セラピストの給与・年収は?初任給や支給されるボーナスはどれくらい?

セラピストの給与・年収は?初任給や支給されるボーナスはどれくらい?

ストレス社会と言われる昨今、癒しが注目され、ヒットの1つの要因ともなっています。癒しが注目される中で、人気の職種がセラピストです。セラピストは人気の職種ですが、給与・年収が低めであることで知られています。「人気で求人も多いし、セラピストになりたい」と思っても、給与の低さから、躊躇してしまう人もいるでしょう。セラピストの給与・年収が低めなのは、なぜなのでしょうか。今回はセラピストの給与・年収の実態について見ていきたいと思います。

セラピストの初任給

セラピストの給与は、大きく分けて固定給・歩合給と2つのもらい方があります。

勤めている企業やサロンなどによって違ってくるので、自分が固定給制なのか歩合給なのかを知っておく必要があるのです。固定給と歩合給では受け取る給与の額が異なり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

固定給制の初任給

固定給制とは、月額いくらと決まった金額が支給される給与形態のことをいいます。固定給制のセラピストの初任給は、平均16万円です。16万円からいろいろ引かれるので、手取りはさらに減ることとなります。

固定給制のメリット・デメリット

毎月決まったお金が給与として支給されることは、経済的な安定が得られます。歩合制のような不安定な暮らしをすることがなく、安心して生活出来ることが最大のメリットです。

収入は安定していますが、技術を学んで頑張っている人も、適当にやっている人も給与面でほぼ横並びになる点はデメリットだと言えるでしょう。はじめのうちは良いですが、ベテランになってくるとモチベーションを保って働いていくのが難しくなってくるでしょう。

モチベーションが下がると、お客さんからのクレームを受けやすくなり、働きにくくなってしまいます。

歩合制の初任給

いわゆる出来高制と言われているのが、歩合制です。お客さんに指名されるなど、自分が頑張った分だけ収入を得ることが出来ます。初任給の場合は、指名がないので給料のような形でもらうことが多くなっていますが、お店に入って何ヶ月か経ってからは歩合制で報酬を受け取ります。

歩合制は安定していないので、初任給の平均がいくらであると金額を出すのは非常に難しくなっています。勤続年数に関係なく10万円未満の人もいれば、50万円以上の給与を受け取っているような人もいるのです。

歩合制のメリット・デメリット

なんと言っても歩合制は自分の頑張りが給与として現れるので、わかりやすいやりがいになることが魅力と言えます。完全歩合制の場合、セラピストの取り分は料金の30%~40%であることが多くなっています。

歩合制は勤務した場所によって大きな違いがあり、競合店対策で値下げを行っているところは、セラピストがその影響を受けます。たくさん施術を行ったにも関わらず、給与に反映されないということもあり得るのです。

セラピストの仕事は、自分なりの努力や身につけた技術が大事となってくる仕事で、他の人と違うところが自分への指名に繫がります。固定客がついてしまえば、毎月決まったお金が支給されることになり、歩合制でも安定した給与を得ることが可能です。

指名、顧客を獲得するため努力する必要があるので、セラピストの仕事が好きな人でなければなかなか高額報酬は難しいでしょう。歩合制はリスクも高く、まったく指名されない時は、給与がほぼ支払われないこともあり得るのです。

週休2日、8時間勤務で残業なし、という感じで働いていては、歩合制で希望の報酬を得ることは難しいと言えます。技術や知識をつける努力だけではなく、勤務体制も考えなければならず、体力的にも大変になってきます。

固定給+歩合制のところもあります

最近では、固定給と歩合制の良いところを合わせたような、給与形態のところも多くなってきています。しかし現状は、固定給制と大差がないようです。支給される給与の大半は固定給で、頑張った人に少し上乗せされるというのが実態と言えます。

歩合制のような自分の頑張りや習得した技術が評価されての給与アップではないところが、やりがいに繫がりにくいところです。固定給+歩合制の固定給とは、最低保証の金額で8万円~10万円のことが多く、良い金額とは言いがたいのが実情です。

セラピストの平均給与の統計

セラピストの給与は、国家資格を有するセラピストとその他のセラピストでは給与の違いがあります。給与の差はありますが、全体的にセラピストは他の業種と比べて給与が低い傾向にあるようです。

最近癒しやセラピーは注目されてはいますが、やはり重要視されてはいません。重要視されていないため、給与が安いばかりか単独の資格だけでは働いていくことが難しいのです。

主なセラピストの平均給与

職種 平均給与
アロマセラピスト 16万円~22万円
整体師 17万円~20万円
リフレクソロジスト 20万円

セラピストの給与が安いのはなぜなのか

主なセラピストの給与を見る限り、セラピストの給与は決して高くはありません。給与が安い理由として、セラピストは非正規社員が多いことがあげられます。多くのセラピストは、勤務先のパート・アルバイトとして働いていることが多く、給与は時給で換算されているのです。

パート・アルバイトであるがゆえ、昇給がほとんどないのが特徴で、年代による給与の差がほとんどなくなってしまいます。

国家資格を有するセラピストの平均給与

職種 平均給与
柔道整復師 27万円
あん摩マッサージ指圧師 30万円
はり・鍼灸師 29万円

他の国家資格と比べてみた

セラピストと同じような職種として、国家資格を持って身体の機能を回復する作業療法士や理学療法士があります。作業療法士の平均給与は27万円~30万円、理学療法士も同様の水準となっています。平均給与は国家資格を有するセラピストと変わりません。

しかし、作業療法士や理学療法士の求人は、病院や施設が多く、福利厚生がしっかりしています。またボーナス支給もきちんとあるので、年収にすると100万円近く差がついているのです。

セラピストの年収統計

他業種と比べて、給与が高いとは言えないセラピストですが、年収も月の給与に比例して、高いとはいえないのが現状です。具体的な金額を見ていきます。

主なセラピストの年収

職種 平均年収
アロマセラピスト 270万円
整体師 340万円
リフレクソロジスト 150万円~200万円

セラピストの年収が高くない理由

セラピストの年収が高くない大きな理由として、セラピストは雇用形態がパート・アルバイトであることが多いということが挙げられます。パートやアルバイトなどの非正規雇用であるために、ボーナスが支給されなかったり支給されたとしても、一部支給・寸志の場合があるのです。

ボーナスが支給されないことで、まとまったお金が入ることがなく、年収も低くなってしまうのです。

国家資格が必要なセラピストの年収

職種 平均年収
柔道整復師 300万円~500万円
あん摩マッサージ指圧師 300万円~400万円
はり・鍼灸師 350万円~400万円

国家資格を持っているセラピストが年収を上げる方法

日本の平均年収は422万円です。そう考えると、国家資格を持っているセラピストの場合でも、その年収はいくらか低くなっていることが分かります。

国家資格を持っているセラピストが年収を上げるための方法として、独立開業をするという選択肢が挙げられます。独立開業をして、資金繰りが上手くいっている場合は、700万円を超える年収の人もいるのです。

セラピストは年収の格差が、非常に大きい職種であると言えます。

セラピストの給与・年収まとめ

セラピストの魅力は給与・年収ではない

セラピストの給与は、他の職種と比べても決して高額といえるものではありません。しかし、セラピストにはお客さんを癒す目的を持った仕事です。お客さんから感謝の言葉をもらうことや、何度も指名してもらえることは、お金には変えられない喜びがあるものです。

セラピストは独立・開業の道もある職業なので安い給与でも人脈を築いて、ゆくゆくは独立するということも出来ます。目先だけでなく、将来まで見据えて働いていきましょう。

セラピストの参考情報

平均年収200万円~300万円
必要資格 必要資格なし
資格区分 -
職種心理・福祉・リハビリ

統計情報 出典元:

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