ボディガードになるには?求められることや向いている人の特徴などを具体的に解説
ボディガードになるには、どんなスキルや能力が求められるのでしょうか?民間と公務員のボディーガードどちらになりたいのか、で目指す先が変わってきます。本記事では、主に民間のボディーガードになるために求められること、必要となること、向いている人の特徴などについてご紹介します。
ボディガードになるには何が必要?
ボディガードになるには、武道経験などの警護力と責任感が必要
ボディガードになるためには、さまざまな要素が関係していますが、まずは責任感を持つことが大切です。
ボディガードにとって最も重要なことは「人を警護する」ことです。常に集中力を必要としますし、場合によっては危険が伴うこともあります。
ボディガードには、いかなる状況でも警護の対象となる人を守り続けるという責任感が求められます。
ボディガードには観察力も必要
ボディガードと聞くと、鍛え上げられた肉体で警護の対象となる人を凶悪犯から守るというイメージがありますが、それだけではボディガードは務まりません。身体を鍛えること以上に観察力を養うことも大切です。
危険な状況を作らないためには、観察力を使って周りの状況を冷静に判断する必要があります。警護される人が不安にならないためには、ボディガードが常に落ち着いていなければなりません。観察力を養っていれば、安全な警護が行えるでしょう。
体力もボディガードに必要な能力のひとつ
ボディガードに求められることの要素として体力もあげられます。ボディガードの仕事はクライアントの希望によってスケジュールが決まります。
1日だけの短い期間の警護の場合もありますし、1週間以上といった長期間の警護を任されることもあります。勤務時間も日中だけの短い場合もあれば、夜間も警護にあたらなければならないこともあります。
警護中は常に周りに神経を配らなければならず、休憩中の時間も気を抜くことはできません。そのため、ボディガードになるには仕事に集中できる体力が必要とされます。
外国語を身につけておくのも大切
ボディガードになるために身につけておくとよいスキルとして外国語があります。ボディガードの仕事では、海外からの要人を警護することもあります。
安全な警備をするためには、コミュニケーションを図って良好な関係を構築することが重要です。通訳を介して警備をすることも可能ですが、直接会話をするなら信頼してもらうことができるでしょう。
さまざまな国から要人が訪れますが、最もポピュラーな言語は英語です。アメリカだけではなく、ヨーロッパやアジアからの要人にも対応できるでしょう。また、地理的に日本には多くの中国人も訪れます。
経済の発展が著しい中国からの来日はこれからも増える可能性は高いので、中国語を習得すればボディガードの仕事に役立つ可能性はあります。
ボディガードに向いている人、適性がある人
社会人としてのマナーがある人はボディガード向き
ボディガードになるには、向いている性格や適正も関係することがあります。常識ではありますが、向いている適正として社会人としてのマナーがある人があげられます。
ボディガードは、クライアントから警護の依頼を受けて成り立つ仕事です。最低限のマナーがなければ、クライアントからの信頼を得ることは難しいでしょう。あいさつや立ち振る舞い、正しい言葉使いは必ず身につけておく必要があります。
車の運転技術もボディガードには必要な要素
ボディガードは車での警護を任されることがあります。そのため、高いレベルの運転技術持っているとボディガードとして働きやすくなります。
安全運転をするだけでなく、危険な場面に遭遇した時はすばやく回避するための技術も身につけているとよいでしょう。車での警護の際は、停車している時間をなるべく避けることが求められるので、カーナビに頼らなくても地理を把握している必要があります。
武道経験があるとボディガードに採用されやすい
ボディガードは盗聴や盗撮のような被害だけでなく、暴力といった直接的な被害の脅威に対しての備えも必要です。
そのため、ボディガードは相手の攻撃に対抗できるだけの格闘センスが求められます。柔道や空手などの有段者や格闘技の大会で優勝するなどの記録を持っている人のほうが採用されやすくなります。
ピストルなどの銃器の使用経験もスキルとしてアピールできますが、民間のボディガードについては武器の所持は禁止されているので注意が必要です。
電子機器や爆発物に対する知識を持っている人もボディガード向き
ボディガードになるために必要な適正として、完璧な警護をするための知識を持っていることがあげられます。
対象となる人への攻撃として、銃器や刃物を使用のほかに、電子機器を使用してデータや貴重な情報を盗み出すものや爆発物を設置するものなどがあります。
そうした攻撃に対処するには、特別な知識やスキルが必要です。就職活動をする前に身につけておくなら、ボディガードとして採用されやすくなるでしょう。
ボディガードになるための学校・教室
学校や教室に通えば、就職のために必要な技術を習得できる
ボディガードになるための特別な資格はありませんが、警護に関する知識やスキルは必要です。独学でボディガードを目指すこともできますが、ボディガードになるための学校や教室に通えば、就職のために必要な技術を習得できるでしょう。
また、ボディガードを目指す仲間と一緒に学ぶことで、励まし合って高いモチベーションを保つこともできるでしょう。
ボディガードを育成する学校がおすすめ
ボディガードを目指すならボディガードを育成する専門学校に通うのがおすすめです。日本には警察庁や警視庁の警備部経験者や自衛隊出身の講師のいる専門学校があります。警部の基本や凶器への対応、警護で必要とする英語などを学ぶことができます。
ボディガードを育成する専門学校で学ぶなら、就職に関するサポートを受けることができます。自分に合った企業を選ぶことができるのでおすすめです。
日本で唯一の警護専門学校「身辺警護SP学院」
身辺警護SP学院は日本で唯一の警護専門学校です。警察官のボディガードや民間のボディガードなど、どちらでも通用する警護のプロを目指します。
2年の期間をかけてボディガードに必要な知識や技術、立ち振る舞いについて学びます。本物の警護現場での授業も行われるので、より実践的な技術を習得できるでしょう。
就職のサポートにも力を入れている学校
身辺警護SP学院では就職のサポートにも力を入れています。個人に合わせた決め細やかなサポートにより、開校以来100%の就職率を継続しています。
卒業生の中には、第一線の現場で活躍をしている人もおり、現場での生の声を聞くことができます。
ボディガードを育成する学校「ジャパン・ボディーガード・アカデミー」
ジャパン・ボディーガード・アカデミーはボディガードのスペシャリストを育成する学校です。160時間の授業を通して、即戦力として活躍できるボディガードになれるように訓練をします。
実際に起きた事件をもとに正しい警護方法を学ぶことができる
授業では、歴史的テロ事件や最新のテロ事件をもとに、正しい警護の方法について学びます。さらに銃器やナイフによる攻撃への対処方法についても実戦形式で学習します。
ボディガードに必要な英語スキルも身につけることができるので、国内だけでなく海外でも活躍できるボディガードを目指すことができるでしょう。
ボディガードになるには?まとめ
ボディガードになるには責任感や観察力が必要
ボディガードになるには、どのような状況でも安全に警護をするという責任感や常に危険を回避できる観察力が必要です。
さらに武道経験や外国語、車の運転技術があればボディガードとして働きやすくなるでしょう。体力だけでなく、どんな状況であっても依頼人を守るためのさまざまな資格なども必要になってくる仕事です。
ボディガードになるための学校や教室は国内にいくつかあります。カリキュラムなどをチェックして、自分に合った学校に通うことができれば、ボディガードになりたいというモチベーションを高めることができるでしょう。
ボディーガードという職業を本気で目指している方は、まずは学校に入学してみるのが近道になるのではないでしょうか。
ボディガードの参考情報
平均年収 | 400万円~800万円 |
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必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | 保安 |
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