなり難易度が上がりますが、2級、3級であれば独学で公式テキストを活用しながら勉強して合格した人もたくさんいますので、まずは独学にチャレンジしてみましょう。

もし独学で合格レベルに達することが難しいと思った場合でも、多くの資格はスクールで試験対策を行っているので、スクールを活用すればより理解しやすくなります。自分ではどうしても勉強できないという人は、スクールを活用するのもひとつの方法です。

花屋の仕事に役立つ資格を取得して、ぜひ就職や実務に活かしてください。

花屋の参考情報

平均年収350万円~400万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種自然・動物

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