救急救命士になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

救急救命士になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

人の命を助ける特殊な仕事・救急救命士になるには、一体どんなスキルや資格が必要なのでしょうか。今回は救急救命士に必要なスキルや必要不可欠な資格、向いている人の性格的特徴などをご紹介します。

救急救命士になるには何が必要?

状況をすばやく察知する観察力が救急救命士には必要

救急救命士は、命の最前線に立つ仕事でいつ何が起こるか分からない現場での仕事と言えます。人の命を助ける救急救命士は患者の生死に関わる場面は多く、一瞬のロスが命を落としてしまう事も。

患者の状態も様々で、場合によっては病院に搬送しながら応急処置を行う必要があるので状況を素早く察知する観察力が必要になります。迅速な判断や機敏な処置も必要になりますが、今の状況を察知する観察力が命を助けるための大きなウエイトを占めています。

救急救命士の仕事は24時間のうち出動要請がいつ来るのか分かりませんし、食事中でも休憩中でも要請があれば現場に駆けつけなければなりません。出動してすぐに現場の状況を観察できる事が救急救命士には求められます。

冷静沈着でいられることも救急救命士には大事

救急救命士の現場での仕事は傷病者に適切な判断を下す必要があるので、何よりも冷静沈着であることが求められます。事故や火災など状況によっても患者の状態は異なりますし、危篤状態である患者も少なくありません。

救急救命士は冷静沈着に医療機器を使いこなす必要があるので、どんなシーンでも冷静さは必要になるのです。

精神的にも肉体的にも体力は救急救命士の大切な要素

救急業務は24時間体制で、勤務体系も24時間交代制が一般的です。休みは当然ありますが、長時間勤務など体力的にも過酷な仕事で、出動要請があれば休憩中でも食事中でも出動する事になります。

過酷な仕事の中でモチベーションを維持して仕事を務める必要がある救急救命士は体力が必要なのです。日ごろから体力維持に努めることが救急救命士では大切になります。

精神的な部分では自殺や虐待、孤独死など見るに耐えない現場もあり、メンタルに負担の大きい仕事と言えます。

救急隊員への暴行も激増していて、理不尽な人にも対応する必要もあります。精神的にも肉体的にも体力は救急救命士として大事な要素であると言えます。

勤勉さも必要な救急救命士の仕事

患者を助ける体力が必要な救急救命士の仕事ですが、勤勉さも必要です。救急救命士は、十分な医療に関する知識と医療機器を扱う技術を持っている必要があります。

日々の業務や出動のなかで経験を積んで、勉強を重ねる勤勉さも大事です。人の命を預ける救急救命士は、常に緊張感を持って仕事をしなければなりません。

いい加減な気持ちでは務まらない仕事だからこそ、勤勉で誠実な事が重要になるのです。

救急救命士に向いている人、適性がある人

救急救命士になるには、持って生まれた性格的な要素が影響することも多いと言えます。

助けたいという気持ちは救急救命士の適性のひとつ

救急救命士の仕事は人の命に関わる仕事なので、何としても患者を助けたいという強い使命感と責任感、熱い気持ちをもっている人が向いています。

人の命を扱うプレッシャーの大きさに耐えられずに離職してしまう人もいるので、それでも患者を助けたいという気持ちが優っていることが重要です。

純粋に人の命を助けたいという気持ちが強い人が一番救急救命士に向いているといえるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人

緊急の事態に向きあう救急救命士ですが、コミュニケーション能力も重要です。体が弱っている患者や、パニック状態になっている患者や家族など現場によって異なる状況に応じて会話によって気持ちを落ち着かせる事が大切なのです。

また、どんな状況だったのか、どんな症状なのかという事も聞き出すことも必要で、搬送先で医師や看護師に状態を説明する必要もあるのです。

事故現場の場合には警察官から状況を聞いたり話をすることもあります。相手としっかり意思疎通が出来るコミュニケーション能力、相手にしっかりと伝える能力がある人が救急救命士に向いています。

主観性と客観性の両立が出来る人

救急救命士は人の命を背負う仕事で、主観性と客観性の両立が出来る人が救急救命士に適正があると考えられます。

人の痛みや苦しみを理解して寄り添う主観性と同時に傷病者の訴えのみに左右されず、客観的に判断が出来る事が重要になってきます。主観性が強いと傷病者の大げさな訴えで軽症を重症と見誤ったり、客観性が強いと相手に事務的な印象を与えて患者に冷たい人と思われる危険性があります。

大事なのは主観性と客観性の観点をバランス良く持ち合わせておく必要があるという事。救急現場では、基本的に冷静な人はいないので、場の空気に流されやすい人は注意が必要です。

救急救命士になるための学校

救急救命士になるために学校に通うことは、自分と同じように救急救命士を目指す仲間に出会えるということ。

お互い切磋琢磨し、励ましあい刺激しあうこともできるのが魅力ですが、国家試験をクリアしなければならないので、ハードルは高いです。

救急救命士養成校で2年以上学ぶ必要がある

救急救命士は国家資格をクリアしなければ出来ない仕事です。またその受験資格を得るためには、文部科学大臣指定の大学か厚生労働大臣指定の救急救命士養成校で2年以上学ぶことが義務付けられています。

救急救命士は医療の専門知識や実践的なトレーニングなど吸収しなければいけない事が多い特徴があります。専門学校や短大でも3年制の学科やコースを設けているところが多く、大学なら学ぶ期間は4年です。

短大や専門学校の3年間で資格を取り、救急救命士として活躍するのか、大学の4年間で幅広い知識と実務経験を重ねて満を持して救急救命士になるのか学校選びが大きなポイントと言えます。

救急救命士になるには専門の学校で2年以上学ぶ必要がある事を覚えておいて下さい。

国家資格をクリアする必要がある

救急救命士になるには専門の学校で学んだあとに国家資格に合格する必要があります。救急救命士法で定める特殊な業務を行うのに不可欠な資格であり、人気資格の一つと言えます。

専門知識をしっかりと身につけることが救急救命士の国家資格に合格するために重要です。

消防士から救急救命士になることも可能

消防官採用試験に合格して消防士になっていることが条件にはなりますが、消防士から救急救命士になる事も可能です。

消防士の場合には救急救命士の国家資格を受ける条件が通常とは異なり、まず救急隊員としての実務経験が5年以上、もしくは2000時間以上必要になります。加えて救急救命士指定校で6ヶ月以上学ぶ必要があり、その二つをクリアすれば救急救命士の国家資格を受験できる条件を満たします。

救急救命士の国家資格をクリアすれば消防士から救急救命士になる事が出来ます。救急隊員としての実務経験や指定校で学ぶ期間も考えれば、長い時間が必要になるのが消防士から救急救命士への道です。

救急救命士になるには?まとめ

国家資格取得が必要。人を救いたいという情熱や体力が救急救命士を続ける原動力に

精神的にも肉体的にも強い体力。何があっても動じない冷静さ、即座に動ける判断力と人を救いたいという気持ちなど、救急救命士になるにはどんなに仕事がハードでも続けられる力が必要です。

主観性と客観性の両立が出来る人やコミュニケーション能力が高い人は人の命に関わる救急救命士の仕事で強い武器になると考えられます。未経験では仕事に就く事は出来ない職業で、救急救命士になるには国家資格に合格することが必要です。

専門学校や短大、大学などでは医療の専門知識や実践的なトレーニングを学ぶ事が国家資格を受験出来る条件になっています。消防士から国家資格を受ける事も実務経験や6ヶ月以上学ぶ必要がありますが、救急救命士になる事も出来るのです。

学校で学び救急救命士を目指す場合には、学ぶ場所によって必要な年数が異なるので、その辺を考慮して学校を選択しましょう。

救急救命士の参考情報

平均年収400万円~600万円
必要資格
  • 救急救命士
資格区分 国家資格
職業職種保安

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