動物飼育員の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

動物飼育員の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

動物園などの施設で動物に関する業務を担当する動物飼育員には、特に必須となる資格や試験はありません。それでは、動物飼育員として働く上で役立つ資格や、採用時に有利になる資格などはあるのでしょうか。本記事では、動物飼育員に役立つ資格や関連する資格などについてご紹介します。

動物飼育員の資格とは?

動物飼育員には必須となる資格はありません。代わりに動物飼育員に役立つ可能性が高い資格を紹介していきます。

資格のいらない仕事

動物飼育員という職業は、資格がなくてもできる仕事です。また、動物飼育員になるための試験もありません。

キャリアプランによって取得する必要がある資格も

動物飼育員としてどのようなキャリアを歩みたいかによって、取得した方が良い資格もあります。しかし、次のような資格を取得していると、動物との接し方も動物飼育員として変化するため、本当に取得すべきかどうかを真剣に検討した上で取得することをオススメします。

獣医師

獣医師免許を取得した場合、動物飼育員になろうと考えないと思いますが、獣医師の資格を持っていると、動物を健康面で支えることができます。しかし、取得をするためには獣医師の大学に通い、6年間勉強をする必要があります。

また、動物飼育員とは違う別の接し方になるので、獣医師を目指すという方は、動物飼育員以上に専門的なことが求められることを認識しておくと良いでしょう。

動物看護師

動物看護師は主にペットを診療する際に役に立つ資格です。この資格を持っていれば動物園の動物が病気になってしまった時に診療のサポートをすることができます。

2023年には国家資格になりますし、飼育員としてもさまざまな現場で役立てることができるので、取得を検討しましょう。

動物介護士

犬がメインの動物施設では動物介護士としての資格を役立てることができます。この資格を持っていると犬のしつけ、トリミング、病気後のケアなどを行うことができます。

スキルが犬に限定されていますが動物園だけでなく、ドッグトレーナーとして転職をした後も使いこなすことができる資格なので、余裕があれば取得を検討しましょう。

動物飼育員に役立つ資格「動物看護師」

動物看護師の資格取得の流れ

動物飼育員の資格の中で最も役に立つ動物看護師の資格取得の流れを紹介していきます。

この資格は動物看護師統一認定機構が推奨する認定資格です。試験は、毎年3月に行われ、8都市9会場で行われます。試験の申し込み期間は9月頃から募集が行われ、11月下旬までに受験希望は応募をします。

試験資格

この資格は誰もが受けることができる資格ではありません。動物看護師統一認定機構が指定する教育機関で「動物看護学」学習した者と限定しています。

つまり、動物系の知識を学ぶことができる生徒であれば誰でも受験することができます。動物系の専門学校に通うようにしましょう。

試験内容

試験は一般問題と実地問題の2種類があります。それぞれの問題で協会が認定するに達した人が合格者として認定されます。

残念ながらどの程度の合格率があるのかは発表されていません。しかし、試験対策をしっかり行った上で受験に臨めば合格することは難しいことではないので、諦めずに挑戦してください。

将来的に国家資格になる

動物看護師の資格は2023年より国家資格になります。現在、取得した資格はどのようになるのかは今のところ発表されていません。今後は国家資格となり、注目される資格でもあるので、取得したほうがよいでしょう。

その他の動物飼育員に関する資格

動物飼育員に関連する資格についてご紹介します。次のような資格を取得しておくと、仕事の幅が広がります。

動物取扱責任者

動物園にある程度勤務をしていると、動物取扱責任者の資格を取得することができるようになります。

この資格は該当する施設で半年以上勤務し、該当する学校法人や教育機関を卒業している方であれば資格を取得することができます。受講すれば取得できる資格ですが、動物園の飼育員の中でも取得することができる人が限られています。

この資格を取得すれば、動物を管理する仕事が任されるだけでなく、新しくペットショップをはじめとした施設を立ち上げる際に必要な資格なので応用がきく資格です。

学芸員の資格

学芸員の資格は、大学に通い必要な単位を取得することで資格を取得することができます。学芸員の資格は、各大学によって指定される科目が異なるので、進学する際には、動物の学芸員として必要な資格は何かを考えて取得しましょう。

オススメは、動物の生態を研究しているような学校で取得しておくと、学芸員に必要な知識を身につけることができるので、ぜひ前向きに検討するようにしてください。

動物飼育員に役立つ資格などが学べる学校・環境

そもそも資格が不要な職業なので、基本的に資格取得のために学校へ通うことはありません。

役立つ資格を取得するには大学や専門学校へ行く

前述した獣医師、動物看護師や動物介護士といった資格を取得するためには、大学や専門学校など専門的な教育機関での学習が必要になります。これらの資格を取得する際は、動物系の専門学校、大学へ通うことを検討してください。

獣医師の場合は各大学の獣医学部、動物看護師の場合は大学の動物関係の学科や専門学校の動物看護に関する学科、動物介護士の場合には専門学校や通信教育などの動物に関する学科にそれぞれ通うことで、資格を取得することが可能になります。

アルバイトスタッフとして働く

動物飼育員として実践的な知識を学びたいのであれば、アルバイトスタッフとして動物園で働くと、動物に関する知識を実践的に身につけることができます。業務内容は動物飼育員の仕事をサポートする限定的な仕事になりますが、動物と間近で接することができるので、動物の知識を深めることが可能です。

毎年採用しているわけではありませんが、動物飼育員を目指しているのであれば、アルバイトスタッフとして雇ってもらう選択肢もオススメです。

学芸員としての資格を取得する

アルバイトとして働くことが難しい場合は、大学で学芸員を目指し資格を取得しても良いでしょう。学芸員として必要な資格を取得する中で、動物を専門的に研究することができる場合もあります。

しっかり研究しておけば、動物飼育員になった時に豊富な知識の元で仕事ができる可能性があるので、学芸員の資格を取得するようにしましょう。

動物飼育員の資格・試験まとめ

動物のことが好きな人にオススメの仕事

動物飼育員という職業は試験や資格が必要ではなく、動物が好きで動物の知識や動物の魅力を外にしっかり発信したいという気持ちが強ければ、動物飼育員として幅広く活動をすることができます。

また、専門的な資格を取得することで、動物飼育員として採用されやすくなるのに加え、他の動物飼育員よりも踏み込んだ業務を任せてもらえるため、自身のやりがいにも繋がるでしょう。これから動物飼育員を目指している方は、今回紹介した内容を参考に役立ててください。

動物飼育員の参考情報

平均年収200万円~300万円
必要資格 必要資格なし
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職種自然・動物

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