トリマーの給与や年収は安い?勤める店舗や労働スタイルで給与に差がある職業

トリマーの給与や年収は安い?勤める店舗や労働スタイルで給与に差がある職業

動物が好きという理由でトリマーを目指す人は多いですが、平均的な給料や年収はどれくらいなのでしょうか?トリマーの中には人気店に就職をする・独立開業する、といった労働スタイルで年収アップが実現できた人も。ここではトリマーの給与や年収についてご紹介します。

トリマーの初任給

トリマーになりたての場合は月給15万円ほどが平均的

トリマーとして就職した場合の初任給は平均して15万円ほどであるのが一般的なようです。トリマーは専門知識やスキルが必要な仕事ですが、他の専門職と比較してもけっして良い給料がもらえるというわけではないようです。

もちろん働く場所や地域によっても変わってくるようですが、だいたい一般職と同じ程度の初任給か、もしくはそれらよりも低めである場合がほとんどです。そのため、新人の頃は生活していくことも大変なようですが、修行だと思ってコツコツと頑張っていくしかないようです。

それでもトリマーを目指す人が多いのは、やはり動物好きな人が多いからでしょう。

人気の店舗に就職して良い給料をもらう

トリマーが活躍できる環境は昔にくらべ増えてきています。ペットショップや動物病院、個人経営のペット専門サロンなど様々な場所があるようです。

新人の頃からある程度良い給料がほしいと思う場合、人気の店舗に就職するというのも一つの方法です。人気店は顧客も多く売り上げも大きいので、そのぶん給料にも反映されるのでしょう。

転職する場合は残業代や福利厚生の充実度もチェック

トリマーとして転職する場合、転職先の福利厚生の充実度合いも確認しておきましょう。トリマーという仕事は個人経営の小さな店舗で雇われることも多く、そういった場合は社員として就職できたとしても福利厚生が整っていない場合も多々あります。

小さい店舗ゆえにもともとの月給が少なく、賞与や残業手当も出ないというパターンはよくあることです。新人のうちは特にそのような安月給という厳しい環境で経験を積まないといけなくなることもあります。

意外と体力を使う場面も多いトリマーなので、身体的に疲れるうえに飼い主や動物に対する気疲れもあります。それでいて福利厚生も充実していないとなると、いつかギブアップしてしまうのではないでしょうか。

福利厚生は就職するときに見落としがちな部分でありますが、要チェックしないといけない項目です。

パートやアルバイトとして働くには良い環境

トリマーは正社員として本腰を入れて働くには給与が安く、新人のころは苦労することも多い仕事です。しかし、すでに結婚されている主婦の方や本業とは別にアルバイトとして経験を積みたいと考えている場合は働きやすさを感じることでしょう。

主婦の場合は夫の給料をメインに生活することも多いですし、他の仕事を持っている人もトリマーの仕事が本職ではないため、たくさん稼がなくても大丈夫な場合が多いからです。

トリマーではあまり稼げないと分かっているが、好きなことをして少しお小遣い稼ぎをする・経験を積む、という感覚で仕事する人も多いのが現状です。

トリマーの平均給与の統計

平均給与は15万円~20万円ほどが一般的

トリマーの平均給与は15万円~20万円ほどであるのが一般的です。この給与額はあまり高いとは言えず、儲かる仕事ではないことが分ります。トリマーの初任給が約15万円ほどなので、新人のころの給料とあまり変わらないという現状もあります。

独身で実家暮らしである場合など、あまり生活に困らない状況だと何とかやっていけますが、一家の大黒柱である場合や毎月の生活費が大幅にかかってしまう場合は、トリマーとして生計を立てることは難しいようです。

好きだという気持ちが強ければ続けられる

給与額にはあまり期待できませんが、それでもトリマーとして働きたいと強く思う気持ちは、やはりこの仕事が好きという気持ちが強い場合でしょう。

仕事中のほとんどの時間を動物と触れ合うことになるので、動物が好きな人にとって幸せな仕事だと言えます。好きなことができているから安月給であっても気にならない、という気持ちになるようです。

労働スタイルによっても変わる

トリマーの給与は基本的にあまり高くない傾向ですが、働くスタイルによっては高い給与を得ている人もいるようです。

トリマーでも高めの給与を得ているパターン

  • 福利厚生の整った人気店に勤めている
  • 有名になりメディアに登場して稼いでいる
  • トリマーの仕事と他の業務を掛け持ちしている
  • 富裕層の顧客を多数持っている
  • 都心部の遅くまで営業している店舗で働く

以上のような限られた条件で働いているトリマーはある程度、高めの給与をもらっていることが多い傾向です。

いずれにしてもこのような恵まれた条件で働けるようになるまでには、安月給でもコツコツと頑張り、苦労を重ねてスキルアップしていったという経緯がある場合がほとんどでしょう。

頑張りしだいで給料が上がる場合

働くお店によっては歩合制が取られ、頑張りしだいで給与アップが狙えることも。

動物と向き合う仕事なので、作業は慎重かつ丁寧に行うことが鉄則です。そのため数をこなせば良いという仕事でもありませんが、自分の頑張りが給与にも反映されるとやりがいにも繋がって、さらに頑張ろうという気持ちにさせられるのではないでしょうか。

スキルアップや指名を増やして給与を上げる方法も

歩合制などといった頑張りしだいで給与が上がる場合は、コツコツとスキルアップして担当数を増やすことで給与アップがねらえます。

ただ動物が好きなだけでなく、丁寧な仕事を心掛けることや接客の勉強などにもはげむことは大事なことです。そうして飼い主に気に入られると次回からも任されるようになり、指名される機会も増え、給与が上がることもあるでしょう。

トリマーの年収統計

トリマーの年収は200万~250万円ほど

トリマーの年収は平均的に見ても200万円~250万円ほどです。他の職業の平均年収と比べると正直少ないと感じるでしょう。トリマーは非正規雇用で働く人も多く、不安定な働き方をする人も多いので、平均額だけを見るとこのような結果になっています。

しかし、地域や働くお店によってはこの平均額の倍以上の年収を得ている人もいます。残業代やボーナスの有無でもかなり差が出てくることでしょう。

独立開業して年収アップ

トリマーとして働き、平均よりも高い年収を得ている人は独立して自分のお店を持っていることが多い傾向です。

ただし、独立してからも収入を得るまでには、絶対的な顧客をつかまないと安定した生活は送れません。自分のお店を持つということは自分のスタイルで働けるので自由そうに感じますが、実際は何かと苦労する期間もついてまわるようです。

そのような苦労を乗り越えたときに平均よりも高い年収を得られるようです。

まずは経験を積むこと

トリマーとして独立するにしてもまずは経験を積まなくてはいけません。専門学校を卒業したり、資格を取ったりの後すぐに独立することは難しいでしょう。まずはサロンやペットショップなどに就職して経験を積むことが大切です。

トリマーの給料・年収まとめ

給与や年収は低めだが、好きな人には天職になる

トリマーの給与や年収は平均的にあまり高くないという現状が分かりました。昔にくらべ、ペットを家族と同じような愛情で育てる人は増えてきています。

人間と同じように家のなかで飼育する人も多く、これからより一層トリマーの必要性は上がってくることでしょう。

給与や年収はあまり高いといえませんが、動物が好きな人にとっては幸せを感じることも多く、いつでも必要とされる立派な職業といえるでしょう。

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トリマーの参考情報

平均年収300万円~500万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種自然・動物

統計情報 出典元:

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