ナレーターになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

ナレーターになるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

あこがれのナレーターになるため、声の良さや読むことが好きということ以外に必要なこととは何でしょうか。今回のこの記事では、ナレーターになるための心構えや向いている人の特徴、そのための教育についてご紹介いたします。

ナレーターになるには何が必要?

必要な教育を受ける

ナレーターになるのに必要な学歴や資格はありませんが、声だけで表現しなければならないという特殊な仕事であるため「生まれながらにして声の質がいい」とか「朗読が得意」というだけで、すぐにナレーターとしての仕事に就けるわけではありません。

ナレーターと一口に言っても「テレビ」、「ラジオ」、「Webサイト」、「案内放送」など「映像と共に」もあれば「音声のみ」があり、内容も「ドキュメント」、「バラエティー」、「CM」、「朗読」など様々なので、それぞれ「どのように感情を込めるか」、「声の出し方はどうか」、「間をどうとるか」などが違ってきます。

ですから、ナレーターになるために必要な教育を受けることができる大学、専門学校、養成所や研究所に通って、基本からきちんと学ぶ必要があるのです。実際に活躍しているナレーターの方々は、そうした教育を受けた人がほとんどです。

兼業しながら目指す

ナレーターとしての仕事をもらうことができるまでが大変で、ナレーターとしての仕事をコンスタンスに得られるようになるのは、さらに大変な世界です。ナレーターになるのは、役者さんや芸人を目指すのと同じと言われていますから、何年頑張ればプロとして仕事に就けると保証されるわけではありません。

ですからナレーターになれたとしても、それだけで生活を支えるだけの収入を得るのは難しいというのが現実です。そのためアルバイトなどをしながら、または兼業しながらナレーターを目指すのが一般的です。

例えば「声優」、「アナウンサー」、「役者」などの方々がナレーターを務めるということが多いことを、皆さんもご存じではないでしょうか。
それは、それらの方々がナレーターとしての資質を持っているという事を示しています。

そのため、「声優」、「アナウンサー」、「役者」などを目指しながら、ナレーターの道を目指すことが近道と言われています。もちろん、それがすべてではありませんが、それだけナレーターになるのは厳しいという事ですから、覚悟をもって目指す必要があるのです。

経済的に厳しい現実

ナレーターになるため、ほとんどが養成所や研究所で学ぶことになりますが、その場合でも平日は一般の仕事をしながら週末は声優の養成所に通うことで両立できます。

ただその後、ナレーターが所属する事務所と契約する事ができたとしても、その契約形態は大抵正社員というよりは業務委託契約なので、フリーランスとして働くという形になります。ですから、収入は給料制というよりは歩合制ですので「仕事をどれだけこなせたか」ということにかかってきてしまいます。

また、社会保険や交通費についても所属する事務所によって違いがあるようですが、保証してもらえるところより、してもらえない事務所の方が多いというのが現状です。ですから、不安定な経済状況を支えるために、アルバイトをしながらナレーターを目指していくことになります。

自己アピールは欠かせない

自分の声や表現を商品として売るという意欲は、とても大切です。それに抵抗のある人は向いていません。実際、事務所に所属できれば仕事をもらえるわけではなく、自分でいかに自分を売るかという意欲が試されてしまうという現実があるようです。

足繫く事務所に通い、様々なレッスンやセミナーなどにも積極的に参加しアドバイスによく耳を傾けることに加えて、人間関係を大切にし「自分は何をしたいのか、何を得意とするのか」伝える努力や熱意が大切だといいます。

そのようにして示される誠実で意欲的な取り組みや人としての魅力が仕事を引き寄せたりするそうですから、自分を磨きつつ自己アピールを心がけましょう。

ナレーターに向いている人、適性がある人

読書好きで想像力が豊かな人

小さなころから読書が好きで、そこで表現されている情景を思い描いたり、登場人物の気持ちを読み取ったりすることが楽しいと感じているなら、ナレーターに向いているといえます。

ナレーターは、与えられた内容の「伝えなければならない部分」をくみ取ってそれを声で表現することが要求されます。そうした事柄を理解するのに、日頃から読書好きであれこれと思い巡らすことが好きならば、苦にはならないでしょう。

こうした特性を持っている人は、様々に与えられる内容に対して興味を持っていきいきと積極的に取り組むことができますから、魅力的なナレーターになることができるに違いありません。

伝えることで役に立ちたい

伝える事は誰にでもできそうですが、ナレーターのように目的を持って伝えるためにはそれを「発信する人のため」と「聞く人のため」に役立つ方法で伝えなければなりません。
「発信する人のため」には、その意図をくみ取って表現する必要がありますし、「それを聞く人のため」には、心地よさやわかりやすさなどを考える必要があります。

「発信する人とそれを聞く人」の立場を考え、自分の声を使って伝えるという事で他の人の役に立ちたい、という思いが強ければ強いほど、それがナレーターとして向上するための後押しとなるのです。

誰かのために役立ちたいという誠実な想いは声に表れますから、魅力的で印象的なナレーターとして聞く人の心をとらえることができるかもしれません。そうした積み重ねが次の仕事に結びつき、さらにやりがいを感じてナレーターとしての意欲が増すことでしょう。

ナレーターになるための学校・教室

大学や専門学校

アナウンサーがナレーションを務めることもありますから、アナウンサーとしての基礎知識や技術を身につけて ナレーターを目指すために大学や専門学校への進学を望むのであれば「放送系」、「アナウンサー系」、「芸能・声優」を選択するといいでしょう。

ただし、アナウンサーからナレーターに転身した方はそう多くはないという事と、こうした大学や専門学校の多くはアナウンサー出身の講師なので「感情を込めて読む」というよりは「感情を込めずに読む」事に重きが置かれるので、語りの種類としては正反対になります。

ナレーターになるためにはオーデションに合格する必要がありますが、よっぽどの才能や人を惹きつける何かを見出されない限りは、大学や専門学校で学んだとしても養成所や研究所で学び直す方が有利になる場合の方が多いようです。

ナレーターになるためには、相当な覚悟が必要です。そのため、将来に軌道修正をしてもいいように「大学だけは出ておきたい」と思う人もいるかもしれません。

また、大学などに通いながら週末は養成所に通い、今では声優などの仕事をしながらナレーションの仕事にも就いているという人もいます。いずれにしても、よく考えた上で自分に合った進路を選択することが大切となってきます。

養成所や研究所

養成所や研究所に通いながらナレーターを目指すのであれば「声優養成所や研究所のナレーションコース」、「役者の養成所からの転身」があります。

ナレーターという仕事は「声で表現する」、「声で勝負する」という特徴があるので、そうした技を身につけ育ててくれる養成所や研究所が、ナレーターになるための近道といえます。

特に、ナレーターとして所属する大手の声優事務所は養成所や研究所も持っていますので、その養成所や研究所で学ぶなら一番の近道となるでしょう。ただし、その場合でも意欲的に取り組む姿勢やオーデションに合格する必要があります。

ナレーターになるには?まとめ

地道な努力を重ねつつ目指す

ナレーターは、声がいいとか朗読が好きというだけでなれるものではありません。経済的にも厳しいため、兼業しながらナレーターを目指さなければなりませんし、常に向上心を持って学びつつ自分自身をアピールするための努力も必要です。

それでも、そうした地道な努力が味のある魅力的なナレーターとしての資質を生み出す可能性があります。そのようにして目指してみるのもいいのではないでしょうか。

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