鳶職人の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

鳶職人の仕事内容とは?やりがいや魅力について解説

男性に人気の職業、鳶職人。高所に勇猛果敢に挑む姿が凛々しいイメージのある職業ですが、これは地道な努力を続けた上に成り立っているのです。今回はこの記事で鳶職人の仕事の特徴や魅力について詳しくご紹介します。

鳶職人とはどんな仕事?

建設現場で作業を行う職人

建設現場で高所での作業に携わる職人を鳶職人と呼び、足場作りや骨組みの取り付けを中心に行います。鳶職人は建設現場の作業員の中でも高い場所で作業する事が多いので、命の危険も高い仕事です。専門性の高い職業であることから建設現場でも一目置かれている存在です。

携わる場所によっても名前が異なる

鳶職人と言っても建設現場のどこの場所の作業を携わるかによっても名前が変わります。足場を組むのが足場鳶、鉄骨造の建物の骨組みを組み立てるのが鉄骨鳶、内部の大型の機械といった重量物の据え付けをする重量鳶と分類される事もあります。鳶職人は新築や改修工事などの現場でも活躍する欠かせない存在です。

スピードや効率も要求される仕事

鳶職人の仕事は1日のうちに高所で足場を組んだり、骨組みを組み立てたりとスピーディに動き回り仕事をこなさなければいけません。作業全体の進みを遅れさせてしまう事もあるので限られた時間で効率よく仕事をする能力も求められるでしょう。

仕事場によっては複数の鳶職人で作業を分担

スピードや手際の良さが求められる鳶職人の仕事とはいえ、大きな現場になれば一人で足場を作ったり、骨組みを組み立てる事は出来ません。基本的にはならない複数の鳶職人が同じ現場に入って作業を分担して行う事が多いです。

朝早くから仕事をすることも

鳶職人の仕事は規則正しく朝早く夜は残業する事はほとんどありません。朝は7時くらいには現場に入ってなければいけないので、朝が早い特徴があります。現場が遠ければ、移動にも時間を要するので5時前に起きる事もしばしば。

夜は17時には上がれる事が多いですが、朝は早く万全の状態で仕事をするためにも夜は早めに寝なければいけないでしょう。

鳶職人の仕事はハードで体力が必要

鳶職人は体を使う仕事であり、イメージ通り力仕事が多く体力が必要です。鉄骨や足場など重い材料を持ち運び足場を作ったり、組み立てたりと重労働です。

力仕事がメインになるので、鳶職人として一日働ける体力が必要になると考えられます。

鳶職人の給料レベルは平均的な傾向

勤務する場所によっても異なりますが、鳶職人の給料は他の職業に比べると平均に近い傾向が多いようです。一般的には15〜21万円前後の給与からスタートして年収は400〜500万円と言われています。

経験を積んで資格取得して親方として独立が出来れば、一気に年収がアップする可能性もあるので、命の危険性は高い仕事ではありますが夢もある事は間違いありません。

鳶職人の具体的な仕事内容

鳶職人の仕事は、足場を組んだり鉄骨を組み立てる高所作業に尽きます。重い資材を運んで作業を行うので、かなり専門性の高い仕事であると言えます。

高所作業以外に鳶職人がする仕事

鳶職人の仕事は、高所で作業するだけではありません。経験を積む事で任される仕事は幅広くあります。

資材の運搬

鳶職人として新人が最初に行う仕事としては、資材の運搬です。先輩職人の指示で、かなり重量感のある資材の運搬を行います。季節関係なく外での作業になります。

朝礼と終礼で安全確認

朝礼では現場で働く人が集まり、作業の流れを確認します。立ち入り禁止箇所や作業内容、安全通路が発表されて全体的な点呼も行われます。新規で現場に入ってきた場合には簡単な仕事紹介が行われます。

体を守る保護具や保護帽など細かい服装のチェックも行い、整った状態かどうか参加しなければいけません。終礼ではその日一日の進捗を確認して、翌日の打ち合わせをしてから作業を締めます。

ラジオ体操

ラジオ体操は現場で仕事をする前に行います。作業の開始に先駆けて身体を動かす事で自分の体調を把握する事が出来し、肉体労働のウォーミングアップの意味もあります。建設現場でラジオ体操は重要な役割があるのです。

KYミーティング

建設現場ではKYミーティングが行われていて鳶職人も参加します。KYは危険予測の略で、起こるかもしれない事故を想定して全員が共有する事で事故を防ぐことを目的に行われています。毎日のことですが、無事に1日を終えるためには大切なことの一つです。

下積みからはじまる鳶職人の仕事

鳶職人の仕事は、地道な下積みから始まります。鳶職人は専門学校で建設について学んだり中学校や高校を卒業してから見習いとして就職します。ある程度の知識を身につけていたとしてもすぐに本格的な鳶職人としての仕事が出来る事はほとんどありません。

18歳未満であれば法律で高所での作業ができないので、サポートや資材を運んだりと雑用がメインになってきます。18歳以上であれば高所での作業が出来るようになりますが、鳶職人としてのメインの仕事が出来るようになるのは人によって異なるようです。

転職も3年が区切りになることが多い

鳶職人としての仕事はスキルアップのために転職をする人も多いです。レベルの高い職人のいるところで修行をしたり、資格を取得して親方になったりと3年が区切りになる事が多いです。

鳶職人はインターネットサイトでも特集が組まれている事もあり、年間を通してアルバイトや正社員など求人数は多いです。

鳶職人の仕事のやりがい

緊張感で人間性が磨かれる

鳶職人は危険な高所での作業がメインになります。高所での作業は自身が落下したり他人に被害を与えてしまう可能性も大いにあります。常に最悪を考えてする鳶職人は神経を研ぎ澄ませて作業をしています。

作業中の緊張感によって鳶職人は表情の厳しさや凛々しさが生まれます。危険と背中合わせの毎日によって人間性が鍛えられる事は鳶職人として一つのやりがいになると考えられます。

自然と鍛えられる身体

鳶職人の仕事は夏の炎天下でも真冬の寒さの中でも普段と変わらない作業を行う必要があります。重いものを持ったままで高所に上がらないといけない事もあるので、日々の作業によって強い肉体を作り上げます。

鳶職人は体力が必要な仕事ではありますが、もともと身体を動かす事が好きな人が志望する職業でもあります。トレーニングと考えて前向きに作業をする職人も多いです。

建造物の基礎を担う仕事

鳶職人といっても足場鳶や鉄骨鳶、重力鳶などに分類されていて、手がける作業も異なるのです。建設は鳶に始まり鳶に終わる言葉もある程で、作業を進行させるための下準備を行う重要な責務を任されているのです。

鳶職人の仕事が不十分であれば工事中に大きな事故を引き起こしてしまう可能性もあります。しかし、その大きな責任は鳶職人が自身の仕事に誇りを持てる理由になります。

足場や鉄骨、重機などは建物が完成されたら撤去されるので、目に見える形で鳶職人の仕事は残りません。ですが、完成した建造物を見た時には鳶職人にとって何にも変えがたい達成感を感じる事が出来るのです。

鳶職人の仕事内容まとめ

鳶職人は地道な下積みや努力が求められる仕事

鳶職人は、建設現場の高所で足場作りや鉄骨を組み立てる仕事です。鳶職人なくして、建物を完成させることはできないと言えるでしょう。

最初は資材を運んだり先輩職人をサポートする雑用が多いですが、経験を積む事で高所での作業がメインになるために緊張感や体力が必要になるでしょう。鳶職人の世界では夜の残業はほとんどありませんが、朝が早いので、プライベートをゆっくり過ごす事は難しいかもしれません。

鳶職人として働くことは、建物の基礎を担う仕事として建物の完成を見た時には何よりのやりがいに感じられるはずです。

鳶職人の参考情報

平均年収300万円〜600万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種建築・不動産

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