ダイビングインストラクターの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

ダイビングインストラクターの資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

プロフェッショナルのダイビングインストラクターとして必要な資格がプロダイビングライセンス。その中でもプロとして初めて取得する資格がオープンウォーター・スクーバ・インストラクターです。持っていれば就転職などにも有利になると考えられます。このページでは、ダイビングインストラクターに関する資格の特徴や合格率などの情報をご紹介します。

ダイビングインストラクターの資格とは?

ダイビングのプロが最初に取得するインストラクター資格

ダイビングインストラクターになるには、ダイビングのプロライセンスが必要ですが、オープンウォーター・スクーバ・インストラクターはダイビングの最大指導機関であるPADIで認定されている資格です。

ダイビングインストラクターのライセンスにはランクがいくつかありますが、プロが最初に取得する資格になります。

スキューバダイビングを教える責任を担う

ダイビングインストラクターのシェア6割を占めるPADIが認定するオープンウォーター・スクーバ・インストラクターを取得することで、コースを通じて人々にダイビングを指導することが出来ます。

プロとして最初に取得するべき資格であり、人の命を預かる責任感も必要になるでしょう。

オープンウォーター・スクーバ・インストラクター資格

オープンウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)資格は、インストラクター開発コースのIDCに参加して、アシスタントインストラクターのAIコース、OWSIプログラムの両方のカリキュラムを受講してPADIの試験官によるインストラクター試験のIEに合格する事で、得られる資格です。

プロになるために長期的な時間が必要になり、IEに参加する前には60本以上のダイビングが求めれらます。合格率は高いですが、知識開発プレゼンテーションや海洋プレゼンテーション、ダイブスキルなども求められます。

資格取得までやることが多いイメージはありますが、最短で10日間から2週間ほどかかると言われています。

オープンウォーター・スクーバ・インストラクターの試験概要

合格率 約80%以上
受験資格 次のうちいずれかに該当すること

  • 18歳以上
  • ログブックに最低60回のダイブ記録
  • リーダーシップレベル認定者
  • 認知ダイバーになってから6か月以上
  • 体調に問題がない事を証明する医師の署名入りの病歴診断書がある事
受験費用 91,800円
出題範囲
■IDC

規準エグザム、プレゼンテーション、知識開発プレゼンテーション、ダイブ・スキル評価、レスキュー、Eカウンセリング

■IE

筆記試験:理論エグザム、PADIシステム、知識開発プレゼンテーション

■限定水域

5種類のスキューバスキル

■オープンウォーター

オープンウォータープレゼンテーション、レスキューデモンストレーション

学科は事前に学習しておこう

オープンウォーター・スクーバ・インストラクターの資格は努力すれば合格できる試験なので、真剣に取り組むことが合格への近道です。

学科やレスキューなどの基本スキルは事前に学習や練習をしておくことで、気持ちの余裕が出来るでしょう。プレゼンテーションも含まれるので、緊張した空気で練習をすることで試験対策に繋がると考えられます。

その他のダイビングインストラクターに関連する資格

ダイビングインストラクターに関する資格はさまざま

オープンウォーター・スクーバ・インストラクター以外にもダイビングインストラクターの仕事に関連する資格やライセンスはいくつかあります。

ダイビングのライセンスを取得するためのサポートだけではなく、ダイビングインストラクター以外で潜る仕事をしたい人は、潜水士の資格取得も視野に入れてみると良いかもしれません。

  • 潜水士
  • ダイブ・マスター
  • マスター・スクーバ・ダイバー・トレーナー
  • スペシャルティ・インストラクター
  • IDCスタッフ・インストラクター
  • マスター・インストラクター
  • 心肺蘇生法技能検定

一覧にあるスペシャリティ・インストラクターは、ダイビングを通してお客様に様々なダイビングの楽しみ方を提供出来るプロライセンスです。マスター・インストラクターはPADIダイバー教育を熟知して、全てのプログラムとコースを実施した経験を持つ最高峰のプロライセンスです。

心肺蘇生法技能検定(C.P.R.(心肺蘇生法) Basic + AED)は、実技中心の資格で心臓が止ったときに迅速な対応が出来る証明で、ダイビングインストラクターにはアクシデント時に求められます。

ダイビングインストラクターに役立つ資格が取れる学校

東京スポーツレクリエーション専門学校

東京スポーツレクリエーション専門学校は、ダイビングインストラクターを目指す人のためにマリンスポーツインストラクター科が用意されている専門学校です。

在学中にダイビングインストラクターに必要な資格の取得も可能です。目指せる資格はダイビングインストラクターをはじめ、潜水士免許や心肺蘇生法技能検定など幅広い事も魅力。海のアクティビティ実習が豊富により経験が積める事から着実に勉強を進める事ができます。

海だけに多彩なプログラムが魅力

東京スポーツレクリエーション専門学校では、サーフィンやダイビング、ドルフィンスイムなど多彩なプログラムが設けられていて、人を安全に楽しませるインストラクターを目指せる環境にあります。夢を共有する仲間と過ごしながらダイビングインストラクターとしての仕事を目指せる事は大きな魅力と言えます。

東京リゾート&スポーツ専門学校

東京リゾート&スポーツ専門学校では、スクーバダイビングコースが設けられていて、マリンブルーの海が教室である事が特徴です。国内の様々な海でダイビング体験をしながら、インストラクターとしての資格取得も出来ます。

沖縄に専用のダイビング施設があるため、在学中に多く潜る事ができるので、短期間で技術を高める事が可能です。学内のプールで実際にダイビングの講習も行うので、初めて学ぶ人にも安心して学べます。

就職率が高く楽しみながら学べる環境

東京リゾート&スポーツ専門学校は、 資格取得の実績と就職率の高さが魅力です。入学から就職まで一貫して1人の教員が指導する独自のシステムです。経験豊富なベテラン講師が指導してくれる事も魅力です。資格取得の学習は当然ありますが、学生生活を満喫出来る行事が豊富な事も人気の理由と言えそうです。

大阪リゾート&スポーツ専門学校

大阪リゾート&スポーツ専門学校では、スクーバダイビングコースが設けられています。実際に体を動かして体験したり、指導方法を考えて実践する授業が中心です。

学校内には多くのスタジオを完備しているので、実践的な知識や技術を身に付ける事ができます。資格取得実績もある大阪リゾート&スポーツ専門学校では、ダイビングインストラクターとしての資格も取得しやすいです。

高い就職率が魅力

大阪リゾート&スポーツ専門学校では、就職決定率が95.3%と高い、という魅力があります。スポーツ業界と太いパイプで結ばれている事から、多くの求人が企業から寄せられています。毎年高い就職率を誇っている事から、ダイビングインストラクターを目指す人にとっては安心できるでしょう。

ダイビングインストラクターの資格・試験まとめ

ダイビングインストラクターになるならオープンウォーター・スクーバ・インストラクター

ダイビングインストラクターの仕事は、プロとしてのダイビングライセンスが必要になります。オープンウォーター・スクーバ・インストラクターの資格を取得すれば、プロとして最初に取得するライセンスとして活躍できます。

ダイビングインストラクターに関連する資格試験は他にも行われています。ライセンスのランクは様々あるので、まずはオープンウォーター・スクーバ・インストラクターを目指しつつ、自分の理想とするダイビングインストラクターに役立ちそうな資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

ダイビングインストラクターの参考情報

平均年収250万円~350万円
必要資格
  • オープンウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)資格
資格区分 民間資格
職業職種スポーツ

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