スポーツインストラクターになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

スポーツインストラクターになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

スポーツインストラクターになるには、スポーツ選手や一般の人々などに、スポーツ指導を通してスポーツの楽しさややりがいを伝えていける心意気が大切です。スポーツをこれまでやらなかった人もスポーツジムに通うようになり、その役割はますます重要となっています。今回は、向いている人の適性や、資格についてご紹介します。

スポーツインストラクターになるには何が必要?

スポーツが好きであり、スポーツの楽しさを広く伝えることができること

スポーツインストラクターには、第一に、スポーツが好きであり、身体を動かすことが好きであることが求められます。幼い頃からスポーツ少年団や部活動に所属し、身体を動かしてきた人が求められます。人々にスポーツを教えていく立場なのですから、まず自分自身が、スポーツをこなせる必要があるからです。

しかし、スポーツができるだけでは、スポーツインストラクターとしては力不足です。スポーツインストラクターは、スポーツ指導を通して、スポーツが楽しいものだということを伝える仕事です。そのためには、自分がまずスポーツが好きであるということが何よりも大切だからです。

近年は特にですが、スポーツインストラクターの抱える生徒には、本来スポーツが好きでない一般の人も含まれます。そうした人にスポーツが楽しいものなのだということを知ってもらう必要のある職業ですから、自分がスポーツ好きでないと、伝わるものも伝わらなくなってしまいます。

近年はスポーツ選手だけではなく、健康増進を目的とした一般の人々も、スポーツに取り組むようになりました。こうした人にスポーツの楽しさをわかってもらうには、スポーツインストラクターが心からスポーツを愛している必要があります。それくらいの心意気で教えないと、そうしたスポーツの楽しさは意外と伝わらないものです。

スポーツが出来るだけではなく、人間の身体機能への理解も不可欠

近年は特に、スポーツインストラクターが担当するスポーツ指導の目的が、スポーツパフォーマンスの向上よりも、人々の健康の維持増進、また様々な疾患の予防につながるスポーツ指導に大きくシフトしつつあります。こうした需要が大きい中で、適切かつ安全な指導を行うためには、人間の身体機能に関する高度な専門知識が必要になります。

これからのスポーツインストラクターは、スポーツが出来るだけでは、新たな需要に応えることはできません。医学、生理学、運動生理学や運動力学などスポーツ科学全体に渡る深い専門的知識を網羅する必要があります。どこをどう動かせばどのように動きどのように力が掛かっていくのか、病状の改善のためにどのように動かせばいいのか、を理解する必要があります。

また、内臓の機能や摂取する栄養、薬の副作用といった内科的な要素も、運動には切っても切り離せない強い関連性があります。栄養学、健康心理学、病態生理学、社会学、薬学など多種多様な教養が欠かせません。

健康運動指導士に向いている人、適性がある人

様々な人々の模範となれるような、心身ともに健康な人

スポーツインストラクターは、様々な目的意識を持った人々に対し、それぞれの目的に見合ったスポーツ指導を行いますが、様々な人の前に立って、指導を行う以上、スポーツインストラクター自身が健康であることが大きく望まれます。そのためには、自分を律し、日々の食事や生活をしっかりコントロールする必要があり、要は自己管理がしっかり出来なければなりません。

なぜならば、スポーツインストラクターはみんなの見本でなければならないからです。人々の健康増進を目的としたスポーツ指導の需要が増えている今の時代に、スポーツを指導する人間がすぐに疲れたり体調を崩したりしていたら、それこそなんの信頼性も無くなります。

スポーツが出来ること、技術がしっかりしていることはもちろん大切です。しかし、たとえ技術が優れていて、頭が良く、教養もしっかり身についていたとしても、自身がしょっちゅう体調を崩すようでは、スポーツインストラクターは務まりません。

それだけで信頼性が地に落ちてしまいます。スポーツに対する愛があっても、それに身体がついていかないのでは、適切なトレーニングを積んでこなかった人、とみなされても仕方がありません。

また、スポーツに対してのみならず、様々なことに対して、フェアな気持ちで接することが大切です。スポーツに対してだけいくら意識が高く、フェアプレイを意識していても、スポーツ以外で社会の規律や法律を守らないような人では、指導者失格だからです。健全な精神は健全な肉体に宿るとよく言われますが、どこで見られているかわかりません。

誰に見られていなくても、精神的にも自分をちゃんと律することができる人が、スポーツインストラクターに向いています。

明るく元気で、人々に寄り添える思いやりを持った人

スポーツインストラクターにとって大切なのは、指導を受ける人たちが、スポーツによって楽しさを感じ、元気になれるような指導を行うことです。

そのためには、喋り方や性格が、そもそも明るく元気でなければいけません。ハキハキ喋らず、常に暗い表情でトレーニングを指示しているスポーツインストラクターに指導されても、心にもやもやとしたものが残るだけです。

せめて、外面だけでも快活、闊達でいられることが大切ですが、とはいえ本心というのは些細な表情の変化や身体の動きなど、様々なところに出てしまいます。ですので、心から楽しい気持ち、明るい気持ちでスポーツ指導に向かえる人が理想です。

また、スポーツ指導を受ける人々には様々な背景を持った人たちが集まるので、習熟度合いも人それぞれに異なります。ですので、全くの初心者から、熟練者まで様々な人がいます。そうした場合に、あまりにも出来ない人がいて、相性が悪い人がいるなどで自分の思う通りにならずに、すぐにカッとなってしまうような人は、スポーツインストラクターだけでなく、指導者全般において失格です。

まずは指導をする人がどういった身体状態で、運動習慣はどの程度あって、どういったゴールを最終的に求めているのかを正しく把握した上で、どういった指導が必要なのかを検討しあえるような、しっかりと寄り添える対応が必要です。そのためには、気遣いがしっかりしていて、丁寧な対応ができる、思いやりを持った人が求められます。

スポーツインストラクターになるための学校・教室

体育系の大学、インストラクター科のある専門学校への進学が定石

スポーツインストラクターの仕事を行うにあたって、特別な資格や免許などは必要ありません。ですが、だからこそ専門知識をしっかりと身につけ、自らの指導の信頼性を確立する必要があります。

スポーツインストラクターには、スポーツに秀でていることはもちろん、身体機能の仕組み、人の体のメカニズム、摂取する栄養に関する知識、薬の効能や副作用など薬学的な知識、心理学など様々な教養が必要となります。こうした幅広い教養を学ぶには、体育系の学科のある大学、とりわけ総合大学が望ましいと考えられます。

体育系の大学では体育教員を養成する課程もあるので、スポーツ指導に関する基礎的な実習なども行うことができます。

しかしより実践的で専門的に学ぶなら、スポーツインストラクター科のある専門学校も考えてみるといいでしょう。座学での専門知識に加えて、各種トレーニングの技法や、水泳、ヨガに加え、エアロビクスダンス、ヒップホップダンス、ジャズダンス、ピラティスなどスタジオプログラムを含め、一通りのトレーニング、フィットネスを勉強できます。

専門学校では、現役のプロスポーツインストラクターから指導を乞うこともできますし、トレーニングも幅広く学べますので、実際に経験をしてみてから専門分野を決めることもできますし、スポーツインストラクターに関する様々な実践的なコースが用意されているのは、専門学校の強みと言えるでしょう。

また、トレーニング実践だけでなく、指導する人々への接し方や、コミュニケーション能力を養う課程もあるようです。

スポーツインストラクターになるには?まとめ

スポーツだけでなく、人々の健康を維持し、増進していく仕事

近年の健康志向、高齢化などの情勢の変化に伴って、スポーツインストラクターの性格は明確に変化しています。近年は人々の健康に関わるスポーツ指導の需要が飛躍的に伸びていて、スポーツができるだけではスポーツインストラクターとして立ち行かなくなってきています。

これからのスポーツインストラクターは、スポーツができるだけでなく、スポーツを行うことで人々はどういう風に健康になれるのか、ということを考えていく必要があります。需要はますます高度に、複雑化していくでしょう。

こうした需要に的確に応えられる知識の幅広さや、度量の広さが、これからのスポーツインストラクターには必須となってきます。

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