舞妓さんの給与や年収は?普通の人は知らない花柳界の世界!

舞妓さんの給与や年収は?普通の人は知らない花柳界の世界!

目にしたことはあっても、舞妓の給料や年収について知っている方は少ないのではないのでしょうか。華やかな世界というイメージが強いので、給料も高いと思っている方も多いでしょう。今回の記事では知られざる舞妓の給料体系について紹介します。

舞妓の給料、年収は?

舞妓は芸妓を目指している修業中の身分です、なので給料は基本的に0円です。

給料がもらえないと生活が出来ないのでは?と思われる方もいるかと思いますが、衣食住などの基本的な生活にかかる費用は舞妓が所属している置屋が負担してくれているので、舞妓として修業している期間はお金を払う必要はありません。

舞妓になりたいと思ったら、こちらからお金を払う必要がないので、15~20歳の女性であれば、基本的に誰でも置屋に所属するための面接を受けることができます。

置屋とはタレント事務所兼タレント養成所

置屋とは芸能界で言うと、タレント事務所とタレント養成所を兼ねているような施設です。舞妓になりたい15~20歳の女性は置屋の責任者によるオーディションのような面接を受けて、置屋に入れるかが決まります。

置屋に入ることができれば約5年間の厳しい修業が待っています。厳しい修業とは日本舞踊、民謡などの唄、三味線などの日本の伝統芸能などの将来的にお客さんの前で披露することになる芸事をはじめ、着付けや特徴的な白いお化粧などの芸妓になるために必要なすべてのことを約5年間かけて学んでいきます。

所属している置屋が負担してくれるのは5,000万円

置屋の責任者である女将さんの許しをもらえて、置屋に所属することができても、すぐに舞妓になれるわけではありません。合格した女性は舞妓になる前に一年ほど見習い期間として、「仕込み」と呼ばれて住み込みで修業をします。

まず京ことばという独特の言葉遣いをおぼえることからはじまり、先輩の着物の着付けやお化粧を手伝ったり、料理や洗濯などの雑用もこなしたりします。

衣食住は全て置屋が保証してくれる

衣食住などの生活費は全て置屋が保証してくれますが、約5年の修業期間で給料をもらえないことを不満に感じる方もいるかもしれません。ですが、舞妓が修業期間を終えて芸妓になるまでには2,000万円~5,000万円もかかると言われています。

なぜそんなにもお金がかかるのかというと、芸妓としてデビューしてからも毎日のようにいく日本の伝統芸能の芸事などの習い事は1回数万円もかかりますし、着物も何十枚も用意しなければなりません。

舞妓だけではとても負担できないようなその金額を置屋が保証してくれるので、修業期間は給料をもらうことができないのです。ですが、自分の価値以上の金額を置屋に負担してもらっているので、置屋に感謝しながら続けている舞妓がほとんどです。

置屋からお小遣い、お客さんからご祝儀をもらえることも

舞妓は芸妓になるための修業期間なので給料はもらえないのですが、修業が終わるまで現金を1円ももらえないということではありません。舞妓になれるのは基本的に15~20歳の未成年の女性なので、普通だったら女子高生~女子大生の遊びたい盛りの年齢です。

お母さんのような女将さん

舞妓が住み込んでいる置屋の女将さんも、もちろんそのことをわかっているので、舞妓に1~2万円ほどのお小遣いをくれる女将さんもいます。毎月決まった金額をあげる女将さんもいれば、習い事などで頑張った時にくれる女将さんもいます。

どういった風にお小遣いをあげるかは、その置屋の女将さんの一存で決められています。生活費を保証してくれて、習い事もさせてお小遣いまでくれる女将さんは、舞妓にとって厳しくも優しい本当のお母さんのようです。

ご祝儀をくれるお客さんも

舞妓と言えば京都のお茶屋さんのお座敷で、お客さん相手に芸事を披露している場面を想像する方も多いのではないでしょうか。もちろん舞妓もお客さんの前で芸事を披露することもありますが、修業を始めてすぐの舞妓はお客さんの前で芸事を披露できる腕前はありません。

毎日厳しい習い事の修業をして、ようやく少しずつお客さんの前で芸事を披露させてもらえる機会が巡ってきます。日頃の修業の成果が報われる舞妓にとっても感慨深い瞬間です。

お客さんの中には芸事を披露した舞妓や芸妓に心づけ、ご祝儀としてお金をくれるお客さんもいます。そのご祝儀は所属している置屋を通さず、直接舞妓の収入になるため、置屋からの決まった給料はなくても、お客さんからのご祝儀が収入になっているという舞妓もいます。

自分の芸事を含めたおもてなしを評価してもらえる

修業期間を終えて舞妓から芸妓になることができれば、収入は自分のものになります。舞妓時代にお客さんにご祝儀をもらえるということは、芸事を含めた自分のおもてなしや、これから大変だけど頑張って一人前の芸妓になってほしいという応援の意味が込められています。

京都では町全体で舞妓が一人前になるまで見守っていこうという文化があり、積極的にご祝儀をあげるお客さんもいます。なので、主な収入源がお客さんからのご祝儀という舞妓もいます。

舞妓は人気商売の側面も

二十年ほど前には京都の舞妓は300人ほどいましたが、2018年現在は100人ほどと減少の一途をたどっています。地元京都出身の舞妓も減り続けています。舞妓は人気商売の側面もあり、人数が減っているから誰でも仕事があるという状態ではなく、人気のある少数の舞妓に指名が集中しています。

人気が出れば舞妓でもかなりの収入

舞妓は修業期間なので、所属している置屋からの決まった給料はありませんが、お客さんからの指名を沢山もらえて、ご祝儀を沢山もらえるような人気の舞妓はそれだけでかなりの収入になります。

しかし、舞妓の世界で人気になることは並大抵のことではありません。毎日朝早くから厳しい修業をこなしながら、夕方から夜にかけてお客さんをおもてなしして、限られた時間の中でお客さんに楽しんでもらわなければなりません。

もう一度あの人に来てほしいと思ってもらえるようなおもてなしをするために、常に芸事のスキルを磨き続け、おもてなしの心遣いを勉強していかなければなりません。

ご祝儀だけでもかなりの金額に

お客さんからのご祝儀という名のお小遣いをもらっても、大した金額にならないのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、お茶屋さんでお座敷遊びをする方は裕福な男性が多いので、一回のご祝儀で数万円から10万円をくれるお客さんも珍しくありません。

人気の舞妓で毎週のようにご祝儀をもらえるお客さんがついてくれれば、それだけでかなりの金額の収入になります。

お金よりも舞妓になりたい想いが大切

舞妓はすぐに大金を稼げるような職業ではありません。給料よりも舞妓になりたいという想いが大切です。

大切な日本の伝統文化を受け継いでいくということにやりがいを感じ、芸事の修業も前向きに頑張り続けられる強い思いが必要不可欠です。

給料の多い少ないという問題を超越した存在でなければなりません。お金のことばかり気にしているようでは一人前の舞妓になることはできません。

舞妓の給料・年収まとめ

舞妓の給料は基本的に0円ですが、決まった金額の給料が0円というだけで1円もお金をもらえないということではありません。置屋の女将さんから月数万円ほどのお小遣いをもらえる場合もありますし、お客さんからご祝儀としてお小遣いをもらえる場合もあります。

京都の町では文化を大切に受け継いでいく、という想いの強い人が多いため町全体で新人の舞妓を迎え入れて育てていこうとしてくれるので、ご祝儀をくれるお客さんも少なくありません。

お金を稼ぎたいというよりも、舞妓になりたいという思いが大切

舞妓になるには約5年間の厳しい修業に耐えなくてはなりません。修業を終えて、晴れて芸妓になることができたとしても芸事の修業は一生続きます。

芸妓になれたとしても、人気商売なのでお客さんに指名し続けてもらえるように芸事の腕前や楽しい会話などを含めたおもてなしの技術を磨いていかなければならないからです。

お金を稼ぎたいと思って舞妓になっても、厳しい修業に耐えることはできません。給料などなくても、とにかく自分は舞妓になりたいという強い意志のある女性が一人前の舞妓になることができます。

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