バスケットボール選手の仕事内容、好きなことを仕事にできるのが魅力的
バスケットボール選手のおもな仕事は、プロとして試合に出場して点を決めるなど活躍することです。憧れの職業だと考える人も多いと思いますが、才能と努力がないと続けることができません。この記事では、バスケットボール選手の具体的な仕事内容ややりがいなどについてご紹介します。
バスケットボール選手とはどんな仕事?
バスケットボールの大会に出場するのが仕事
バスケットボール選手のおもな仕事内容は、バスケットボールをすることです。
プロのチームや企業のチームに所属してバスケットボールの試合に出場します。日本で開催されているおもな大会として、以下のものがあります。
- ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)
- ジャパン・バスケットボールリーグ(B3リーグ)
- バスケットボール女子日本リーグ (Wリーグ)
- 全日本社会人バスケットボール地域リーグチャンピオンシップ
- 天皇杯・皇后杯全日本バスケットボール選手権大会
バスケットボール選手は週休1日
バスケットボール選手の多くは週休1日です。チームによっても異なりますが、基本的には月曜日か火曜日が休日です。
週末の土曜日や日曜日に試合が行われ、別の日は個人での練習や全体練習が組み込まれています。バスケットボール選手の朝は早く、ストレッチをしながらその日のコンディションを確認します。
また、試合のある日はチームが用意したバスに乗って会場に向かいます。試合の前後にはウォーミングアップをして万全の状態で試合に臨めるように準備をします。
海外のバスケットボールチームへ移籍する選手もいる
バスケットボール選手の中には海外でプレーをする人もいます。世界で1番有名なバスケットボールの団体は、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)で、アメリカやヨーロッパをはじめ、多くの一流のバスケットボール選手がプレーしています。
ヨーロッパには欧州バスケットボール連合(ULEB)があり、バスケットボールの強豪国であるスペインやギリシャ、リトアニアやトルコの選手を中心に多くのヨーロッパのバスケットボール選手が所属しています。
日本のバスケットボール選手の中には、より高いレベルでのプレーをするために海外のバスケットボールチームへ移籍してプレーする人もいます。
実業団のチームに所属する場合
日本にはプロのバスケットボールチームだけでなく、実業団のバスケットボールチームもあります。
実業団のバスケットボールチームに所属する場合は、プロの選手としてではなく企業に社員として契約します。社員の場合は試合に出場するだけでなく、会社に出勤して仕事をします。
仕事内容は企業によって異なりますが、基本的には事務作業や片づけなどが中心です。仕事を終えた後はバスケットボールの練習をします。
バスケットボール選手の具体的な仕事内容
バスケットボールの試合に出場するのが仕事
バスケットボール選手はバスケットボールの試合に出場することが仕事です。シーズン前にチームと契約を交わした後は、チームを優勝に導くためにプレーします。
日本のプロバスケットボールリーグ、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)の場合は、9月から4月までレギュラーシーズンで1チーム60試合を戦います。
その後、上位の8チームはプレーオフを戦い優勝チームが決定します。バスケットボール選手はすべての試合において最高のパフォーマンスを発揮できるように、コンディションを整えておかなければなりません。
練習もバスケットボール選手の仕事のひとつ
バスケットボール選手の大切な仕事のひとつに練習があります。バスケットボール選手は、個人の練習とチーム練習をしてスキルアップを図ります。ドリブルやパス、ディフェンスやシュートの練習はもちろんのこと、チーム練習ではフォーメーションの確認やチームプレーの練習をします。
バスケットボールの試合ではコートに立つことができるには5人、ベンチ入りできる選手は10〜13人程度です。たとえ練習でも、ベンチ入りができるようにプレーでアピールするのもバスケットボール選手の大切な仕事です。
バスケットボールの普及活動も重要な仕事
バスケットボール選手の中には、バスケットボールを普及させるための活動に参加する人もいます。
ファンが集うイベントに参加したり、ホームタウンで開催されるイベントに参加したりします。有名なバスケットボール選手の場合は、テレビやラジオの番組に出演したり、雑誌の取材を受けたりもします。
最近では子供たちがバスケットボールに興味を持てるように、「クリニック」や「スクールキャラバン」に参加して、子供たちにバスケットボールを教える選手もいます。
バスケットボール選手の引退後
バスケットボール選手の多くは20代や30代で現役を引退します。引退後の就職先は選手によって異なります。
選手の中には、引退後にチームのフロントとして活動をする人もいます。チームのコーチや監督として指導したり、チームの営業や運営などの裏方で活躍したりします。チームに残らない選手の中でも、高校や中学校のバスケットボールのコーチやスポーツトレーナーなどスポーツに関わる仕事を続ける人もいます。
選手の中には引退後は全く別の職種で働く人もいます。日本では、バスケットボールを引退した選手のための就職サポートを行っている組織もあるため、新たな第二の人生をスタートさせる人も多くいます。
バスケットボール選手の仕事のやりがい
バスケットボールを仕事にできる
バスケットボール選手のやりがいのひとつに好きなバスケットボールを仕事にする喜びがあります。
日本でのバスケットボール人口は600万人ともいわれていますが、プロになれる選手はごくわずかです。バスケットボールをする人なら誰でも憧れるプロの選手としてプレーできることは、とても名誉のあることです。
チームが試合で勝つこともやりがいのひとつ
バスケットボール選手のやりがいのひとつに、チームが試合で勝利することがあげられます。
バスケットボール選手が目指すことは、チームを勝利に導くことです。それぞれの選手が自分の役割を果たして勝利を手にした時に、バスケットボール選手になってよかったというやりがいを感じることでしょう。
選手として成長したときにもやりがいを感じることができる
バスケットボール選手の別のやりがいとして自分のスキルの上達があります。プロのバスケットボール選手になれば、毎日が戦いです。
相手チームに勝つことも大切ですが、まずはチームのレギュラーの座をつかむために勝ち残らなければなりません。そのためには、誰よりも厳しいトレーニングを積んでスキルを磨き続けなければなりません。
チームのレギュラーになれた時には、自分の成長を感じるとともにバスケットボール選手として頑張ったという充実感ややりがいを感じることができるでしょう。特に、試合で活躍した人を表彰するマンオブザマッチに選ばれたときには、バスケットボール選手として成長したというやりがいを感じることができるでしょう。
レベルの高いリーグでプレーすることでもやりがいを感じることができる
バスケットボール選手の中にはレベルの高いリーグに所属して自分の実力を試したいと考える人もいます。その中でも、世界最高峰のレベルであるナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)でプレーすることができれば、自分の実力を世界にアピールできます。
NBAでプレーした日本人の選手はごくわずかですが、大きな夢を現実のものにしたときには、大きなやりがいを感じることができます。
バスケットボール選手の仕事内容まとめ
バスケットボール選手の仕事は試合に出場すること
バスケットボール選手の仕事は、試合に出場して活躍することです。実力を発揮するには、日々の厳しい練習に耐えてスキルアップすることが大切です。また、バスケットボールを盛り上げるためにファンのイベントに参加したり、子供たちにバスケットボールを教えたりもします。
バスケットボール選手のやりがいは、自分の好きなことを仕事にできることです。またチームが試合に勝つときには、勝利したという満足感ややりがいを感じることができるでしょう。
バスケットボール選手の参考情報
平均年収 | 300万円〜1億円 |
---|---|
必要資格 | 必要資格なし |
資格区分 | - |
職業職種 | スポーツ |
バスケットボール選手の関連記事
「フォロー」をお願いします
最新情報をお届けします