動物飼育員の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

動物飼育員の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

動物飼育員の仕事は、主に担当する動物の健康管理や、施設内の清掃作業のほか、お客さんに対して動物の魅力を伝えることなど多岐にわたります。このページでは、動物飼育員の具体的な仕事内容、仕事のやりがいなどについてご紹介します。

動物飼育員とはどんな仕事?

動物飼育員は普段どのような仕事を行なっているのでしょうか。

「動物の世話をする仕事」という認識をしている方は多くいますが、決してその一言で終わるような単純な仕事ではありません。具体的に動物飼育員が行なっている仕事内容を紹介しましょう。

担当する動物の健康状態を見る

動物飼育員が最も神経を使うのが、健康状態の維持です。動物に一日でも長生きをしてもらうために、健康状態を動物飼育員が近くで常に見守ります。出産を控えている動物、妊娠している動物、病気中の動物では気をつけることが違います。

また人間とは違い、動物の状態は動きや様子をしっかり観察しておかなければ、間違った判断をしてしまうこともあります。そのため、健康状態をチェックする仕事は動物飼育員の中でも最も神経を使い、一番気を使わなければならない仕事だと認識しておきましょう。

清掃

動物は衣食住の場所が一箇所なので、ストレスや病気にならないように常に清潔にしておく必要があります。また、小型の動物であれば犬や猫のように世話をすれば良いですが、大型の動物では人間の倍以上に糞をするので、これを掃除するだけでも体力を使うことになります。

動物の魅力を人に伝える

動物を健康な状態維持するだけが動物飼育員の仕事ではありません。動物園に勤務をする飼育員であれば、来園したお客さんに対して動物の魅力を伝える仕事も行います。

ペンギンが散歩する様子を見せることで、お客さんに親近感を持ってもらう、ライオンが豪快に餌を食べる様子を見せることで、自然の凄さを伝えるなど魅力の伝え方はさまざまです。

最近では、エンターテイメント性に富んだ動物園が登場しているので、どのようにすれば他の動物園との差別化ができ、魅力的に伝えることができるかを考えなければなりません。ただ飼育するだけでなく、人に魅力を伝えるクリエイティブな面も、最近の動物飼育員には求められます。

動物飼育員の具体的な仕事内容

動物飼育員は日々どのような仕事を行なっているのでしょうか。動物の世話という大まかな仕事内容や、動物園で独自に行なっている取り組みなどさまざまな視点から動物飼育員の仕事を紹介しましょう。

動物に合わせたお世話をする

動物飼育員のメインとなるのが、動物のお世話です。しかし、ただ餌を与えウンチを掃除するという単純なものではありません。その動物によって性質が違うので動物のことを熟知しながら、動物と接しないといけません。

動物の好みを熟知した餌づくり

動物には、餌の好き嫌いが存在します。同じ犬でも同じドッグフードが好きではないように、キリン、ゾウ、ライオンにも好き嫌いが存在します。そのため、動物飼育員はそれぞれに合わせた餌をつくる必要があります。

また、動物によって健康状態が異なるので、それを考慮した餌をつくる必要があります。動物は人間のように一日三食とは限りません。一日中食事をする動物もいれば、全く食べない動物までさまざまです。

また、食べないと健康な状態を維持できない動物もいます。餌作りは動物の健康状態を維持するために大切な飼育員の仕事なので、ベテランになるまでは仕事を任されないこともあります。

動物園の企画を考える

最近は、動物園がエンターテイメント化しているため、動物が魅力的に伝わる企画を考えている動物園も少なくありません。時には飼育員が企画を考えることもあります。このような企画で大切なことが、面白い企画を考えることだけでなく、安全に行うことができるかということです。

動物によっては、人間に危害を加えてしまうこともあります。このような事態が起きないように、ストレスをかけないような環境をつくることが大切です。また、動物によってはその企画を行なったことが原因で病気になってしまうこともあります。動物の健康状態によっては企画を実行しないこともあり、その判断は飼育員に委ねられます。

このような企画を行う時は、動物飼育員の力が試されるので、熟練の飼育員にとっては腕の見せ所の一つだと言えるでしょう。

書籍を出版する

有名な動物園の動物を担当する動物飼育員になれば、裏側を紹介するということで書籍を発表するケースも少なくありません。また、名物飼育員によっては書籍を書いてほしいと依頼されることもあります。書籍を出版すれば、動物飼育員としても大きく注目されるため、活動の幅が広がります。

講演会を開く

書籍を出版し有名な動物飼育員になれば、全国で動物園職員や、幼稚園、小学校で講演会を開くこともあります。

講演会では、動物園を代表して動物の魅力を伝えることもあります。動物園として与えられた仕事をしっかりおこなえば、このようなチャンスも舞い込む可能性が高いので、諦めずに自分の仕事を全力で行うようにしましょう。

また、動物飼育員の中には、研究者として論文を発表している人もいます。このような動物飼育員は、動物界でも注目をされメディアに露出する機会も増えるので、将来的に動物の魅力を世に発信したいと考えている方は、動物飼育員からでも決して不可能なことではないことを認識しておきましょう。

動物飼育員の仕事のやりがい

動物飼育員の仕事は、動物中心の生活になるので人によっては大変な仕事で、魅力が全くないと感じる方もいます。しかし、動物飼育員のやりがいはさまざまなものがあります。具体的な仕事のやりがいについてご紹介します。

動物と心を通じ合わすことができる

動物は、言葉を発することができない一方で、人間を理解することはできます。自分の生まれた時から世話をしてくれた動物飼育員にだけ心を開くということもあります。成長するとともに、動物との信頼関係も深くなり、場合によっては、担当する飼育員じゃないということを全く聞かないということもあります。

動物と心を通じ合わせたいと考えている人は、その夢を実現させることができる数少ない仕事なので、動物好きの人は動物飼育員を目指しても良いでしょう。

人に感謝を与える仕事

動物飼育員が苦労をして動物が気持ちよく過ごせる環境を作っているので、動物園に訪れた人に元気な姿を見せることができ、結果として人に感動を与えることができます。担当する動物によっては、動物園の看板になっている動物もいます。

自分が大変な思いをした動物が、動物園で人気者になって人に感動を与えている姿を見ると、努力が報われたと感じることができるでしょう。

ネガティブな印象を変えることができる

動物飼育員は、担当する動物の良い魅力を一般人以上に知っています。そのような知識を一般人に教えてあげることで、嫌いだった動物を大好きな動物へと、印象を大きく変えてしまうことも可能です。

動物園で、ただ動物を見るだけでは印象を変えることができないものの、自分が独自で編み出した企画で、来場したお客さんの印象を大きく変えることができます。

動物飼育員の仕事内容まとめ

動物園を影で支える重要な仕事

動物飼育員の仕事は、地味な仕事が多く動物が本当に好きではなければ「この仕事をやめてしまいたい」と感じてしまう大変な仕事です。しかし、動物が好きであれば、日常では体験することができない感動する場面に多く遭遇することができる仕事です。

これから動物飼育員を志そうとしている方は、今回紹介したような仕事内容があることを理解した上で、動物飼育員を目指すようにしてください。

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