鳶職人の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

鳶職人の資格・試験とは?取得しておくと役立つ資格の特徴などを解説

鳶職人として働く上で、資格や試験に合格していれば就職や転職の際に有利に働く可能性はあります。今回は、この記事で鳶職人の代表的な資格のとび技能士と玉掛け技能士の試験の情報をご紹介します。

鳶職人に役立つ資格「玉掛け技能資格」

クレーンを使用する時に必要な資格

つり上げ荷重1トン以上のクレーンや移動式クレーン、揚貨装置の玉掛作業に従事するのは玉掛け技能講習を修了する事が必要です。鳶職人において玉掛けが出来ないと仕事になりません。不十分な知識で玉掛けを行うと大きな事故を引き起こす原因にもなります。

現場での需要は高い

玉掛け技能試験は、大けがや死亡事故に繋がるかもしれない重要な作業をするための資格として、現場では需要が高く年収も増加傾向にあります。未経験からでも取得することが出来る資格です。中には併用コースもあり、短い期間で資格取得を目指すことも出来ます。

玉掛け技能資格の試験概要

玉掛け技能資格のために必要な技能講習は学科試験と実技試験の二つがあります。学科試験であれば12時間、実技は7時間とかなりハードな試験になります。持っている資格によって免除される科目もあります。

合格率 非公表
受験資格 特になし
受験費用
  • 受講料 21,700円
  • テキスト代 1,650円
出題範囲
  • クレーンの知識
  • 玉掛けの方法
  • 玉掛けに必要な力学
  • 関係法令

修了試験は計算式のパターンを覚えよう

玉掛け技能資格は講習を受けて取得するのが通常です。3日間の講習を受ければパスできる内容ではありますが、問題なのが最後の修了試験です。講習の中で修了試験のポイントも解説してくれますが、計算式は理論を理解出来なくてもパターンを覚える事でパスすることができます。

鳶職人に役立つ資格「とび技能士」

職人として活躍するための国家試験

都道府県職業能力開発協会が実施しているとび技能検定は鳶職人で活躍するのに必要不可欠な資格と言えます。

とび技能士は1級から3級まであり、現場で責務ある仕事が出来る親方になるために必要になるのが1級です。安全管理についての知識と建築現場で働くための技術が必要になり、国家試験として実技と筆記の両方があります。

合格すれば厚生労働大臣から認定される

とび技能士の1級を取得する事は上位資格であり、そのために試験はかなり厳しく、鳶としての能力に加えて危険認識能力も必要です。そのために1級の取得は厚生労働大臣の合格証書、2級や3級でも都道府県知事の合格証書が交付されることになります。

とび技能士の試験概要

試験の難易度は高め。実務経験も必要になる長期的な資格

とび技能士は試験の難易度でも難しい部類に入ると言われています。特に1級は実技と学科の試験があり、前期後期と二度にわたった試験があります。実技の試験では丸太に鋼管を使って合掌小屋の組み立てや重量物の目測を行います。

とび技能士試験の合格率は公表されていません。国家試験としての難易度としてはBレベルに指定されていて、学科を通信教育で学んでいても技術が伴っていないと合格する事は出来ない資格です。1級の受験資格は、実務経験のみの場合7年現場で経験を積む必要があり長期的に取得することになるでしょう。

合格率 毎年異なる
受験資格 2級合格後か3級合格後かそれ以外かで必要とされる実務経験の年数が異なります。2級合格後に1級を受ける場合には、基本的には2年以上の実務経験があれば受験出来ます。3級合格後、1級を受ける場合には、4年以上の実務経験があれば受験できます。3級は誰でも受験可能
受験費用
  • 1級 学科試験 3,100円
  • 実技試験 17,900円

※県によって異なる

出題範囲
■学科試験
  • 施工法
  • 材料
  • 建築構造
  • 関係法令
  • 安全衛生
■実技試験
  • とび作業

テキスト購入には注意が必要

とび技能士は実技と学科の試験の二つがあり、テキストは多くの種類が刊行されています。ですがテキストによっては回答が羅列されているだけで解説がないものもあるので、テキスト選びは慎重に行いましょう。とび技能士は、都道府県職業能力開発協会で過去問題がコピーが出来ます。

その他の鳶職人に関連する資格

鳶職人に関する資格はさまざま

玉掛け技能資格やとび技能士の資格以外にも、鳶職人の仕事に関連する資格はいくつかあります。鳶職人においてプロフェッショナルに活躍するためにも資格取得は有意義な事です。

  • 足場の組立て等作業主任者
  • 建築物等の鉄骨組立等作業主任者
  • 鋼橋梁架設等作業主任者
  • コンクリート橋架設等作業主任者

一覧にある足場の組立て等作業主任者建築物等の鉄骨組立等作業主任者は玉掛け技能士の資格とともに三種の神器と呼ばれ、鳶職人になるには必要な資格です。

鋼橋梁架設等作業主任者は5メートル以上の高さで、支柱間に30メートル以上の橋を建設する場合に必要になる資格です。鋼橋梁架設等作業主任者は、鋼橋の組み立てや解体などの作業が安全かつ円滑にするため指導する資格で現場の鳶職人として取得すると役立ちます。

鳶職人に役立つ資格が取れる学校

国際理工情報デザイン専門学校

国際理工情報デザイン専門学校は、鳶職人を目指す人のための建築設計科が用意されている専門学校です。計画や法規、構造や施工まで鳶職人として扱う建築の基礎を学ぶ事が出来ます。

アットホームな環境で学習が出来る

国際理工情報デザイン専門学校ではアットホーム教育を採用していて、教職員が学校生活をバックアップします。クラス担任制でもあるので実務経験が豊かなキャリアを持った教師による密度の濃い指導が魅力的です。

就職率99%を誇る就職支援

国際理工情報デザイン専門学校では、2019年3月の就職率は99%と高く、担任の就職支援に加えて、実務経験が豊かな就職サポートセンターの就職活動バックアップが特徴的です。就職サポートセンターには就職担当員が常駐しているので、いつでも気軽に相談する事ができます。

横浜日建工科専門学校

横浜日建工科専門学校では、建築設計科や建築設計研究科が用意されていて、建築全体の知識を実習を含めて学習する事が出来ます。建築士を目指す人も多いですが、鳶職人に必要な知識を習得する事が出来ます。多くの建築の資格を持っている講師による、初心者でも理解しやすい授業が魅力的で、鳶職人として必要な資格の取得もしやすいと言えます。

徹底的な就職サポートが魅力

横浜日建工科専門学校では、学生ひとりひとりにしっかりと目が届く就職サポートも魅力的です。担任と就職課が協力して、それぞれの適性や希望に配慮して支援してくれるので、指導者のアドバイスとして安心して頼る事ができます。

具体的に履歴書の書き方や適性試験対策まで就職のすべての指導をしてくれます。マナー講習や模擬試験をクリアする事で生徒も落ち着いて本番に臨む事が出来ると言えます。

鳶職人の資格・試験まとめ

鳶職人になるなら玉掛け技能資格ととび技能士の合格を目指そう

鳶職人の仕事は特別な資格や試験に合格していなくても業務に就く事は可能です。転職や独立を考える場合には、資格を持っておくと良いと考えられます。国家試験の玉掛け技能資格やとび技能士に合格すれば親方としての独立の道も広がると考えられます。独立すれば、収入面に関しても恵まれたものが期待できるでしょう。

鳶職人に関する資格試験は今回紹介した他にも多くの試験が行われています。まずはとび技能士の資格を目指しつつ、鳶職人の自分の理想の資格を目指してみてはいかがでしょうか。

鳶職人の参考情報

平均年収300万円〜600万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種建築・不動産

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