獣医師の資格・試験とは?獣医師国家試験の概要と合格の秘訣

獣医師の資格・試験とは?獣医師国家試験の概要と合格の秘訣

動物の治療のスペシャリスト、獣医師として働く上で試験や資格に合格しなければ獣医師としての仕事に就くことは出来ません。今回はこの記事で獣医師に関連する代表的な国家資格の獣医師国家試験についての情報をご紹介します。

獣医師の資格、獣医師免許とは?

動物の診療に関する国家資格

獣医師免許は国家資格であり、飼育動物の診療や施術、投薬などの動物のサポートをする資格です。

ペット病院などでの勤務がイメージしやすいですが、獣医師は公務員や団体職員や企業が必要としている場合もあり幅広い活躍が出来ます。獣医師になる為にまず目指すべき資格の一つとして資格取得を目指す人も多いです。

ペットの治療に加えて、飼い主に正しい飼育方法を指導することも大きな役割の獣医師は衛生面での相談や指導も行うのです。獣医師国家試験に合格することで、ペットなどのあらゆる動物の専門家として専門知識も有する証明になるのです。

家畜に携わり公衆衛生の分野でも活躍している

獣医師と一言といっても様々な動物の診療以外に多くの活躍の場があります。ペット病院で身近な動物の治療をする獣医師も多いですが。獣医師の原点と言えるのが家畜動物を相手にして農林水産の分野で、豚肉や牛肉などの普段の生活で食用とする動物を相手にして健康状況を維持しています。

獣医師の中には公衆衛生獣医師と呼ばれる獣医師も存在していて、流通する食肉に問題があるかの検査や狂犬病などの人間と動物の感染症の対策をしています。NPO法人で希少な動物の保護の仕事など幅広い働き方が魅力の獣医師です。

獣医師国家試験の難易度・合格率

難易度は高め。十分な試験対策を

獣医師として働くために必要な獣医師国家試験ですが、獣医専門の大学を卒業したひとのみに受験することが出来る資格で、難易度は高めの傾向にあります。高い難易度を誇る獣医師国家資格ですが合格率は高く、毎年合格率は異なりますが約80%程です。

獣医学を専攻した大学で勉強したことに加え、自身でも試験対策を行えば合格できる資格であるといえます。特に新卒の場合の合格率は88%と非常に高く、既卒者の合格率は48%と低くなるので、新卒時に取得しておきたい資格といえます。

獣医師国家試験では全てマークシートなので素早く正確に問題を解くことが合格へのポイントになると言えます。問題数が多いのでわかる問題から取り組んでいきましょう。

獣医師国家試験

合格率 全国平均 約80%
受験資格 次のうちいずれかに該当すること

  • 学校教育法に基づく大学おいて獣医学の正規の過程を修めて卒業したもの
  • 外国の獣医学校を卒業し、又は外国で獣医学の免許を得た者であって、獣医事務審議会が前号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定したもの
  • 獣医師国家試験予備試験に合格した者
受験費用 13,900円
出題範囲
  • 獣医学の基本事項
  • 獣医療の基本事項
  • 衛生学の基本事項
  • 獣医学の臨床事項

試験を受けるには一定の経験が必要

獣医師国家試験の資格試験は受験資格対象者が決まっています。簡単にいうと、6年制の獣医専門の大学を卒業する必要があり、獣医専門の大学も多くはないので倍率も高くなる傾向にあります。

獣医専門の大学に入学する権利を取得する方が難しいともいわれています。

より多くの過去問を取り組むことが合格に近づく

獣医師国家試験は全てマークシート方式で選択問題になりますが、過去問も多く出題されることが多いのでよりたくさんの問題を解くことが合格への近道でしょう。

問題数も多く合格ラインは70%以上と定められているので、よりスピーディに問題を解く練習をしておくことが肝要です。

その他の獣医師に関連する資格

国家資格以外にも獣医師に関する資格はさまざま

獣医師国家試験の資格以外にも、獣医師の仕事に関連する資格はいくつかあります。

動物が好きな人であれば、転職などにも役立つ愛玩動物飼育管理士や実験動物技術者などの資格取得も視野に入れてみると良いかもしれません。

  • 家庭動物管理士
  • 愛玩動物飼養管理士
  • 愛犬飼育管理士
  • 小動物飼育販売管理士
  • 認定ペットシッター
  • 実験動物技術者
  • 動物看護士
  • 動物介在福祉士

一覧にある認定ペットシッターはプロのペットシッターとして証明になる資格で、環境省の定める動物取引業の保管と訓練の登録申請要件を満たすものです。動物介在福祉士は動物の存在を通じて人々の心を癒して生活の質を向上させるなどの福祉を支える重要な資格でもあります。

獣医師の資格が取れる学校

麻布大学

麻布大学は5つの系統で獣医学を学ぶ総合教育を実施しています。獣医学科の幅広い専門分野を学ぶことが出来ますが、より効率的に基礎獣医学や病態獣医学系、環境獣医学系、生産獣医学系や臨床獣医学の5つの系統に専門学科を分けています。

それぞれ異なる観点から獣医学を学ぶことで多くの知識を学ぶことが出来る獣医師国家試験に有利に学びが出来ます。

全教員の連携で国家資格の対策が魅力

麻布大学では獣医師国家試験の取得を目指して獣医学系全教員の連携総合的カリキュラムが魅力的です。

6年次には獣医学教育の総合獣医学を全生徒が履修して国家試験に臨むことが出来ます。学生団体である獣医学科の5年生、6年生が自主的に活動をしていて国家試験合格をしっかりバックアップしてくれます。

幅広い分野で活躍できる獣医師を目指す

人と動物の関係が多様化する現代のニーズに対応して密着性の高い犬や猫などの動物や生産動物の高度な知識と技術を持った獣医師の育成を目指しています。

家畜や公衆衛生の分野でも精通した獣医師を目指す教育目標を掲げる麻布大学です。

日本獣医生命科学大学

日本獣医生命科学大学の獣医学科では、最先端の獣医療を学ぶことが出来る現代のニーズに応える獣医師の育成をしています。1949年に設置された歴史ある大学で、臨床や知識や技術だけが獣医師に必要ではなく、看護や栄養、薬剤の分野までの知識を補うカリキュラムを設定しています。

幅広い分野で的確に対応できるように将来の獣医師として実践力を養うことが出来ます。日本獣医生命科学大学では男性よりも女性の比率が高く、女性でも安心して通うことが出来るのが大きな魅力です。

多くの技術を磨く獣医外科学研究室

日本獣医生命科学大学では、多くの研究室がありますが獣医外科学研究室では外科療法により動物の病気を治療することを目的としています。

正確な診断法や外科療法を効果的に行う為の手術方法などについて研究しています。野生動物学研究室や水族医学研究室など獣医師国家試を目指しながら豊富な知識を吸収することが出来ます。

幅広い分野で活躍する卒業生

日本獣医生命科学大学では、小動物や産業動物の臨床獣医師や公務員や企業の研究員として活躍する卒業生が多いです。獣医学のスペシャリストを目指して大学院に進学する卒業生もいます。幅広く活躍する獣医師を多く輩出している日本獣医生命科学大学では獣医師国家試験の合格率も当然高いといえます。

獣医師の国家資格の合格率の高さに加えて、獣医師として活躍する多くの卒業生がいることは安心できるポイントになりそうですね。

獣医師の資格・試験まとめ

獣医師になるなら、獣医師国家試験の合格を目指そう

獣医師は特別な資格である獣医師国家試験に合格する必要がある仕事です。国家資格の獣医師国家試験に合格することで、一定の知識やスキルを証明するのに役立ち、獣医師としての仕事が出来ます。

獣医師国家試験は難易度は高いですが、合格率は80%以上と高い合格率を誇っているので地道に学習をしていくことが大切です。

獣医師に関する資格試験は、獣医師国家試験以外にも多くの試験が行われています。自身の理想とする獣医師像を目指して資格取得してみることをおすすめします。

獣医師の参考情報

平均年収500万円〜800万円
必要資格
  • 獣医師免許
資格区分 免許
職業職種自然・動物

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