バスケットボール選手の給与年収は?有名選手になれば年収1億円も可能

バスケットボール選手の給与年収は?有名選手になれば年収1億円も可能

ダンクシュートや華麗なパス回しでファンを魅了するバスケットボール選手の給与はいくらくらいなのでしょうか?実力や人気によっては数千万~1億円の年収を獲得することも可能です。本記事では、バスケットボール選手の初任給、平均的な給与、平均的な年収など、収入面についてご紹介します。

バスケットボール選手の初任給

新人バスケットボール選手の給料は平均20~38万円

国内や海外で活躍するバスケットボール選手の給料は年俸制です。

日本のプロバスケットボールリーグ、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグでは、新人のバスケットボール選手の年俸の上限は460万円までと決められています。

最低年俸については、1部リーグの最低年俸が300万円、2部リーグの最低年俸が240万円と定められているので、新人バスケットボール選手の給料は20~38万円が相場となっています。

バスケットボールを通して華やかなプレーを見せるバスケットボール選手ですが、給料面に関していえばそれほど高くはないといえるでしょう。

契約は1年ごとに交わす

バスケットボールなどのプロ選手の多くは1年ごとにチームと契約を交わします。そのため、一般の企業とは違って勤続年数などの年齢による手当などはありません。

国内のプロバスケットボールリーグに所属するバスケットボール選手の平均年齢は26~30歳です。選手のスキルや実力によっては20代でも契約を更新しないこともあります。

バスケットボール選手の給料は一般のサラリーマンよりも高めですが、将来についての保障がまったくない厳しい世界といえるでしょう。

年俸のほかに勝利給や出場給などがある

バスケットボール選手の給料は、年俸のほかに試合に勝利するごとにもらえる勝利給や試合に出場することでもらえる出場給などがあります。

新人バスケットボール選手の場合、勝利給として8万円を、出場給として5万円をもらうことができます。現在、Bリーグでは年間60試合が行われているので、同じ年俸の選手でもどのくらい試合に出場するかによって収入は大きく変わります。

人気選手はスポンサー収入もある

バスケットボール選手がもらえるそのほかの収入として、スポンサー収入があります。人気プロバスケットボール選手になると、シューズメーカーや飲料メーカーなどと個人でのスポンサー契約を結ぶことがあります。

収入に関しては選手によっても異なりますが、数百~数千万円が一般的です。また、航空会社などの場合は、スポンサーの契約金だけではなく、ファーストクラスやビジネスクラスなどのサービスを行っていることもあります。

バスケットボール選手の平均給与

バスケットボール選手の平均給料は約110万円

国や地方公共団体などによるバスケットボール選手の平均給与に関するデータはありません。ただし、Bリーグに所属している選手の平均年俸は、1,310万円といわれています。1カ月の給料で計算した場合は約110万円です。

一般的な企業の平均給与と比較すると高めですが、平均年俸が7,000万円の野球選手や平均年俸が3,500万円のサッカー選手などのスポーツと比較するとそれほど多くないといえるでしょう。

バスケットボール選手として長く活躍するためには、収入面だけでなく、バスケットボールを続けることができるというやりがいを持つことが大切です。

バスケットボール選手の給与は成績によって異なる

バスケットボール選手の給与は、個人の成績やチームへの貢献度などによって変わります。そのため、選手によって年俸の金額は大きく異なります。

Bリーグでは、年俸1億円の選手が誕生しています。またナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)などでプレーしたことのある有名選手についても、高年俸で契約しています。

しかし、一方で最低年俸の300万円の年俸でプレーしている選手も多くいます。そのため、バスケットボール選手の年俸の幅は300万~1億円まであります。

日本代表入りをすれば給与のアップも可能

バスケットボール選手の給料アップの方法として日本代表入りをすることがあげられます。

日本代表としてプレーするためには世界でも通用する実力が必要ですが、代表入りができればテレビや雑誌などのマスコミにも大きく取り上げられます。活躍すれば人気も上昇するため、年俸アップも可能です。

女子選手の給与は男子選手よりも低め

女子バスケットボール選手の給与は、男子選手よりも低めの傾向です。女子選手の中には、プロ契約を結んだ日本人選手もいますが、多くの女子選手は実業団のチームに所属しています。

国や地方公共団体による詳細なデータはありませんが、一般的に女子選手の平均年俸は600万円、月給に換算して50万円といわれています。

女子バスケットボール選手の給与は、一般の企業に勤める女性の給与よりは高めですが、多くのバスケットボール選手が20~30代で引退することを考えるならば、決して多くはないといえるでしょう。

バスケットボールを仕事にできる喜びを持ち続けるならば、高いモチベーションを保つことができるでしょう。

バスケットボール選手の平均年収

バスケットボール選手の年収は300万~1億円以上

バスケットボール選手の年収は、年俸だけで計算するなら300万~1億円です。人気バスケットボール選手の中には、個人でスポンサー契約を結んでいる人もいるので、バスケットボール選手の年収は平均年俸よりも高めになるでしょう。

国内でプレーするバスケットボール選手の年収は増えている

日本のプロバスケットボールリーグ、Bリーグは2015年に誕生しましたが、最初のシーズンと比較して選手の平均年俸は1.6倍に増えています。国内での人気が高まれば、選手の平均年収がさらにアップする可能性があります。

NBAに所属する選手の平均年俸は7億円

バスケットボール選手の中には、海外でのプレーを目指す人も多くいます。世界の最高峰のバスケットボールリーグは、アメリカにあるプロバスケットボールリーグのNBAです。

アメリカだけでなくヨーロッパやアフリカなどの選手も多く所属しており、選手の平均年俸は7億円です。その中でも、オクラホマシティに本拠地を置くオクラホマシティ・サンダーの選手の平均年俸は11.1億円です。

世界のバスケットボールリーグでプレイできれば、大きな収入を得ることも可能です。

アメリカにはDリーグもある

NBAでプレーできる選手はごくわずかです。バスケットボール選手として日本で有名になったとしてもNBAでプレーできる確率はかなり小さいのが現状です。そのため、早いうちからアメリカに渡って世界最高峰でプレーできるように努力する選手も大勢います。

アメリカにはNBAのほかにもNBAデベロップメント・リーグ(Dリーグ)があります。NBA選手を育成するのが目的のリーグで、NBAに所属している選手の約33%がDリーグでのプレーを経験しています。

Dリーグの平均年俸は約980万円で、日本のBリーグと同じくらいの給与です。Dリーグの年俸はそれほど高くはありませんが、努力すればNBAでプレーして高収入を得ることも夢ではありません。

バスケットボール選手の給与・年収まとめ

バスケットボール選手の年収レベルは高め。海外でプレーできれば大金を得ることも可能

バスケットボール選手の平均給与は約110万円です。バスケットボールの世界は、選手の実力やチームへの貢献度によっても給料は大きく変わり、年収が1億円以上になることも可能です。

海外でプレーするならば、年収をさらにアップさせることも可能です。アメリカにあるプロバスケットボールリーグ、NBAでプレーできるならば年収が10億円に達することも夢ではありません。

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バスケットボール選手の参考情報

平均年収300万円〜1億円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職業職種スポーツ

統計情報 出典元:

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