テニス選手になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

テニス選手になるには?必要資格や向いている人の特徴などを具体的に解説

テニス選手になるには子供の頃からテニスをはじめ、テニスに関する技術やセンスを磨いていく必要があります。ここではプロテニス選手となるために必要なことやプロとなるまでの流れ、スポンサー獲得などについて詳しくお伝えしていきます。

テニス選手になるには何が必要?

テニス選手に限らずプロのスポーツ選手になるには、できるだけ早い時期にそのスポーツをはじめることが大切です。日本テニス界のトッププレーヤー達は、遅くとも小学生の頃にはテニスをはじめていたそうです。

身体的にも成長著しい子供の頃にテニスをはじめることで、ボールを打つ感覚などのテニスセンスを身につけやすくなります。ここではテニスを仕事とするプロのテニス選手になるために必要なことを紹介していきます。

町の大会や賞金の出る大会に出場する

子供の頃はグリーンボールなど低圧のボールを使い、テニスの楽しさを学ぶことからはじめてもいいですが、可能であれば民営のテニススクールなどでコーチに教えてもらいます。

普通のテニスボールを使うジュニアになれば、町の小さな大会や一般の試合にも出場できるようになります。そこで多くの試合を重ね、実績を残していくことで注目を集めることができますし、試合に勝利することでポイントを貯めていくこともできます。

国内の賞金が出る大会には、多くのジュニア世代の選手も出場しています。試合をこなし、ポイントを貯めることで日本ランキングに入ることもでき、さらにレベルの高い大会に出場することができるようになっていきます。

さらにレベルの高い大会に出場する

レベルの高い大会に出場して得られるものはポイントだけではなく、他の選手との情報交換や良い指導者と出会うきっかけにもなることもあるでしょう。そこで得た情報からテニスの強豪校へ入ることができた人、プロのテニスコーチがいるジュニア養成所に入ることができた人もいるようです。

あの錦織圭選手は海外のジュニア養成所「IMGアカデミー」に留学した経験があり、トッププロとなる選手は若い頃から高い意識を持っていることがわかります。錦織圭選手のようなトッププロの活躍のおかげでテニス界に注目が集まり、最近は「テニスコース」を持つ専門学校も増えてきています。

プロのテニス選手を目指す人にとって好ましい環境が整いつつあり、いろんな選択肢の中からテニス選手を目指せるようになってきています。国内の大会で活躍し、世界ランキングを上げていくことができれば、国際大会への出場も見えてきます。

プロテニス選手の資格はある?

プロのテニス選手になるには、JOP(日本オフィシャルポイント)を獲得できる大会に出場し、ある程度の実績を残してテニス協会に申請する必要があります。

日本テニス協会の登録基準によると、プロテニス選手にあたる「トーナメント・プロフェッショナル」になるためには、シングルスJTAランキングが100位以上、ダブルスJTAランキングが50位以上で申請することで、トーナメント・プロフェッショナルとして登録することができます。

世界のプロテニス選手の人口は?

世界中でプロのテニス選手の人口はどれくらいなのか?正式な数字は公表されていませんが、だいたい3,500人から4,000人のプロテニス選手がいるといわれています。その中でもテニスだけで食べていくことができるのは、世界ランキング100位以上の人たちだけで、100位前後でもやっと食べていくことができるレベルだそうです。

プロのテニス選手として自立するためには、国内で実績を出すことはもちろん、大きな国際大会でも良い成績を残していかなければなりません。試合に出場し続ける体力も必要ですが、最低でも年間1,000万円以上を稼がなければプロとして生活していくことは難しいでしょう。

資金面でのバックアップも必要

プロのテニス選手として自立し、国際大会出場のために世界中を遠征するには、多くの大会で賞金を稼がなければいけません。この費用面の心配を少なくしてくれるのがバックアップしてくれるスポンサーの獲得です。

簡単にスポンサーを見つけることはできませんが、多くのプロ選手はスポンサーと契約しています。海外遠征などの費用を負担してくれるスポンサーの獲得は簡単ではありませんが、スポンサー契約することではじめてプロのスタートラインに立てたということができるでしょう。

テニス選手に向いている人、適正がある人

プロのテニス選手として生活していくためには、大きな大会で試合に勝ち、良い成績を残さなければいけません。そのためには努力を惜しまず練習することが必要で、常に向上心を持って努力し続けていくことが求められます。

また、国際大会のような大きな試合で勝つためには、高い身体能力も必要となります。相手の高速サーブや意表を突くドロップショットに対応し、コート内を激しく動き回りながらも、試合を続けていくことができる体力が必要で、高い身体能力に加えて努力を惜しまない人は、プロテニス選手に向いているといえるでしょう。

身体能力が高くない人はテニス選手になれない?

プロになるためには高い身体能力が必要ですが、身体能力が高くなければプロテニス選手になれないわけではありません。テニスに必要な身体能力には瞬発力や平衡感覚、柔軟性やリズム感などさまざまな要素があります。それらの要素をバランスよく高めていくことが身体能力を高めることにつながります。

柔軟性や持久力などは、日々努力していくことで誰でも高めていくことが可能です。持久力を高めるためにはインターバルトレーニング、柔軟性を高めるには起床時や運動直後、風呂上がりや就寝前にストレッチを行なう努力を続けることで、筋肉を柔らかくして関節の可動域を広げることができます。

身体能力が低い人はテニス選手に向かないというわけではなく、テニスをするための身体能力を高める努力ができる人は、テニス選手に向いているということができるでしょう。

精神的な強さも必要

試合で絶体絶命の窮地に追い込まれた場合、すぐに諦めてしまうような精神力では試合に勝ち続けることはできません。ときにはスランプに陥ることもありますが、そのようなときでも自分の力を信じ、地道な努力を続けていくことがテニス選手には求められます。

試合中どんなに追い込まれても試合を投げ出さず、逆転を信じて試合を続ける強い精神力が必要です。そのような強い精神力があるからこそ、観客を魅了するような見事な逆転劇を演じることができるのです。

プレッシャーに負けない気持ちの強さも必要

テニスの試合ではミスはつきもので、世界一のテニス選手でもミスをしないということはありません。試合中にミスをしたときに、どう気持ちを切り替えるかもテニス選手にとっては重要です。

プロのテニス選手となれば、テニスで生活できるだけの収入を得なければなりません。試合に勝つこと、周りからの期待などさまざまなプレッシャーに押しつぶされず、逆にポジティブに考え、プレッシャーを楽しめるくらいの気持ちの強さがある人はテニス選手に向いているといえるでしょう。

テニス選手になるための学校

世界で通用するテニス選手になる学校として、「盛田正明テニスファンド」という財団法人があります。盛田正明さんは、ソニーの創業者である盛田明夫さんの実弟で、世界に通用するテニス選手を育てる目的で資材を投じて設立しました。

盛田正明テニスファンドに錦織圭選手が通っていたことは有名で、世界に通用する選手を育て輩出するという目的を見事に達成しています。盛田正明テニスファンドに入るには厳しい条件をクリアしなければなりませんが、その条件や留学制度などについて紹介していきます。

盛田正明テニスファンドの応募条件

盛田正明テニスファンドでは、テニスを学ぶのではなく、奨学選手となって留学することを目的としています。ジュニア選手を対象に公募を行なっていますが、公募で合格すれば誰でもアメリカにテニス留学することができます。

公募条件は厳しく、全国選抜ジュニア大会か全日本ジュニア大会(12歳以下)でベスト4以上、14歳以下の全日本ジュニア大会でベスト4以上、海外の場合はその国最高位の大会でベスト4以上の成績を収める必要があります。

留学するための奨学制度について

公募条件を満たした選手は書類選考を経て、フロリダIMGアカデミーのヘッドコーチが審査する第二次選考会へ進みます。ヘッドコーチに認められれば、IMGアカデミーで2週間の第三次選考会を受けることになります。

第三次選考会に合格後、家族も含めた三者面談を行い、家族の元を離れてテニスに励む覚悟があると認められれば、晴れて奨学選手となることができます。

奨学選手となっても安心はできない

奨学選手となっても安心することはできません。奨学選手は毎年契約更新をする必要があり、達成すべき厳しい目標が課されます。課された目標を翌年5月までにクリアすることができなければ帰国を余儀なくされるのです。

この厳しい目標を5年間クリアし続け、プロテニス選手となったのが錦織圭選手と西岡良仁選手だそうですが、世界で通用するような選手になるためには、とても厳しい条件をクリアしなければいけないことがわかります。

ファンドからの奨学金は手厚い

盛田正明テニスファンドからの奨学金は滞在先の施設や学校など、それぞれの部門に対して支払われ、本人への金銭授受は一切ありません。ですが、選手はIMGアカデミーと日本を往復する航空券、IMGアカデミーの滞在費用や遠征費用、学校へ通う場合はその学費まで負担してくれ、個人であれば1,000万円以上はかかる金銭的負担を負うことがないのです。

選手本人への金銭授受は認められていませんが、ウェアやラケットなどをスポンサーから受け取ることは禁止されていません。もし、金銭授受があれば奨学選手は中止となりますが、テニスに没頭できる最高の環境を用意してもらうことを考えれば、当たり前の約束ということができるでしょう。

テニス選手になるには?まとめ

常に進歩し続ける必要がある

テニス選手として生活していくためには、多くの障壁や困難を乗り越えていかなければなりません。賞金だけで生活していける選手はごく僅かで、賞金を獲得するために世界中を飛び回るので、生活費以外に多額の費用も必要になります。

スポンサー獲得で資金面の負担を少なくすることもできますが、何より大切なのは実績を残し続けることです。そのためには、常に上を目指して進歩し続けていくことが必要といえるでしょう。

テニス選手の参考情報

平均年収300万円〜4000万円
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