ダイビングインストラクターの給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

ダイビングインストラクターの給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計

なりたい職業でも人気の高いダイビングインストラクター。気になる平均の給与額や年収はいくらくらいなのでしょうか?このページでは、ダイビングインストラクターの平均給与や年収と共に給与アップの可能性や手段についてご紹介します。

ダイビングインストラクターの初任給

ダイビングインストラクターの給与は平均12万円

ダイビングインストラクターとして働く場合、初任給は12万円程度が相場といわれています。男女問わず人気の高いダイビングインストラクターですが、給与面ではかなり厳しい現実が待っているようです。

どこで働くかによって多少の差は生じるようですが、新人の頃は雑用などの肉体労働も多く、対価は低めと考えておく方が良さそうです。

転職したときの給与は経験や役職で左右されやすい

ダイビングインストラクターの世界では、よりレベルの高い場所で経験を積むために転職をする人が多くいます。転職した場合の初任給は、これまでの経歴によって決まるのが一般的です。

基本的にダイビングインストラクターとしての経験が10年以上あるなどの一定の経験年数があれば、新卒採用者と同じ給与になる事は少ないと考えられます。

中には新卒採用者と同等の給与を提示される事もあるので、その場合には実績をアピールする事が大切になりそうです。交渉次第で給与が変わる可能性もある事を覚えておきましょう。

異業種からダイビングインストラクターへの転職は給与の確認を

異業種からダイビングインストラクターに転職する場合には、年齢に関係なく新卒と同じ給与になる事が多いと言われています。転職前の仕事内容によってもですが、大きな給与ダウンになる可能性もあるでしょう。

ダイビングインストラクターの平均給与

ダイビングインストラクターの平均給与は約17万円

厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」のデータ によると、ダイビングインストラクターの平均給与は全国平均が約17万円になっています。

ダイビングインストラクターの仕事は、ダイビングの指導のために酸素ボンベやウェットスーツを準備したりと、夏の繁忙期には遅くまで働かないといけない場合があり、下積みの間はかなり大変に感じるでしょう。仕事内容に比べるとダイビングインストラクターの給与レベルは低めと言えるでしょう。

ただ、一人で仕事がこなせるようになったり、お客様にダイビングの楽しさを理解して貰った時のやりがいも大きい仕事です。給与だけにとらわれて心が折れないようにする事も大切になりそうです。

勤務期間に応じて給与もアップすることが多い

ダイビングインストラクターの給与は勤務期間に応じてアップするのが一般的です。プロとして人に教えるためには、インストラクターとしての資格取得が必要になります。学歴によって採用時の給与が左右される事は少ない傾向にあります。

求人を探す際は給与以外の手当もチェック

ダイビングインストラクターの仕事をする上で、給与とは別に支給される賞与も年間平均で約30万円前後という結果が出ています。勤務するダイビングショップの規模によって異なりますが、基本給以外の手当や残業代が支給されない事もあるので、しっかり確認しておく必要があります。

年代によって給与に差がある

ダイビングインストラクターの給与は他業者と比べると高額とは言えません。初任給も平均12万円程になり20代の給与は約14万円と言われています。働き盛りの30代の給与は約18万円、次いで40代の給与は約20万円と言われています。

40代のベテランダイビングインストラクターになって新人の指導をする立場になっても、給与は約20万円と言われています。一般企業の給与と比べるとかなり低いのが現実です。

ダイビングインストラクターより潜水士のほうが給与は高め

ダイビングインストラクターと同じ海に潜る仕事として、代表的なのは潜水士があります。潜水道具を着用して海や川などの水中で作業を行います。作業は様々あり、魚介類を獲ったり、船舶の修理なども行います。潜るスキルが重要視される仕事で、潜水士として海上保安庁に勤務する事が出来れば年収は上がります。

同じ厚生労働省のデータによると、潜水士の平均給与は約30万円。賞与もダイビングインストラクターよりも高くなっています。

経験や実績によっては給与アップにつながることも

ダイビングインストラクターの給与は一般的に見ると高い方ではありませんが、高い実力があれば大幅な給与アップが見込めると言われています。転職する場合には、ダイビングインストラクターとしてのランクや経験があれば給与に実績を考慮してもらえる可能性はあります。

資格取得が給与や手当に反映されるケースも

ダイビングインストラクターの仕事は、スキルレベルが給与に反映される事も多いです。

ダイビングインストラクターになるにはライセンスの資格取得が必要ですが、細かくランクがあり、マスタースキューバダイバーのランクを取得できれば、ダイビングインストラクターとして十分なスキルの証明にもなるでしょう。マスタースキューバダイバーのランク所持者は、ダイバーの2%未満と言われています。

ダイビングインストラクターとして転職の際には、資格手当が支給されるショップを探してみるのも一つです。求人票の一覧に記載されているのでチェックしてみましょう。

ダイビングインストラクターの平均年収

ダイビングインストラクターの年収は250〜350万円前後

ダイビングインストラクターの平均年収を厚生労働省統計一覧の平均給与と年間賞与から算出すると、約244万円になります。

新人の場合、月々の給与が12万円であれば、年収は100万円台になる事も考えられます。経験を積む事で給与がアップして一般的な年収は250〜350万円前後になります。

肉体的にもハードな仕事内容に比べると、年収レベルは低い傾向にあると考えられます。

独立すれば平均給与以上の給与や年収の可能性も

ダイビングインストラクターとして平均以上の給与や年収を稼いでいる人の多くは、独立してお店を開業しています。従業員を多く雇い、お店の規模も大きくなれば、年収1,000万円以上を目指す事も夢ではないでしょう。

とはいえ、独立するにはダイビングインストラクターとしてのスキルの高さに加えて、お店を経営するマネジメント力も必要になります。資金力も必要ですし、運に左右される事もあるかもしれません。成功への道は簡単ではないですが、ダイビングインストラクターとしてのスキルを磨いて実力をつける事で道は開けてくるはずです。

将来ダイビングインストラクターとして独立するためにアルバイトを選ぶ人も

ダイビングインストラクターとして将来独立を考えている人の中には、社員ではなく、アルバイトでいくつものダイビングショップを渡り歩く人もいます。

アルバイトで働くメリットは、多くの職場で経験を積む事で、ダイビングについての技術を学べる事。アルバイトでは当然、雇用面での不安定さはありますが、残業代が出ない正社員よりも働いた分の給与がもらえるアルバイトの方が良いと考える人もいるようです。

ダイビングインストラクターの時給については、1,000円程度が一般的ですが、働くダイビングショップによっては1,000円以下からスタートする事もあります。特に夏場は繁忙期であることから時給は高い傾向にあるようです。アルバイトで働く場合の年収は、時給や働いた時間に給与が左右されやすいので、年収100万円〜300万円と幅があるようです。

ダイビングインストラクターの給与・年収まとめ

ダイビングインストラクターの年収レベルは低め。給与以上にやりがいが得られる仕事

ダイビングインストラクターの平均給与や年収レベルは、肉体的なタフさが求められる仕事内容と比較すると低めの傾向であると言えます。各種手当や残業代が出るかどうかによっても差が生まれやすいでしょう。

経験を積むことで給与アップが見込めます。難しいライセンスランクの取得や地道に仕事と向き合う事で、将来的に独立できる可能性も出てきます。ダイビングインストラクターという職業は、海やダイビングが好きという気持ちと、努力を続ければ自分の理想が叶うかもしれない夢のある仕事と言えます。

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ダイビングインストラクターの参考情報

平均年収250万円~350万円
必要資格
  • オープンウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)資格
資格区分 民間資格
職業職種スポーツ

統計情報 出典元:

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